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[#39439] [投稿者削除] [未読]

[#39612] Re:自分の趣味と生き方についての相談 ぎんゆき 12/11/10(土) 17:35 [未読]
[#39631] Re:自分の趣味と生き方についての相談 Саша 12/11/10(土) 22:45 [未読]
[#39650] Re:自分の趣味と生き方についての相談 ぎんゆき 12/11/11(日) 21:38 [未読]
[#39675] Re:自分の趣味と生き方についての相談 Саша 12/11/12(月) 16:19 [未読]
[#39688] Re:自分の趣味と生き方についての相談 ぎんゆき 12/11/13(火) 16:15 [未読]

[#39612] Re:自分の趣味と生き方についての相談
 ぎんゆき メール  - 12/11/10(土) 17:35 -

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   返信ありがとうございます。

なかなか想像力が及びませんが、ご家族が健常だと、優等生ばかりに囲まれている劣等生のような、理不尽な劣等感に悩まれてきたのではないでしょうか。
私の妹は、家族の中でも健常にもっとも近く、友達がたくさんいて要領が良く、人前で固まってしまう私のことを、「お姉ちゃんは勉強はできても、頭が悪い」というようなことを言われたことがあります(;_:)

診断が下るまでは、両親は私のことを「普通だ」と言い続けました。
自分たちを基準にして考えるので、いくら周りが迷惑をこうむっていても、「自分にとってはこれが普通だから」という変に頑固なところがあって、両親のフォローに否応なく奔走していた私のことを、「普通」だと信じて疑わなかったんですね。
仕事を首になったりいじめられたりで悩んでいた時でも、「なんでもできるよ。秘書なんかもできるんじゃない?」とか言われました(T_T)/~~~
今だったら、「できるわけねえだろ〜」(汚い言葉をお許しください)と心の中で突っ込みができますが…当時、真に受けて突っ走らなくてよかったです。
すでに、けっこう突っ走ってしまってましたが;


>
>だけど診断後はできの悪い親でも子供が喜ぶことはしたいと思うんです。
>気が効かない私は過集中しなきゃ物事をこなせないため
>子供から「僕のお母さんは変」とそろそろ気づくかもしれません。
>
>過集中が途切れると脱力感がいつもあります。
>脱力中に息子が事件や事故にあったら・・
>

>

辛いですよね…もしものことがあったら、と考え出すと、気の休まる暇がありませんよね。普通の人の何倍も気を張り詰め続け、トータルの労力が半端じゃないと、「脱力」しても仕方ありません。
母もしょっちゅう脱力してました。交通事故を起こしたり、一歩間違えば命に係わるけがをして帰ってきたこともありました。
今思うと、不注意・衝動性を抱えた母は母なりに、必死だったのだろうなあ、と思います。
子供だった私は、調子が良い時の母と、脱力している時の母とのギャップに、ひたすら混乱してました。変にテンションが上がっていたり、必要以上に高くなっている母の声を聞くのが苦痛で(これは聴覚過敏のせいもあったようです)、次に来る鬱状態が想起されて、私自身の全身から、力がみるみる抜けていくのです。
大人になり、かなり冷静になった今でも、母に会うたびに条件反射のようにそれが起こります。

>「そんなの我慢できない。子供は幸せになってくれなきゃ困る」と
>なるのが私の拘りなのでどこかズレてます。
>幸せを感じるのは子供自身の感覚ですよね・・

健常者の感覚ではズレているとしても、発達障害を抱えながら、「拘りである」と自覚したうえでそのように仰っていることは、私にはすごく健全なことのように思えるのです。

あの〜…並べて論じるべきことなのかどうかわからないのですが…

家には、猫がいます。猫って感受性がすごく強い動物で、私が精神的に不安定だったりすると、敏感にそれを察して、病気になってしまったりするんですね。
自分で自分の面倒も見られない自分が、猫を病気にさせないために、必死に働いたり部屋をきれいにしたり、明らかに能力以上のことをやっているんです。
無理のしわ寄せが、どかーんと襲ってくることもありますが、以前より健康になりました。

