|
▼ss.さん:
> 基本的な事を避ける理由は、目の前の事(基本的な事)に固執してしまって、
>何をやっているのか見失ってしまう事が嫌だったからです。
>一つに集中すると、それだけになってしまう為、基本的な事を避けるとは、
>「葉」ではなく「木」を見ようとする事をしようとしていました。
ASの特性でいきなり「木」を見ようとしても無理です。
多分失敗します。まあ、盆栽ぐらいなら可能かも知れませんが。
「葉」をある程度集めて「枝」レベルにまとめて
「枝」が最小構成部品と思って、「木」を把握するようにしないと無理です。
経理の仕事は、私は判らないのですが、
私の生業のプログラムでは、規模が大きい場合には、定形の方も同じ手法をとります。
(まあ、「木」「枝」「葉」程度の数ではなく、もっと多い階層になりますが)
> でも、「葉」も「木」も見なければならない。それならば、ゴールを決めて、
>それを指標にそれぞれの段階での「きちんとやる具合」を決め(トップダウン)れば
>良いと思いましたが、ゴールを決める為の、
>「周りの人の言っている事を理解する事」が出来ませんでした。
「経理の仕事」と言うキーワードで検索でしてみると、
会社によって、仕事内容は千差万別で
帳簿の知識は有って当然だが、実務には役立たない事が多い
お金に関する事全般って感じですね。
ASの場合、プライオリティーが付けられない
「葉」の仕事も、上司からの指示も、雑用も 同じプライオリティーになりがち
私もプライオリティー付けが出来ないので、ジャンルが違う仕事は
行う時期を分けてする方法にしていました。
(まだ、エンジニアの方が、自分でコントロール出来る部分がある)
経理の場合は、外からの要求に従って動く場合が多いと思うので、
時間分割は難しいそうですね
>その理由は、
>不勉強だった
>完全に把握しようとしている事が間違いだった
完全把握していたなら、経理部長かCEOですよ。
まして、勤務先毎に違う部分も出てくる。
>自己主張する勇気が無かった(やる気、責任感が無かった、本気でなかった)
>と思います。逃げて、自分でやる気が失せていたので。
ホワイトカラー系の仕事の場合、基本スキルはそれなりに必要ですが
結局、ネゴシエーションの部分が大半を占めていると思います。
ASに取っては辛い環境です。
(まあ、エンジニアでもマネージャークラスになると、ほとんどがそうですが)
いっちゃ何ですが、ゴミ会社だと、基本スキルすら怪しげな方も
首にならずに在籍し続けている所もあります、彼らの特徴はネゴのみに終始している。
(エンジニアから見ると、”狂ってる”としか見えないような事すらあります。)
自分の世界で納得できる結果を達成しても、周囲はそう考えて居ない場合もある
そこで、強硬に自己主張しても、周囲は「何それ?」的な反応しかしない
却って、自分解釈では「手抜きしすぎ」位で、トラブルが起きないで良いこともあります。
> 改めて考えてみましたが、そもそも、みんな同じ認識を持っているわけではない。
>全てを明らかに把握しているわけではない。やり取りされた明らかな情報から、
>各々で自分勝手に作り上げているに過ぎない。だから、人からゴールを読み取ろうとしても、
>その人の都合の良いゴールが出てくる。「ゴールを知る」のではなく、
>自分で作らなければならないと思いました。
共通認識って、幻想ですよ(また、吉本 隆明か)
まして、ローカルルールなんて、外部から来た者には判る訳がないし
定形同士でも、錯誤はあるし
大きく考えると、法人に於いては、ゴールは儲ける事のみです、
自然人と違い、感情は有りません。
まあ、儲けると言っても、収益を増やす、損失を減らすと2通りの考え方がありますが
経理となると、どちらかと言うと守り側で、損失を減らす事になると思います。
> 時間がかかり過ぎて、もういいと言われたり、
>ずっと悩んだ後に聞いたらそれはこうでいいと、あっさり言われたりしたので、周りの判断です。
ASの場合、過集中すると、時間感覚が無くなるので
指示を出した人に、およその締切り時間を聞いて
その、1/4位の時間間隔で、進捗状況を報告すれば、防げたかも知れません。
> 報告や判らない事を聞ける雰囲気を作らなかった事もいけなかったと思いました。
私もそうですよ
質問する時、クレクレ、教えてちゃんと思われないかと不安になります。
けど、案外そう思われない見たいです。
>仲の良いふりや、相手を受け入れている態度を避けてしまう事と、
>自分から人にはたらきかけない事がいけなかったと思います。
> 最初はうまくやろうと元気を出していたけど、
>時間が経つにつれてそうしなくなりました。
>そうしなかった理由は、うそ仲間のような雰囲気を作る事が疲れるという事と、
>わからないことを振られるのが嫌だったからです。
>それから、周りと噛み合わないので、逃げていたからです。
ASの特徴で「断れない」と言うのも有りそうです。
私もそうです。「NO」と言うと、「自分は無能です」と
宣言しているような気になります。
薄っぺらい、仲良しも嫌いですね。
お酒が飲めないですが、一応酒席には参加しますが
「この人達、何がおもしろいんだろ」
「アルコールで脳を破壊して、こいつらマゾか」
「焼き鳥屋のオヤジに愚痴こぼして、業務改善する訳ないだろ」
と思ってしまいます。
> 最初は自分を捨てていました。自分としてはかなり耐えたつもりですが、
>でもうまく行かないので投げ出してしまいました。
捨てているつもりでも、案外捨てられていないですよ。
内心で、理由や意義を考えた時点で自我が残っています。
> 失敗するのが怖い、自分が能力が無いのを認めるのが怖い、
>ばかにされるのが怖いから、積極的なそういう気持ちが無いです。
先に書いた、「NO」と言うと、「自分は無能です」と言う感覚
これが出る時点で、自分を捨てていないです。
> 聞いても、わからないからでした。まずやれと言われました。
訓練の手法で”体に覚えさせる”方法ですが、ASの者にとっては、苦痛でしかない。
定形の人は、訓練中に訓練の意味を考えたりしない、ASは考えてしまう。
定形の方でASの事情を知らない人からみると
「頭でっかち、口ばかりで、アウトプットが出ない奴」と見られ勝ちです。
> 人を受け入れる姿勢が足りないと思いました。
>自分に正直だからと言ってずっと反論していてはいけない(?)と思いました。
>自分で「作る」意識が欠けていると思います。
貴方の場合、十分に分析できてるので可能と思います。
出来れば、模擬体験でもして、ビジュアルイメージが出る位に成ればOKでしょう。
|
|