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その方を反面教師、ASDの「不適切な発言をする」という特質の反面教師として考えてみました。
TPOをわきまえないという不適切ではなく、内容が不適切という反面教師です。
>発達障害者の障害は発達します(酷くなるという意)・・1.
>訪問販売であんたみたいなおどおどしたまとまりのない話しをする人が来たら激怒して即効追い返すよ。・・2.
>苛められずに生きていくには人の2倍は働きな。・・3.
>子供のころだったらあんたとなんか話そうとも思わなかったかも。・・4.
1.は、タイム - 10/11/16(火) 12:29 さんの書き込みのように誤った認識です。これは、見聞を広める努力で対処できる。
2.、3.、4.をカリナさんが「正論」と評価していますが、
3.は、2倍が労働時間が2倍・16時間ということなら過労死するだけです。そんな生活は出来ません。つまり、彼女は発達障害者に限らず、他人を苛めると言っていると思います。稼ぎ・収入が2倍ということなら、金に頭を下げる態度を変える卑しい人品を顕していると思います。
2.は骨格だけにすると、(訪問販売で)あんたみたいな(おどおどしたまとまりのない話しをする)人が来たら激怒して(即効)追い返すよ。⇒あんたみたいな人には激怒する、追い返すよ。
これは4.とあわせてみると、彼女は子供時代は話もしない。大人になった今は、話はするが、直に追い返す、排除するという態度を表しているだと思います。
2.、3.、4.は「論」ではなく、彼女の態度、対人姿勢・・排除の姿勢を表していると思います。これは、もっと柔らかいものの言い方をされても、不快だと思います。
SST、ソーシャル・スキル・トレーニングの中で、基本中の基本とされる「聴くスキル」や「主張性・アサーションのスキル」の観点で評価すると受容的構えがなく、相手に社会的報酬を与えず相手の権利の尊重がなく、攻撃的反応だと思います。
相手は自分とは異なる独自の思考、感情、行動傾向を持つ独自の存在と認めたうえで、「とにかく最後まで話しを聴こう」という受容的構えは、時間的圧力をかけないといった点に表れます。「おどおどしたまとまりのない話しをする人には激怒」という彼女には、受容的構えがないといえます。話もしなかった、聞く事もしなかった子供時代、大人になって聴けなくても聞く事が出来るようになったのでしょう。
「存在の肯定」「尊敬」「注目」といった社会的報酬や相手の権利を尊重する姿勢が無いことは、3.の発言で表れています。
1.の発言は、現状の科学、医学的には正しくないとされることは、発達障害を扱った仕事をしているのだから、十分承知しているとおもいます。現状の科学、医学的には発達障害は、その脳の機能異常は治らないとされていますが、それを承知の上でそれだからこそ「◎◎をすれば、飲めば治る」といって偽りの希望を与えて商売なさっている方々がいる。科学的にどうであれ、正しいのは自分であり、それを相手に押し付ける攻撃をしているのだと思います。
このように、彼女は、定型であれ発達障害であれソーシャル・スキルが低いと、カリナさんが体験なされた不快さを相手に与え、「出来る限り近づかない方が無難」といった反応を引き出し、孤立することになることを示していると思います。
ソーシャル・スキルは、トレーニングを受けたり、それを念頭に置いて日々行動し自己評価していくことで向上できます。ボチボチやっていましょう。
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