アスペルガーの館の掲示板

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[#36081] ぱったり途絶えた興味。 ウォルフル 11/1/10(月) 3:06 [未読]

[#36098] Re:ぱったり途絶えた興味。 ウォルフル 11/1/11(火) 15:22 [未読]
[#36101] Re:ぱったり途絶えた興味。 タビー 11/1/11(火) 17:53 [未読]
[#36110] [投稿者削除] [未読]
[#36119] Re:ぱったり途絶えた興味。 ウォルフル 11/1/14(金) 17:33 [未読]

[#36098] Re:ぱったり途絶えた興味。
 ウォルフル  - 11/1/11(火) 15:22 -

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   ダビーさんこんにちは。
>あるある!ありますよ!
>しかも私もウォルフルさんと同じく絵を描くことです。
>ぱったり描かなくなるまでは、「私は絵を描くことが好きだし、このままずっと描いていくんだろうなぁ」と思っていたし、画材屋さんなんかにも足しげく通っていたんですけどねぇ…。今はもうぜんぜんです。
>あの頃の情熱はいったいどこへ?みたいな。
>で、代わりに縫い物とか突発的にやっているんですけど、絵を描いていた頃のような「継続してやっていくぞー!」的な気持ちにはならないですねぇ。
>今はただ純粋に気分的なもので描きたくないだけで、そのうちまた描きたくなるのかは、自分でもまったくわかりません。

タビーさんも絵を描かれるんですね、どんな絵です?私は雲だとか夕日だとか空だとか、夕日に染め上げられたススキの野ッ原だとか、とにかく四角だとか三角だとか直線だとかいった形や輪郭線が現れてこない題材を好んで描いていました。あまり形としてはっきり表れる物理的な質感は好きじゃなくて、変化する色だとか色彩のグラデーションだとかいった、絵筆の筆触感や色彩の濃淡でもって空間の広がりだとか、空気の重みだとか軽さだとか、そういった移り行く自然現象そのものを紙の上に塗り重ねていくのが好きだったのです。ただ、私は非常に完成度の高い絵しか描けませんでしたね。予め主題や構成も練らずに即興的に行動に移すという作業が出来ないので、先に大量のスケッチや創作などの足がかりを切欠に、そこから完全なイメージを脳裏に膨らませ、そこからやっと製作にとりかかるのです。このため、作品の完成まで物凄く時間がかかります。学生時代なんかも、作品の提出の期限になってもまだ下書きの段階だったり、創作やアイディアを纏めた草案からなる紙の大量の束だったりするため、仮にそれらを提出しても通知簿の評価欄は3がやっとでした。それでも私は中途半端に作品を仕上げる事が堪えられないため、返却されても大抵持って帰って家で仕上げてました。そして仕上げたからには先生にみせるというのが教わる側の生徒たる私の務めなので、二三学期後だったり、学年が繰り上がったりしてから改めて先生に個人的に見せにいったのです。御蔭で先生が芸大で学んだことや芸術論、芸術に関する世界的動向なども含めて色々と絵について話し合う機会が持てて、普通に学校のカリキュラムを規則正しく辿った人よりも私は絵について早くから何倍も深く知る経験が出来ました。やっぱり、芸術にしても学問にしても独学だけでは得られないものが、しっかりと学を積んで来た人間から手ほどきを受ける事で得られるという事が往々にしてあるものです。まあ、このスレッドはそんな私がなぜ今は絵に無関心になってしまったのかって話ですが、タビーさんにもきっと私と同じ様に、絵に対する拘りだとか特殊な経験とかいったものがあると思います。こういした拘りだとか経験っていうのもやっぱり、ASの興味の特異な抱き方のなせる業だとしたら、自分がASである事への感じ方や理解の仕方もまた違ってくるのかもしれません。

[#36101] Re:ぱったり途絶えた興味。
 タビー  - 11/1/11(火) 17:53 -

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   >タビーさんも絵を描かれるんですね、どんな絵です?

