アスペルガーの館の掲示板

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[#39648] 思春期の感情のコントロール ここらび 12/11/11(日) 17:25 [未読]

[#39679] Re:思春期の感情のコントロール ここらび 12/11/12(月) 20:22 [未読]
[#39682] Re:思春期の感情のコントロール どらごん 12/11/12(月) 22:13 [未読]
[#39687] Re:思春期の感情のコントロール ここらび 12/11/13(火) 14:27 [未読]
[#39689] Re:思春期の感情のコントロール ここらび 12/11/13(火) 18:27 [未読]
[#39692] Re:思春期の感情のコントロール どらごん 12/11/13(火) 23:42 [未読]
[#39696] Re:思春期の感情のコントロール ここらび 12/11/14(水) 9:21 [未読]
[#39693] ASかどうか関係なくひとりの若者の立場か... みつまめねこ 12/11/14(水) 1:25 [未読]
[#39697] Re:ASかどうか関係なくひとりの若者の立... ここらび 12/11/14(水) 10:15 [未読]
[#39704] Re:ASかどうか関係なくひとりの若者の立... みつまめねこ 12/11/14(水) 20:07 [未読]
[#39708] Re:ASかどうか関係なくひとりの若者の立... ここらび 12/11/15(木) 12:52 [未読]
[#39715] Re:ASかどうか関係なくひとりの若者の立... みつまめねこ 12/11/15(木) 23:32 [未読]
[#39721] Re:ASかどうか関係なくひとりの若者の立... ここらび 12/11/16(金) 10:20 [未読]
[#39702] Re:思春期の感情のコントロール Саша 12/11/14(水) 18:54 [未読]
[#39705] Re:思春期の感情のコントロール ここらび 12/11/14(水) 20:31 [未読]
[#39709] Re:思春期の感情のコントロール Саша 12/11/15(木) 15:49 [未読]
[#39714] Re:思春期の感情のコントロール ここらび 12/11/15(木) 19:51 [未読]
[#39723] Re:思春期の感情のコントロール Саша 12/11/16(金) 15:36 [未読]
[#39725] Re:思春期の感情のコントロール ここらび 12/11/16(金) 16:08 [未読]
[#39726] ありがとうございました。 ここらび 12/11/16(金) 16:30 [未読]

[#39679] Re:思春期の感情のコントロール
 ここらび  - 12/11/12(月) 20:22 -

引用なし
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   Сашаさん:

お仕事がおありでお疲れではないですか?
いつも読んでいただいてありがとうございます。
返信お気づかいないように。

毎日少しづつ息子に変化が見られます。
今日は、ピアノの日ですが、自分の意志でお休みしました。

夫が帰ってくるなり、興奮してサッカーをしようと誘っていました。
夫も大変です。

夫が帰るまでは母と何年かぶりにDSで漢字練習をしたり、
レゴでお城をつくったりしていました。
ビデオは全部見てしまったし、少し飽きてきたかな・・。
夕食は静かにたべ、おいしかったと言っていました。

今は夫とお風呂に入っています。
明日は塾の日・・。
どうなることやら。

[#39682] Re:思春期の感情のコントロール
 どらごん  - 12/11/12(月) 22:13 -

引用なし
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   ピアノとはまた、素晴らしいですね。

[#39687] Re:思春期の感情のコントロール
 ここらび  - 12/11/13(火) 14:27 -

引用なし
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   どらごんさん:

いろいろがんばりすぎたみたいです。
昨夜は口で息をしていましたが
案の定、朝具合が悪そうで
どれでも登校しましたが、
お昼前に担任から電話があり、
寒気がするようだから、迎えにきて、と。

母の車で迎えに行き、
帰ってきてビデオを見て今二階でマンガを読んでいます。

秋は行事が多く、今週の木曜日も遠足で、
落ち着かないです。

今日は塾の日ですが、
今のところなんにも言いません。

[#39689] Re:思春期の感情のコントロール
 ここらび  - 12/11/13(火) 18:27 -

引用なし
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   夕飯を食べた後、
「今日の算数のテストで最後の問題ができなかった。
くそー先生のやつあんな難しい問題をだしやがって。」
と言っていました。
こんな荒々しい言葉は話す子ではなかったのですが・・。

学校のテストをしていて、できない問題が初めて出てきて、
塾の算数のテストのフラッシュバックがおこったんですかね・・。

私は、「できなくていいじゃない。」
と小さい声で言ってしまいました。
家族は何も言わず。

言ってみたかっただけなのか、かなりのストレスなのか、
わかりません。

熱はないのに、寒気がすると国語の時間に早退したのは
算数のストレスだったのかな・・。
確かにアレルギー性鼻炎で鼻水、咳がでて、体調は悪いのだけど。

[#39692] Re:思春期の感情のコントロール
 どらごん  - 12/11/13(火) 23:42 -

引用なし
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   どらごんです。

これは誰でも起こり揺るものだと思います。
どちらかと言うと反抗期的な感じもしますが、
年齢がまだ到達してないので多分違うかと感じますね。

確かに、親御さんの言うとおりストレスが関わってる事とは
思うのですけども物を投げつけたり大声で発狂したりする
ことがなければ大丈夫でしょう。


あと学校と言うところでの生活はお子さんにとって多大なる
苦労を虐げているものだと言って過言ではないはずです。
そう考えるとけっうなレベルの精神的・肉体的ストレス
を日々感じながらすごしていることとなりえます。

もし普段と違う行動があったり、暴言だとかが見受けられた時には
何があったのか聞いてみてもいいかもしれません。

アドバイスできる事があったらそのつど教えてあげるとか。
まずお子さんの立ち位置から見れば相談相手として相応しい人は
家族や仲間と言う事になるでしょうから。

[#39693] ASかどうか関係なくひとりの若者の立場から・・・
 みつまめねこ  - 12/11/14(水) 1:25 -

引用なし
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   ▼ここらびさん:
始めまして。大学生の当事者です。
ASとしては健常に限りなく近い、と言われる程度の重さですが。