ASとかADHDって、ともすると他者を自分の世界に巻き込んでしまいがちですよね…
他者との距離の取り方が極端に下手で、
親子関係になると、無意識に「自分の子供」=「自分の所有物」という感覚に陥ってしまいがちなのではないかと…
その点、猫は、私の「丸め込み」を許しません。嫌だと感じると逃げるし、
寝込んでいる時でも、「おなかすいた」とか「トイレが汚い」とかうるさいし(笑)

人間を一人育てるなんて、私には荷が重すぎて、どれだけ大変なことなのか、想像がつきません。
でも、本当に守りたいものがあると、発達障害を抱えていても、過集中を最大限利用して、なんとかできるのではないかと、感じることがあるのです。
「何が何でも守って見せる」と死にもの狂いになれるのが、発達障害の強みなのではないかと…

息子さんが、「僕のお母さんは変」と気付いたとしても、それはそれで幸せなことではないでしょうか。親を客観的に見ることができる能力というのは、どんな子供にも与えられるものではないですから…(自分の経験から、そう考えています)


>子供がそう思ってくれなきゃ私の幸せは完成しない気がしています。
>こればかりは個人の努力と別のことなので

サーシャさん(パソコンに弱いため、カタカナで失礼します;)がそう考えていらっしゃる限り、息子さんは、サーシャさんの努力をしっかり栄養として受け止めてくれると思います。


>・・なので褒められると微妙な気持ちです。

褒めているのではないです。私なんか何も経験がないくせに、勝手なこと言ってるだけです…
見当違いなことを書いていたらごめんなさい。

>ぎんゆきさんのお母さんの気持ちが少し解る気はするんです。
>過集中してるときは普通のお母さんできてると思うけど途切れたら
>一気にダメ親です。(気が効かない,空気読めないから)
>もしかして「好きなのに上手に関われない葛藤」が
>ぎんゆきさんのお母さんにもあったかもしれない気がしました。

多分にあったと思います。母だけでなく父も、私と「上手に関われない葛藤」に悩んでいたんだろうなぁ…と。
今でこそ、両親の葛藤や苦労に目を向けられるようになりましたが、もっと早くそうなっていたら、お互いここまで苦しくなかったろうなぁ…と思うことが多いです。

またまた、長々と書いてしまって失礼しました(>_<)
「なるほど、こういう立場の”子供”もいるのだな」くらいに受け取ってくださると、幸いです。

[#39631] Re:自分の趣味と生き方についての相談
 Саша  - 12/11/10(土) 22:45 -

引用なし
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   ▼ぎんゆきさん:

>なかなか想像力が及びませんが、ご家族が健常だと、優等生ばかりに囲まれている劣等生のような、理不尽な劣等感に悩まれてきたのではないでしょうか。
>私の妹は、家族の中でも健常にもっとも近く、友達がたくさんいて要領が良く、人前で固まってしまう私のことを、「お姉ちゃんは勉強はできても、頭が悪い」というようなことを言われたことがあります(;_:)

そうです,その通りです。顔面は母に似てるのに女性らしいと言われる気遣いができなくて世渡り下手。
家族はみんな人あたりがいいのに私だけ空気が読めない;

