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▼kororoさん:
>図と地の問題は常に会話の中に存在するということですね。
>そしてそれを「図」と「地」に分けながら読み取るということですね。
>となるとやはり文章の方が楽ですか?
>知人のお子さんに似ているのでちょっと気になって。
>横になりすみません。
会話よりも文章の方がはるかに楽です。それは文章の方が言葉による伝達の比率が高いからだと思います。
仮に文章における言葉の比率を9割としますと、会話においては5割くらいではないでしょうか。後の5割は口調、抑揚、間の置き方などに依存しています。逆に言えば、普通の人は、会話ではそういった非言語的なものに託した言葉の選び方をします。一方、文章ではそういう要素が少ないので、できるだけ言葉だけで通じるように配慮します。
試しに、もしあなたがASでないなら、会話で普通に通じた内容を、そのまま一字一句違えず文章に書いてみてください。そしてそれを文章として読んで、意味が通じるかどうか試してください。非言語的要素に依存した伝達は、そのまま言語だけの空間に移すと意味が通じにくかったり、誤解が生じたりすることが多いと思います。
そしてそういう非言語的要素を読むのが苦手なのがASなのです。
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