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▼ペルさん:
>笑える場面も多く、堅苦しくなかったので、気軽に見ることができた。
「ぼくはうみがみたくなりました」は自閉症の啓発目的だけではなく、「映画」として面白い作品に仕上がっていますね。
参考までに、この映画の監督と主演俳優の対談で、このように話されています。(以下サイトから引用)
http://www.holic-mag.com/HH.php?itemid=1585
≪…こういう有志の想いのつまった作品は、その期待に応えようとするあまり内輪話で終わってしまうケースある。さらに言うと、シビアな題材ですから、 学校で上映されるような教育映画になりがちで。結局、当事者の心にしか届かないことになってしまうケースが多々あります。ただ、この作品に関しては、当事 者の皆さんの思いを汲みながらも、一般の人の心にもしっかりと届く、外に開かれた映画になったと思います。
福田(監督):そこのバランスをどうするかはひじょうに難しいことでした。山下さんや自閉症を家族に抱えた人ら、いわばの身内の想いにはもちろん応えたいし、自閉症に対して社会が理解を深める作品になるようにする点はないがしろにできない。でも、一方でこの映画の発するメッセージを本当に受け取ってほしいのはそれ以外の人で。それを伝えるためには一般の人に興味を持ってもらえる内容でなくてはならない。で、最終的に、とにかく劇場の大きなスクリーンで見せる、しっかりとした"映画"を作ろうということに僕は行き着きました。
伊藤(主演):実は僕も脚本をいただくまでは、ある意味、守備範囲の限られたというか、限られた人にしか向けられていないというか。まさに小学校の体育館で上映されるような、教育映画を想像していたんですね。でも、脚本をいただいて、監督と実際にお会いして、"これは違う"と。普段、映画館で見るような映画になるんだと思いました。その瞬間、出演者なんですけど"いったいどんな映画になるんだろう?"とワクワクしましたね。≫
>また見てみたいが、DVD化はまだだろうか。
自主製作映画なので、もしかするとDVD化はないかもしれないです。
興行成績が良ければDVD化されるかもしれませんが…。
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