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Cyperus-Aさんおはよう。
いじめにあった子がまたいじめっ子の所に戻ったり、DVで悩んでいた女性がまたDV男のもとへ戻ったりする事がよく聞かれますが、レミングもこれと同じだと思います。
脳神経回路は電流が流れるほど太く強化されますが、一度強化されると、その電流の流れが引き起こされた時と同じ状況を人は無意識に辿り易いのだと思います。(レミングの場合は脳神経回路というより何か遺伝的な要員が絡んでいると思われます)ですから、一度脳に誤った神経回路を作って仕舞うと、その回路を無意識のうちに履修し、さらに神経回路を強化させるという悪循環に陥ります。不幸な環境で育った人は、その原体験をもとに、また不幸な人生の道を選択してしまい勝ちだし、幸福な環境で育った人は、その原体験をもとに、過去の生活のあり方や生活への態度を現在の生活の中でも再び履修し、結局その事が過去の生活の再現となって現在の中に生きてくるのだと思います。
『あれっ!大きな水たまりだ…渡り切らなきゃ!』という無謀にも先急ぐ若者にも、何か彼等をそうさせている過去の共通の原体験や、あるいは社会が彼等に植え付けた常識という名の刷り込みや洗脳がある様に思います。
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