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▼ようこさん:
>面接のときに言いましたか?
>自閉症だと言ったほうがわかりやすいんでしょうか?年配の人には自閉症と言ったほうがいいと思うんですが。
>職場のすべての人にも言っていますか?
私個人の意見からすると 面接の時には「自閉症」や「アスペルガー」や「発達障害」という名称は使わない方がよいと思います
実を言えば 私自身も 3ヶ月前までは「自閉症」=「自分の家にひきこもったり・登校拒否を起こす人」と思っていましたし 知り合いに聞いてみたら全員そう思っていたそうです
実際 ほとんどの心理学や精神科医の本を読むと「自閉傾向がある」=「他人とコミュニケーションをとる意欲が減少した状態」という意味で使われています
統合失調症(旧名称:精神分裂症)の重症状態の症状の一つに他人とコミュニケーションをとる意欲が減少した状態を「自閉」と言うので そのあたりと混じっているのだと思います
自閉症スペクトラム(アスペルガー・自閉症含む)の方は 他人とまったくコミュニケーションをとろうとしない孤立型〜積極奇異型までさまざまなタイプがいるのですが
60年ほど前 レオ・カナー先生が「3才以下で統合失調症(旧名称:精神分裂症)を発症して自閉状態におちいている子供達に関する報告」を発表した時は「幼児(小児)分裂症」という名称だったものが 統合失調症とは無関係だとわかってから 自閉症という名称だけが残ってしまって 今にいたるようです
私が今通っている心療内科の医者も孤立型の自閉症児しか実際に会ったことはないようです
なので 医者相手にすら私は
「先天的な脳の機能障害で生じる自閉症」
「統合失調症の重症状態に起きる自閉状態」
「後天的な環境によって起きる自閉状態」
と言い分けるようにしています
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