健常の弟から「姉ちゃんは世渡り下手だよね。」と言われて
「どうすればいいのか分からないから困ってんだよ〜」と言ったことあります・・


>診断が下るまでは、両親は私のことを「普通だ」と言い続けました。
>自分たちを基準にして考えるので、いくら周りが迷惑をこうむっていても、「自分にとってはこれが普通だから」という変に頑固なところがあって、両親のフォローに否応なく奔走していた私のことを、「普通」だと信じて疑わなかったんですね。
>仕事を首になったりいじめられたりで悩んでいた時でも、「なんでもできるよ。秘書なんかもできるんじゃない?」とか言われました(T_T)/~~~
>今だったら、「できるわけねえだろ〜」(汚い言葉をお許しください)と心の中で突っ込みができますが…当時、真に受けて突っ走らなくてよかったです。
>すでに、けっこう突っ走ってしまってましたが;
>
私の場合は精神異常だと思われてました;
「当たり前のことをできない方がおかしい。あなたは病気なのよ」と。
診断前は精神病扱いで診断後は「触れてはいけない実家の汚点」に見えるようです w
それでもアスペのしぶとさから何年も理解して欲しい要求をしました。
今の親の理解はしぶとい拘りの成果です。

息子は不思議そうな顔して聞きます。
「ママとお祖母ちゃんは仲が悪いの?」って。
私は「お祖母ちゃんなりにママを心配してキツイ言い方をしちゃうんだよ。
大人になるとね〜好きとか言われなくても相手の好きな気持ちが分かることもあるんだからね」と言ってます。


>辛いですよね…もしものことがあったら、と考え出すと、気の休まる暇がありませんよね。普通の人の何倍も気を張り詰め続け、トータルの労力が半端じゃないと、「脱力」しても仕方ありません。
>母もしょっちゅう脱力してました。交通事故を起こしたり、一歩間違えば命に係わるけがをして帰ってきたこともありました。
>今思うと、不注意・衝動性を抱えた母は母なりに、必死だったのだろうなあ、と思います。
>子供だった私は、調子が良い時の母と、脱力している時の母とのギャップに、ひたすら混乱してました。変にテンションが上がっていたり、必要以上に高くなっている母の声を聞くのが苦痛で(これは聴覚過敏のせいもあったようです)、次に来る鬱状態が想起されて、私自身の全身から、力がみるみる抜けていくのです。
>大人になり、かなり冷静になった今でも、母に会うたびに条件反射のようにそれが起こります。


これ当事者以外は気づきづらいことかもしれません。
親は脱力中の私へ「この程度のことはできないと母親じゃない」と言います。
ケンカする気力もないときは「そういう体質なんだから仕方ないじゃん。」と言うと
親子ケンカの宣戦布告になるので「今は育児疲れで頭が回らないからフォローをお願いさせて。」と言ってます。


>健常者の感覚ではズレているとしても、発達障害を抱えながら、「拘りである」と自覚したうえでそのように仰っていることは、私にはすごく健全なことのように思えるのです。

ありがとうございます。健常の感覚は「できて当たり前」なんですよ。
それをしたいと思う私は「要領悪い人」と思われるのが現実です。
たまにアスペな私の育児論を知った先生方が詳細を聞きたがることもありますが・・


>家には、猫がいます。猫って感受性がすごく強い動物で、私が精神的に不安定だったりすると、敏感にそれを察して、病気になってしまったりするんですね。
>自分で自分の面倒も見られない自分が、猫を病気にさせないために、必死に働いたり部屋をきれいにしたり、明らかに能力以上のことをやっているんです。
>無理のしわ寄せが、どかーんと襲ってくることもありますが、以前より健康になりました。

動物へ思いやる気持ちは対人にも活かせますよ。
私は気が効かないため動物を飼うのは不安なんです。
猫大好きだけど,猫は自由が好きなので猫の生育環境を考慮し始めると
日常,できたことが脱力感でできなくなる恐怖があります。
でも能力以上のことをするとストレス以外の感覚も湧きますよね。
猫が嬉しそうに転がってるとがんばって良かったと嬉しくなりませんか?

