|
tamaさん、こんにちは。
Jamisと申します。アスペルガー当事者で、34歳の男です。
tamaさんも、御苦労なさっていらっしゃいますね。
ご家族だからこそ、一緒にいる時間が長く(一人暮らしもされたようですが)些細な意思疎通や、家族への気遣い、愛情の不足を感じますと一気に不信感を募らせたりしてしまいますね。
アスペルガーが遺伝するかどうかは賛否両論のようですし、私もそれには敢えて結論を持っていません(はっきりしない方が幸せな場合もあると思うからです)。
次に私の両親ですが、父親は定型発達(アスペルガーでは無い)ですが、幼少期〜高校まで私への虐待や幽閉がひどく、半端ない浮気癖(職場の同僚女性を妊娠させて自殺に追い込んだり、常に愛人が絶えなかったり、家族に愛情がなかったり...)があります(現在進行形です。今は遠方で新しい愛人と同居しているようです)。
口癖は「学校へ行っても絶対に友達を作るな!」「世の中の人間はJamisとパパ以外は全員バカだからな!学校でも誰とも口を利くな!」
と毎日のように言われたものです。そしてそれを私は忠実に実行しました。
...そんな風に育ってますので、私のアスペルガーは後天性か?と時々思ってしまいます(笑)。
母親は、私は偉大な強い人間だと思える人ですが、アスペルガーの診断を頂いており、あとから「なるほど確かに」とうなずける行動は多いです。
それゆえ私とぶつかることもしばしばあります。大抵は私が折れますが(笑)。
それでもどうしても納得のゆかぬ対応を受けたりすると、時間がたってから話し合いをして解決へ向かう事もあります。
ちなみに、私も母親に父親の事を「自分も大人だし、離婚していいよ」と伝えると、「金の為につないでおく」との事でした。
また、「自分から離婚を切り出すと、慰謝料をもらうのが難しい」との事です。これは他でも聞いた事がありますが、事実はよく解りません...
そんな家庭環境ではありますが、まず私自身の存在がある事は両親の存在があってこそですので、そう言った意味では父親にも感謝しております。
また私は病弱で、0歳のころから心臓病、脳の病気など多くの手術をやっており、父親からの輸血、髄液の移植なども受けており、私は何度か仮死状態を経験しているようで、その時の両親の不安な気持ちを思えば感謝しきれない気持ちも確かにあります。
でも、どんな方でも最終的に御両親に対して感謝の気持ちを持てるかどうかは、過去はどうあれご自身が今現在の人生を充実させ、幸せを感じているかに大きく影響される気もいたします。
tamaさんも、いま現在御両親に対して感謝の気持ちが出ないのであれば、それでOKだと思います。お話を拝読しますと、無理もありません。
だから、まずは御両親(お父様)を”許す”事からスタートを切られてもいいかなと思いました。
御両親を感謝する事は、御両親に対する気持ちそのものである事はもちろん、ご自身の生活や気持ちの”ゆとり”の表れでもある思います。
それでは、tamaさんが平穏な生活を送られる事をお祈りします。
|
|