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私は、けっこう引越しを何回も経験しているほうだと思います。
引越しが原因のひとつになっていじめにあったこともあれば、引っ越したことによっていじめがなくなって友達が出来たり。
私の人生において、引越しは大きな意味合いを持ってる気がします。
私は県民性も感じますが もっと小さい範囲の 地区による地域格差みたいなものも感じます。
たとえば小・中学校、学校自体の雰囲気や先生の質みたいなものも関係するのかもしれませんが、それ以外の意味で 学校ごとに生徒の雰囲気が全然違っていますね。
A区域の学校はいじめの少ないオープンな感じ、B区域の学校は学級崩壊状態というのはよくあります。
学校に限ったことかと思えば、住んでいる人に直接話を聞いてみるとやっぱり住民全体の雰囲気?がどうも違うようです。
知り合いのかたの娘さんが、たまたま隣の学区に引っ越してしまったらあまりに学校の雰囲気が悪く、前の学校では元気だったのにいじめにもあって登校拒否になってしまった との話を聞きました。
また、住む都道府県によって人付き合いの仕方に違いがあるのは、私も感じています。
長年すんでいた実家のある県は、かなりオープンな付き合いかたが普通で あまり裏がない感じでした。
また、誰でも誘い合う感じがあり、見ず知らずの初対面でもまず話してみるという雰囲気があったように思います。
友達の友達は みな友達のような。
現在の住居地では、防犯意識の高さからか、知り合い以外とはなるべく接しない という雰囲気があります。
また、表と裏を上手に使い分けなければいけない、人と深いかかわりをなるべくもたず、浅く広く付き合うといった感じを受けます。
「郷に入れば郷に従え」とはいいますが、長年培った対人スキルが使えず、私には新しい対人スキルの構築が難しくて 現在かなり疲れています。
また、ちょっと話がズレますが、地域格差というと医療機関の質の違いにものすごい衝撃を受けています。
私の実家近辺では、医療機関の質があまり良くなく 発達障碍についての対応なんかは正直すごく遅れていると思います。
実家のそばに住む友人の話では、私の実家近辺の乳幼児健診があまりにおそまつで、発達障碍の疑いのある子でも 見つけることが出来ないだろうと言っていました。
それに対し、現在の私の住居地ではきちんと療育施設もあり、乳幼児健診でも詳細にチェックされ、診断を受ける医療機関も選ぶことが出来ます。
一般の医療に関しても同様で、私の母がひどい挫骨神経痛で寝たきりになったことがあり、見かねた私たち夫婦が母を呼び現住居地近くの病院に通わせたところ、驚くほど回復した経験があります。
現在、寝たきりになるほどだった母は、卓球教室で汗を流しています。
医療機関の質の地域格差に関しては、早急に無くす必要性があると思っています。
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