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1.訓練について
Oliviaさんの母の『訓練で聞く力も養成できる』は半分正解で半分不正解です。
どこで知ったのかはわかりませんが、コミュニケーションの『話す』『聞く』の訓練という療育があります。
SST(=ソーシャルスキルトレーニング)も含めて。
ただし、この場合は発達障害に幅広く行われていますが、学習障害の聞くことの困難を持つ当事者の場合、聞く力を養う訓練をしても必ずしも良くなるわけではありませんし、Oliviaさんも苦労されたように聞く力があるのだけれど、日本語も聞き取れないという処理問題があってそのような訓練を受けようとするとかえってストレスの元になります。
訓練というより、まず正確な診断を受けてから発達障害者支援センターで相談しながらどうやっていくかを考えるのをお薦め致します。
2.TEACCHプログラムについて
幼少期から青年期にかけて自閉症またはAS等の発達障害の診断が下りた場合、発達障害者支援センターや専門医の協力、家族の協力を得て生活環境を整え、構造化する方法をとったやり方はアメリカ・ノースカロライナ州にて生まれました。
日本語版のTEACCHプログラムもありますので、一度発達障害者支援センターか日本自閉症協会、個人的なサイト等を見てみては如何ですか?
現在、このプログラムは世界的規模で行われていますので日本でもアメリカでも行われている国でも受けられます。
>>続く
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