植物や動物を描くことが好きでした。
葉の葉脈一本一本や、毛の一本一本を、ちまちま ちまちまめんそう筆で描いていくのが好きでしたねぇ。
逆にウォフルさんの描かれるようなふんわり感のある絵が描けなくて…私は今描いていないし、描かなくなってしまっているので、永遠の憧れというか。
アスペゆえなのか?想像力に乏しいってわけじゃないんでしょうが、絵を描く者にとってのたぶん大切な部分である『なにか』が大きく欠けてしまっているので、描く絵、描く絵がちんまりした、変にまとまってしまっているような、写真まではいかないにしても図鑑に出てくるような、精密画になってしまって。
「こんなに細かく描けるなんてすごいー」て誉められることはあるけれど、なんか違うぞ って自分では思っていて。なんかつまらない絵になっちゃうんですよねぇ。

ウォフルさんの仰ることすっごくわかります。読みながら「うんうん!そうそう!」て、頷きながら読んでいます。
私は『絵描きの神降臨』じゃないけど、想像力乏しいくせにパーッ!と上から何かが降りてきたときに、ガガーッ!と過集中して短時間に一気に描いてしまうタチなので、時間をたっぷりかけて描かれるウォフルさんとは、そういった部分での違いはあれど、それでもウォフルさんの仰ることわかります。
絵に対するこだわりだとかも「あぁ、そうよねぇ」って。妥協は大嫌いです(見るからに妥協しているのがわかる作品を提出している他人に怒りさえ感じていました(^^;)。

*なんか少々ズレたレスになってしまいました。すみません。

[#36110] [投稿者削除]
   - -

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   この書き込みは投稿者によって削除されました。(11/9/16(金) 13:28)

[#36119] Re:ぱったり途絶えた興味。
 ウォルフル  - 11/1/14(金) 17:33 -

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   kororoさんこんにちわ。

>横で失礼します。

>実は私も一時絵やってたんです。
>私は対象物を観察して描く時は何も見ないで描くんです。
>そうすると印象深いところがデフォルメされてそれっぽく見えるので気に入ってやってました。
>一気に描くので速いです。
>その頃は絵は言語の一部って感じでした。

私は人と言葉を取り交わす事にあまり関心がない代わりに、ずっと小さい頃から絵ばかり描いていました。ですので私の第一母国語は色や形であって、言語概念が母国語として私の思考の要素になったのはずっと後になってからなのです。今でも私の描いた作品達は私のその時々の「言葉」であって、その言葉は私が今扱っている言語よりもずっと深く私そのものを表しています。

>グループで絵を描く授業があったんですが、そっちは最悪で、私はもう頭の中に絵ができてるのに、他の子のビジョンのない意見(と私には思えた)を取り入れなくてはならなくて、最後はもう怒ってました。

私もデイケアに通っていた頃、他者との協調性を育もう!というスタッフの企画立案の許に、さっそく白紙の上に目鼻口、胴に手足に尻尾に黒斑と、デイケアのメンバーが順々にパンダの体のパーツを1人1つづつ描きこんでパンダの絵を完成させていく課題をやったのですが、最終番手である私に絵が回って来た時には、どうみてもパンダの絵には見えない代物でした。しかし、どうにかシルエットとしては痩せたパンダに見えたので、そこで私はパンダに少しふっくら肉付けして、後から鉛筆で他の余計な線描を上から真っ黒に塗りつぶし、パンダの完全なる影絵を完成させたのです。すると、一斉に周囲から非難の声が上がりました。今思えば私はその場で自分のやった事を冷静に説明し、その上で他人の意見を仰ぐべきだったのでしょうけど、私はその場で癇癪を起こして仕舞い、そのまま家に帰って仕舞いました。まったく絵なんてものは一人芸であって、多数でやるものじゃないと思います。

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