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▼カルガモさん:
>はじめまして。
>アスペの小学6年生の息子の拒食症で悩んでいます。
>もともと食が細く、強い食物アレルギーもあってガリガリの体質です。
>今年の2月頃から、お腹が空かないと言い出し、メニューが気になるようになり、
>副作用に体重の増加があり、感情を落ち着かせるためとの事です。
>ネットで調べたら、結構強そうな薬で、他の副作用も気になります。
>最初は薬に頼らずにと思ってましたが、息子の状況が悪化の一途なので、
>アスペの方でリスパダールを服用された方の経験を聞かせていただけたらと思い投稿しました。
>拒食症の原因として思い当たる事二つあります。
>一つは、5年生の時の担任の先生が、給食を残してはいけないという方針で、
>給食の事が学校でのストレスになっていました。
>今は新学期からの給食の事がとても気になるようです。
明白な“未来の目標”を見失うような経験をかなりくぐりぬけて、泥のように疲れてしまって、食べるどころではないのかもしれません。
薬も場合によって必要かもしれないですが、今は“自分は○○は最低限できるから、生きてゆける!”という安心感を持たせることが、彼にとっては大切なことだと思います。
拒食というと、“体型を気にして…”という女性のケースの場合を意識しがちですが、男性でも“自分の進んでいく方向性が見つからない”“このままの自分でよいのだろうか?”という悩みが頭の中で渦巻くときには、案外食の量が少なくなってしまいます。
それから…『食べない=人間として×』『食事中の姿勢・マナーがなっていない=恥ずべきこと』etc .という束縛をかけすぎると、大人の入り口に立っている彼らは、自尊心を強く傷つけられてしまいます。僕の場合は、こっちの線が濃かったです。
どんな丸薬よりも良く効く薬は、“隠された才能に”周りの人が気づいて、それを心から褒めてあげることだと思います。よい行いを彼がしたら“よくやっているね”“いつも○○をちゃんとしてくれて、ありがとう!”という、“ねぎらい”の言葉をかけてやってください。
治るには結構時間がかかるかもしれません。何よりもお母さんであるカルガモさんが、愛息君のことを心配しすぎて、ボロボロにならないように気をつけてください。ゆとりを持って、何か好きなことをしてストレスを吐き出すように、心がけて下さい。
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