私がしてることも似たようなものです。
動物と違って人間は自分の意思を伝える生物なので
気に入らないときは気に入らないと告げる違いがあるかもしれません(^_^;)


>ASとかADHDって、ともすると他者を自分の世界に巻き込んでしまいがちですよね…
>他者との距離の取り方が極端に下手で、
>親子関係になると、無意識に「自分の子供」=「自分の所有物」という感覚に陥ってしまいがちなのではないかと…
>その点、猫は、私の「丸め込み」を許しません。嫌だと感じると逃げるし、
>寝込んでいる時でも、「おなかすいた」とか「トイレが汚い」とかうるさいし(笑)

そこは人間の子供と同じです。
赤ちゃんはオムツが汚れた,お腹空いた,と鳴き声でしか表現できないんです。
甘えたいときでも泣くことでしか表現できません。

泣いてる子供の顔を見ると「この世の終わり」かと思わせるような表情をしています。
空気読めなくても「これは放っておけない。なんとかしなきゃ」と思うんですよ。
そこは共通点だと思いますよ。


>人間を一人育てるなんて、私には荷が重すぎて、どれだけ大変なことなのか、想像がつきません。
>でも、本当に守りたいものがあると、発達障害を抱えていても、過集中を最大限利用して、なんとかできるのではないかと、感じることがあるのです。
>「何が何でも守って見せる」と死にもの狂いになれるのが、発達障害の強みなのではないかと…

はい,私が使ってるのはそういう能力です。拘りや過集中は持ってる人が多い機能です。拘りを満足させるための労力を厭う当事者は少ない気がします。
なぜなら自分がしなきゃ気が済まないことだからです。

>
>息子さんが「僕のお母さんは変」と気付いたとしても、それはそれで幸せなことではないでしょうか。親を客観的に見ることができる能力というのは、どんな子供にも与えられるものではないですから…(自分の経験から、そう考えています)
>
そうですね・・客観的な視点を持った息子が私をどう評価するのか
気になるところでもあります。
私は子供が生まれちゃいけなかった,というコンプレックスを持つのが
とても不安です。「自分は要らない人間」という子供の頃に感じたコンプレックスを
息子に味あわせたくないんです。

どうすれば・・?
恥ずかしいけど息子へ海外の習慣みたいな「大好きだよ」を連呼してます;
ネットなら書けるけど「あなたに喜んで貰いたいたいと思ってる」とか。


>サーシャさん(パソコンに弱いため、カタカナで失礼します;)がそう考えていらっしゃる限り、息子さんは、サーシャさんの努力をしっかり栄養として受け止めてくれると思います。
>
だったら嬉しいですね。
女性と男性の感覚は違うので気が効かない母親は
嫌われるんじゃないかと不安になることもあります。


>>もしかして「好きなのに上手に関われない葛藤」が
>>ぎんゆきさんのお母さんにもあったかもしれない気がしました。
>
>多分にあったと思います。母だけでなく父も、私と「上手に関われない葛藤」に悩んでいたんだろうなぁ…と。
>今でこそ、両親の葛藤や苦労に目を向けられるようになりましたが、もっと早くそうなっていたら、お互いここまで苦しくなかったろうなぁ…と思うことが多いです。
>
>またまた、長々と書いてしまって失礼しました(>_<)
>「なるほど、こういう立場の”子供”もいるのだな」くらいに受け取ってくださると、幸いです。

適切な距離感は当事者の私は考えるところが大きんです。
どこからどこまでの距離感なら適切なのか
私は必死で検索しました。

どこまで関われば放任にならず,過干渉にならないのか
その範囲が知りたかったんです。

今でも私は健常が普通,と定める範囲が解りづらいです。
健常が普通と思う範囲は個人差があるので
今も自覚できてないけど犯罪や事件,事故にならない範囲はマシです。

過集中が途切れようと帰宅時間は常に気をつけなきゃいけない。
偏食や偏った食習慣だと健康上は良くないので
栄養バランスは気をつけきゃいけない。
衛生面に気をつけなきゃ子供が病気になる原因になる・・

