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うちの子はアスペといわれていますが、それを指摘されたのは
中学生になってからです。
つまり、程度が軽いのでそれまで気づかなかった。
ということは、里親になって何年もしてから気づく場合も
あるかもしれないということです。
でも、軽くてもつらいのは確かだし。
軽いからこそ、誰にもわかってもらえない悲しい思いもあると。
そして、子育てはとても楽しい、幸せなことである反面、
実の子であってもとても難しく、おなかに戻すことも
道端に捨てることも出ない、ほんとうに大変なことでもあります。
実の子であってもそうです。
養子だったとき、その子を憎んだり、自分を責めたりしてしまうことは
かなりの方が経験されていることと思います。
よくよくの覚悟を決めないと、簡単にできることではないと思います。
奥さんの負担を考えたら、軽々しく言えることではないと思います。
ただ、つらい思いをしても、苦労をしても、そこからなにか得られた、
自分が成長させられた、という思いを抱くことはできます。
それは、実子であろうと、養子であろうと、同じだと感じます。
子どもがいる暮らしの充実感というか、幸福感はとても暖かいです。
どちらにしても、子どもを持つことをあきらめないで、
ご夫婦でよくよく相談されることをお勧めします。
また、世の中にはたくさんの障害があり、発達障害でなくても
誰でも、いつでも、なんらかの障碍者になる可能性はある。
そのことは忘れないでいたいと思います。
ある意味、誰でも長生きしたらある種の障碍者になります。
それでも、その人生を否定されるものではないと思います。
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