|
きものひめさんこんにちは。
これはあくまで私見なのですが、きものひめさんのいう震災問題(震災に対する人々の無関心な態度)と政治問題(人々の政治に対する無関心な態度)は同じ事柄だと思われます。
今の日本の政治は物凄い行き詰っていて沢山問題をかかえているのですが、海外だと普通、「政治家は何をやってるんだ!政治家にゃ任せておけん。ここは自分達が立ち上がらなければ!」と考えて、政治に何か問題が起こる度に市民がデモ活動をしたり市民集会を行ったりして積極的に自力救済を行うとするのですが、日本は違いますよね。日本人は政治に何か問題が起こると自分達が何かしようと立ち上げるのではなく、むしろ「あー駄目だ駄目だ、もう日本の政治家は駄目だ」と、政治問題を気にかけつつもどんどん気持ちが萎縮してますます政治参加の場から遠ざかっていく消極性の中で無限に自己を他から隔離し様とします。
日本人は何か「問題」が発生しているからそれを解決しようと立ち上げるのではなく、「問題」にすぐ圧倒されて身動きがとれなくというメンタリティーの根本的な問題をかかえているのだと思います。今回の震災問題についても同じではないでしょうか?動物の中には天敵が現れると果敢にも立ち向かってゆく種がいますが、日本人はこれとは逆に、天敵が現われるとただ不安がってばかりでいて何もしない動物(せいぜいの処死んだ"フリ"をして天敵をやり過ごすか穴の中に我先にと一目散に引っ込む臆病な動物)の種にも似て、非常に臆病で消極的でそれゆえ意思が弱く自分勝手(自己保身を優先する)民族の様に他の国の人から見られているのだと思います。
ですが、日本人のこうした臆病な特徴は、ある程度遺伝的な背景があって、日本人の97%ものの人が「不安」を強く感じ易い遺伝子的素質をもっている事が生物学的にも分かっています。他にも文化的な背景など色々考えられますが、多分この遺伝的原因が一番の原因なのではないでしょうか?
(他にも、いじめっ子に向かって「そんなツマラナイ事はやめろ」というだけの勇気がなかったり、いじめられっ子を助けると今度は自分がいじめられるかもしれないと怖れて結局いじめの傍観者になったり。だから日本社会ではいじめが野放しにされるのだし、学校の教員も教員で、いじめが発覚するのを怖れて(世間からのバッシングを怖れて)いじめの事実をわざわざ隠蔽するのだし。こういった諸問題も結局は日本人の臆病に起因してくるのだと思います)
|
|