こういうのが脱力中もあるんです。
できる、できないの不安や恐怖は薄くなりました。

悩む気持ちの余裕が無いんです;
子供に何かあったら困るから脱力中でも
しなきゃならないの感覚だけは残ってます。

これ変な親の拘りです w
健常なら全て当たり前,で処理する気持ちです。
自分が健常とどこか違う気持ちなのは自覚してるけど
他者へ危害を加える内容でないよう気をつければ
(一部の健常は子供を愛するあまりモンスターペアレントになる場合もあるそうです。)
なんとか社会適応できるかな〜と思ってます。

[#39650] Re:自分の趣味と生き方についての相談
 ぎんゆき メール  - 12/11/11(日) 21:38 -

引用なし
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   うーん、真逆の立場だったのですね…。
でも兄弟との関係はやっぱり似てますね。
周りから比べられるから、そのつもりはなくても、潜在的に競争心があるのですよね、きっと。

>健常の弟から「姉ちゃんは世渡り下手だよね。」と言われて
>「どうすればいいのか分からないから困ってんだよ〜」と言ったことあります・・

「できる」側から見れば、「できない」のが本当に不思議なんでしょうね。
こちらが「なんでそんなにあちこちに気を配って、人の話も一瞬で理解して、物にぶつからないで歩けるの?なんで手を振りながら改札を通っても、切符が手から消えないの!?(私の切符をなくす率は半端じゃないです…)」と驚愕しているのと一緒で。


>私の場合は精神異常だと思われてました;
>「当たり前のことをできない方がおかしい。あなたは病気なのよ」と。
>診断前は精神病扱いで診断後は「触れてはいけない実家の汚点」に見えるようです w
>それでもアスペのしぶとさから何年も理解して欲しい要求をしました。
>今の親の理解はしぶとい拘りの成果です。

私も5年ほど、両親とは戦闘状態でした。今では、なんとか母に理解を得ている状態です。「お母さんにはこういうところがある、私にもこんな傾向がある。だから、これを直していかないと、破滅するしかないんだ。共倒れなんだ」といくら訴えても、自分の本来の性質から目を背けるばかり。私の欠点についても一向に認めようとせず…
5年かかってようやっと、母自身、「だからああだったのか、こうだったのか」と気付きが出てきているようです。

精神病扱いというのは辛いですね。
子供のころからそんな目で見られては、「そうか、私はおかしいのか」と思い込んでしまうのでは…そのせいで、失ったものもたくさんあったのではないでしょうか。チャンスとか将来への正しい展望とか。

>息子は不思議そうな顔して聞きます。
>「ママとお祖母ちゃんは仲が悪いの?」って。
>私は「お祖母ちゃんなりにママを心配してキツイ言い方をしちゃうんだよ。
>大人になるとね〜好きとか言われなくても相手の好きな気持ちが分かることもあるんだからね」と言ってます。

なるほど〜…私、この年になっても、この辺、よく理解してないようです…(-"-)

>これ当事者以外は気づきづらいことかもしれません。
>親は脱力中の私へ「この程度のことはできないと母親じゃない」と言います。
>ケンカする気力もないときは「そういう体質なんだから仕方ないじゃん。」と言うと
>親子ケンカの宣戦布告になるので「今は育児疲れで頭が回らないからフォローをお願いさせて。」と言ってます。

平行線なのですね。
逃げ場がないと、ほんとにきついですよね。


>動物へ思いやる気持ちは対人にも活かせますよ。
>私は気が効かないため動物を飼うのは不安なんです。
>猫大好きだけど,猫は自由が好きなので猫の生育環境を考慮し始めると
>日常,できたことが脱力感でできなくなる恐怖があります。
>でも能力以上のことをするとストレス以外の感覚も湧きますよね。
>猫が嬉しそうに転がってるとがんばって良かったと嬉しくなりませんか?
>

