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▼乃絵さん:
>うつで休職をしていた際に上司から会社契約のカウンセリング機関の受診を勧められていたのですが、わたしは自分の悩みを他人に話してすっきりするタイプでなく「何でこんなことを人に話してしまったんだろう」とか「こんなこと人に相談しても意味はない、他の人だったら自分で解決できる問題だ」ということを後からクヨクヨと考えてしまい逆効果になってしまいます。
>それと考え方を変えるのが下手なのでいくらカウンセラーが熱心にアドバイスをしてくれても「そうアドバイスするのがセオリーなんでしょ」と余計に心を閉ざしてしまいます。
>どうやら自分にとって直感的に納得できるものでないと受け入れられないようです。
カウンセリングというのは、あくまで『話を聴いてもらうことで、自分の心のもつれを解きほぐす』ことであって、聴いてもらっている人から見返りを何か得ようとするものではないのだと思います。
大学在学中に、うつを発症した僕は、学内の保健管理センターに来ていた保健師さんに、週一カウンセリングをしてもらっていました。
話したことは、世間話半分悩み事半分という感じでしたが、自分の意見をうまく言えず、それを父や先輩に咎められまた人と話す自信をなくしていくという悪循環に陥ってしまっていた僕は、回を重ねていくうちに、次第に自分の意見をはっきり表へと出して大丈夫なんだという安心感をもち、対話という人間らしい営みに参加していけるようになりました。
今では…通っている福祉作業所の仲間・ピアカウンセリングサークルで、吐露される悩みの聴き手役をこなしています。
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