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私はあいにく持ち合わせていないと思います。
ただいつだったか、ラジオのナイター中継を聴いていたときの話です。
確か1992年で、試合は広島vs.中日、北別府投手の200勝がかかった試合でした。
確か3回の表だったでしょうか、中日が無死1・2塁という局面になったときに、私はラジオの前でボソッとひとりごと「これはゲットスリー(トリプルプレー:三重殺)しかないな。」
そうしたら打席に立ったバッターは内野ゴロでトリプルプレー。(打者がアウトになっただけでなく、一塁走者も二塁走者もみんなアウトになった)
もちろんこのトリプルプレーがあったおかげで、北別府投手は200勝をこの試合で達成することができました。
でも嫌な予感、というのは私でも時にヒットすることがありますね。
高校の修学旅行で室蘭から京都&奈良へ行ったときに、東室蘭から乗った特急列車が11分も遅れていました。しょっぱなから列車が10分以上も遅れる、ということで嫌な予感が漂いました。案の定、青函連絡船を介して乗り継いだブルートレイン「日本海」が、金沢付近で信号機の故障のために51分も遅れ、京都での見学スケジュールが1箇所取りやめになりました。
「119」の他にもう一つ「63」もアンラッキーナンバーだったので、気になって「日本海」の編成をチェックしたところ、案の定「オハネ24_63」というナンバープレートを付けた車がいました。
私は「嫌な予感」が必ずジンクスと関連づいており、ジンクスに関係のない「嫌な予感」はほとんど取り越し苦労です。
だから、明け方の「下弦の月」は見慣れてしまえば「何でオレはこんなつまらないものに神経質になっていたのだろう」と、むしろ呆れるくらいかもしれません。
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