みかん大のちっちゃい頭が、枕にちょこんと乗っかって「すぴー、すぴー」と寝息を立てているのを見るだけで、疲れも怒りも不安も吹っ飛びます。

動物を飼うのは、人間側の犠牲がかなり必要ですもんね…
子供を持って、動物も飼って、の両立は、当事者ではかなり厳しいかな、というのが、現時点での私の結論です。

それに、やっぱり苦しくなりますよ。自分がこんなだから、いつか不幸な目に合わせてしまうかもしれない。「出会わなかったらどんなに楽だったか」と思うことがあります。家よりもずっと暖かい家庭で、ずっと幸せにしてくれる人が見つかったら、迷わず手放してしまうような気がします。
「おまえら、なんで私なんかに拾われるんだよ〜もっと人選べよ〜」と、話しかけてます。猫に(ーー;)

>>その点、猫は、私の「丸め込み」を許しません。嫌だと感じると逃げるし、
>>寝込んでいる時でも、「おなかすいた」とか「トイレが汚い」とかうるさいし(笑)
>
>そこは人間の子供と同じです。
>赤ちゃんはオムツが汚れた,お腹空いた,と鳴き声でしか表現できないんです。
>甘えたいときでも泣くことでしか表現できません。
>
>泣いてる子供の顔を見ると「この世の終わり」かと思わせるような表情をしています。
>空気読めなくても「これは放っておけない。なんとかしなきゃ」と思うんですよ。
>そこは共通点だと思いますよ。


ああ、文章が下手くそですみません。
「自分の思うようにならない」という点では、人間の子供も猫も、共通してるようですが、

>気に入らないときは気に入らないと告げる違いがあるかもしれません(^_^;)

これ、私はできなかったんです…
心では、拒否している。頭のずっと奥のほうで、「もう嫌。助けて」と叫んでいる自分がいる。でも、無意識に出てくる言葉は、「うん、大丈夫」
家事に、仕事に、育児に、奔走して疲れ切っている母。自分の選んだはずの人生に、どこか納得していない母。そんな母を見るたびに、「私のせいかな?」という
罪悪感がありました。「私がなんとかしてあげなければ」という分不相応な使命感に縛られていました。
だから、不満を表に出す資格が自分にはないと、無意識に思い込んでいました。
人間は言葉を持つ分、本心を隠すことが容易にできます。
なんでも伝え合えるようでいて、かえって肝心な部分が全く伝わらないまま、誤解が誤解を生んで、最悪の場合精神を病んでしまうこともある。
発達障害の人で、解離を起こしてしまう人が少なくないと聞きますが、私はよくわかるような気がします。

「本音と建て前」も、動物にはない。
そこに私は救われます。
「こいつ嫌い」と感じたら、全身で拒絶してくれるし、表情を取り繕うこともなく、あからさまに「ウザイ」という顔をする。
非常にわかりやすいです。こちらは、「あ、嫌なのね。はいはい」と、距離を置くことができる。
人間社会の中で、一人ではどうしても身につかなかった「引く姿勢」を、私は猫を通してようやく学ぶことができた(?)ようです…(笑)

猫って、「未成熟の人間」ではなく、「同種の仲間」でもなく、あくまで「異種」の生き物ですね。
人間の子供と同じで、世話をする必要はあるけれど、猫は猫として、すでに完成している。私がふらふら近づいていくと、「危ない奴が来た!」としなやかに体を翻して逃げてゆきます(T▽T)(誤って蹴とばしたこと多数…)

これで、人間の子供が足元にいたら、本当に危険です…;

>
>>人間を一人育てるなんて、私には荷が重すぎて、どれだけ大変なことなのか、想像がつきません。
>>でも、本当に守りたいものがあると、発達障害を抱えていても、過集中を最大限利用して、なんとかできるのではないかと、感じることがあるのです。
>>「何が何でも守って見せる」と死にもの狂いになれるのが、発達障害の強みなのではないかと…
>
>はい,私が使ってるのはそういう能力です。拘りや過集中は持ってる人が多い機能です。拘りを満足させるための労力を厭う当事者は少ない気がします。
>なぜなら自分がしなきゃ気が済まないことだからです。
>

「過集中」とか、「死にもの狂いで成し遂げる」って、マイナス面もありますけど(普通の人が1の労力で済むところを10必要なわけですから)、ある意味幸せなことではないでしょうか。
よく、「暇〜」と言っている人を見ると、考えます。「暇って…どういうこと?どういう感覚だったっけ…?(遠い目)」
「退屈」な状態がない、ということは、ある意味プラスといえるのでははないでしょうか。
あ、サーシャさんが「拘り」と仰っているのは、そういう意味からだったのでしょうか…?


>私は子供が生まれちゃいけなかった,というコンプレックスを持つのが
>とても不安です。「自分は要らない人間」という子供の頃に感じたコンプレックスを
>息子に味あわせたくないんです。

自分の辛い境遇から、自分がされて嫌だったから、この子には絶対、というのは、発達障害のある人であっても、学習が可能ですよね。
「負の連鎖を断ち切ろう」という意識は、案外、定型の人よりも強いのではないでしょうか…
ただ、自覚が不可欠ですよね。「自分はこういう傾向があるんだ。普通よりリスクがたくさんあるんだ」と。

>
>どうすれば・・?
>恥ずかしいけど息子へ海外の習慣みたいな「大好きだよ」を連呼してます;
>ネットなら書けるけど「あなたに喜んで貰いたいたいと思ってる」とか。
>

嬉しいと思います。私の母は、「大事だよ」と連呼してくれていたので、「どうやら、私は両親にとって必要なようだ」と幼少期は認識していました。
参考になるかどうかわからないのですが、一つ付け加えるとしたら…
子供は、親が幸せな顔をしているのが一番安心すると思います。
たとえ、「しょうがないなあ…」と呆れることがあっても、親が何かを心から楽しんでいる姿を見れば、安心して自分の人生に向き合えます。
「これが、私が自分で選んだ生き方だ。だから、私はこの人生に納得している」という姿勢を、私は、両親には示してほしかったです。


>適切な距離感は当事者の私は考えるところが大きんです。
>どこからどこまでの距離感なら適切なのか
>私は必死で検索しました。
>
>どこまで関われば放任にならず,過干渉にならないのか
>その範囲が知りたかったんです。
>

私は過去に、猫のほかに犬、鳥、野ウサギetc.(田舎育ちなもので)さまざまな動物と過ごしてきました。たくさんの動物が、目の前からいなくなってゆきました。
その過程で、なんとな〜く学んだような気がするのは、「この子達は、神様からの預かりものなんだ」ということです。
人間の子供は、「授かりもの」と言いますけど、
「預かりもの」は、いつか、必ず自分が天に返してあげなければなりません。

どちらにしても、自分が引き受けた命に責任を持ち、幸せにしてあげるには、その命を心から「尊重」するしかないですよね…どこまでがエゴで、どこまでが相手のためなのか…
子供であろうと、動物であろうと、他人であろうと、難しいんですね…

>今でも私は健常が普通,と定める範囲が解りづらいです。
>健常が普通と思う範囲は個人差があるので
>今も自覚できてないけど犯罪や事件,事故にならない範囲はマシです。
>
>過集中が途切れようと帰宅時間は常に気をつけなきゃいけない。
>偏食や偏った食習慣だと健康上は良くないので
>栄養バランスは気をつけきゃいけない。
>衛生面に気をつけなきゃ子供が病気になる原因になる・・
>
>こういうのが脱力中もあるんです。
>できる、できないの不安や恐怖は薄くなりました。
>
>悩む気持ちの余裕が無いんです;
>子供に何かあったら困るから脱力中でも
>しなきゃならないの感覚だけは残ってます。
>

ああもう、母の過去の心境を聞いているようです(^_^;)
そうだったんだろうなぁ…
「悩む余裕がない」まさにそうだったんだろうと思います。
いっぱいいっぱいだったのだと思います。
でも交通事故やケガは勘弁してほしかった…(-_-;)

[#39675] Re:自分の趣味と生き方についての相談
 Саша  - 12/11/12(月) 16:19 -

引用なし
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   ▼ぎんゆきさん:


>嬉しいと思います。私の母は、「大事だよ」と連呼してくれていたので、「どうやら、私は両親にとって必要なようだ」と幼少期は認識していました。
>参考になるかどうかわからないのですが、一つ付け加えるとしたら…
>子供は、親が幸せな顔をしているのが一番安心すると思います。
>たとえ、「しょうがないなあ…」と呆れることがあっても、親が何かを心から楽しんでいる姿を見れば、安心して自分の人生に向き合えます。
>「これが、私が自分で選んだ生き方だ。だから、私はこの人生に納得している」という姿勢を、私は、両親には示してほしかったです。
>
これ・・将来,子供から突っ込まれそうなことですね;
私は状況に応じた適切な表情が下手なんです。
過集中使って脱力してるときは「疲れた〜の表情のつもり」
どうすればいいんだろ?と思案してるとき
健常から見れば「どちらも同じ表情に見える」らしいです。

だから子供の頃から私は「あんまり笑わない」や「嬉しそうに見えない」と
よく誤解してました。
ちゃんと嬉しいし喜んでるんですよ〜
もしかしたら,ぎんゆきさんのお母さんもそんな感じなのかもしれないです。


>>悩む気持ちの余裕が無いんです;
>>子供に何かあったら困るから脱力中でも
>>しなきゃならないの感覚だけは残ってます。
>>
>
>ああもう、母の過去の心境を聞いているようです(^_^;)
>そうだったんだろうなぁ…
>「悩む余裕がない」まさにそうだったんだろうと思います。
>いっぱいいっぱいだったのだと思います。
>でも交通事故やケガは勘弁してほしかった…(-_-;)

ぎんゆきさんのお母さんも事故やケガはあったんですね。
私は普通車免許を持ってるけど運転しないのは
事故のなりかねない運動神経の悪さからです。

子供がじゃれて私へ蹴りを入れたら肋骨の一部にヒビが入ったりとか;
当事者の私にとって難易度が高いことをしてるけど
他者からそう見えなくても私は充分,幸せを感じてますよ♪

しかし子供へ親が幸せを感じてることに気づいて貰うためには
満面の笑顔と態度をセットしなきゃ伝わりづらいかもですね(^_^;)

昨夜はキスという魚の天ぷらとかぶの葉を入れた炒め物を作りました。
慣れない魚の内蔵を抜く下ごしらえで
今は軽く脱力中です。生傷率は高いかもしれないけど
上手にできたときの息子が嬉しそうに食べる姿を見ると嬉しいです。
今日は軽く脱力感が入ってるので冷蔵庫にあるものメニューです;
たぶん子供からも,ぎんゆきさんみたいに心配されてるんだろうな・・

[#39688] Re:自分の趣味と生き方についての相談
 ぎんゆき メール  - 12/11/13(火) 16:15 -

引用なし
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   無駄に長い文章を最後まで読んでくださって、ありがとうございました(^_^;)


>子供がじゃれて私へ蹴りを入れたら肋骨の一部にヒビが入ったりとか;

ええっ!痛そうです…(;O;)


>昨夜はキスという魚の天ぷらとかぶの葉を入れた炒め物を作りました。
>慣れない魚の内蔵を抜く下ごしらえで
>今は軽く脱力中です。生傷率は高いかもしれないけど
>上手にできたときの息子が嬉しそうに食べる姿を見ると嬉しいです。
>今日は軽く脱力感が入ってるので冷蔵庫にあるものメニューです;
>たぶん子供からも,ぎんゆきさんみたいに心配されてるんだろうな・・

私も最近ようやっと、三枚おろしができるようになりました〜

疲れてる時の食事作りは大変ですね…
息子さんが喜んでくれてよかったですね。
息子さんのためにも、お体大事になさってください。

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