>「今日の算数のテストで最後の問題ができなかった。
>くそー先生のやつあんな難しい問題をだしやがって。」
>と言っていました。
>こんな荒々しい言葉は話す子ではなかったのですが・・。

私も、その年頃の男の子なら、学校で同級生が荒っぽい(ある意味年相応で
健全な)言葉づかいで話すのを聞いて覚えてしまうでしょうし、そういった言葉が
偶にうっかり出てしまう、という程度であれば特に不自然でもないし、問題もないのではないでしょうか。
フラッシュバックでなく、単に愚痴っただけで、その愚痴の言い方が
今までここらびさんが聞いたことない乱暴な口調だっただけなのではないかな・・・と思います。
学校や授業自体に全くストレスがないかどうかは分かりませんが、
言葉自体は言ってみたかっただけ(普段ここらびさんが特別言葉遣いのしつけに
気を使ってらっしゃるならみんなと同じ言葉づかいがしたかった、という
可能性もあるかも・・・?)だと思います。

確かにASである以上、いろいろと特性を考慮する場面は多くなりがちですが、
ASでない普通の子と同じように「フツーに愚痴りたい」時だって、
「同級生みたいにちょっぴり大人ぶってみたりワルぶってみたい」時もあります。
フラッシュバックを見逃さないことも大事と言えば大事なのですが
そういった息子さんの「普通の子と同じ部分」を蔑ろにしないよう、
全て特性が出たと決めつけてしまわないよう(けして今のここらびさんがそれを
やっているとは思いませんが、これからもエスカレートしていかないよう
気を付けて頂きたいな、ということで・・・)気を付けることも、同じくらい
大切だと思います。
どうか、息子さんの「若者らしさ」の芽を摘んでしまわないで下さいね。
(勿論「TPOにあった言葉づかいや態度」を分かってもらうのは大事ですが。)

「診断名」や特性を気にかけられ過ぎ、いつしか自分でも過剰に
意識するようになり思春期を自分で雁字搦めにして、
ASを考慮する生活によって逆に自分が何者か、ということが分からなく
なってしまった若者の立場から書き込ませて頂きました。

[#39696] Re:思春期の感情のコントロール
 ここらび  - 12/11/14(水) 9:21 -

引用なし
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   どらごんさん:

いつもあたたかいアドバイスありがとうございます。

小学校高学年ともなると、
勉強も友達関係も
今まで以上に気を使うことが多くなっているでしょうね。

加えて塾もあったわけですから、
本当に大変だったと思います。

昨日は塾の日でしたが、なにも言わず、寝床でマンガを読んだり
それにも飽きて、母とオセロをしたり、
寝る前に、怖い夢をみそう、と泣きましたが。
「お母さんはいつも一緒。あなたを守るから、安心して。」
と言い続け、30分ほどして眠りました。
年頃からか、困ったことがあっても、それを親に言うのはカッコ悪いと
思っているようで、
泣きやんでからは黙って眠りました。

今朝は咳はおさまりましたが、鼻水がひどく、
でも、明日の遠足の打ち合わせがあるので
本人は行く、と言い張り、
母が車で送りました。

行事の前でからか、
少し興奮ぎみで、ドアをたたいたりしながら出かけました。

一歩一歩です。

[#39697] Re:ASかどうか関係なくひとりの若者の立場から・・・
 ここらび  - 12/11/14(水) 10:15 -

引用なし
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   みつまめねこさん:

はじめまして。
アドバイスありがとうございます。

>ASとしては健常に限りなく近い、と言われる程度の重さですが。
息子も自閉症スペクトラムのおそらく端っこ。

お母さんの勉強にお付き合いして、
と言って連れて行った4カ所の専門医・専門機関のうち
広汎性発達障害、と診断を出したのは、地域のクリニックの医師1人だけです。
診断の決め手を聞いたところ、
「幼稚園児なのに、興味の対象がモダンアートであること(医師の前で作品名を つらつらと言ってみせました。)と、雰囲気。」
だと言われました。

長年アメリカにいた恩師の知人の専門医からは、
多少不器用さのあるギフテッドと言われ、
恩師から、「おめでとう。」とはがきが届きました。

低学年までは、環境設定に気を使ってきましたが、
ここ数年は(夏休み前までは)、
親の目から見ても、
単なる落ち着きのない、おこられてもめげない
クラスのムードメーカーになる明るい元気な子でしたから、
気質の存在を忘れ、
かなりハードな生活をさせてしまったと反省をしています。

最近全然読まなくなっていた専門書を読んでみると
思春期に、今まで出なかった特性が強調されて現れることがある。
と書かれていました。
たくさんのストレスがかかり、思春期で感情のコントロールが難しくなると
不安や効力感の低下、思考の混乱など、
マイナスの特性が出てくるのでしょう。
でも、急だったので、本当にびっくりしました。

ただ、みつまめねこさん、のおっしゃるように
普通の子でも思春期には、
同じように将来へ不安を感じたり、人と比べて自信をなくしたり、
できないことに怒りを感じたりは、あることのようで、
全てを特性に結び付けて考えることはできないですよね。
特に息子やみつまめねこさんのような
限りなく薄いジュースの1滴の特性である場合、
その判別は非常に難しいと私も思います。

>フラッシュバックでなく、単に愚痴っただけで、その愚痴の言い方が
>今までここらびさんが聞いたことない乱暴な口調だっただけなのではないかな・・・と思います。
>学校や授業自体に全くストレスがないかどうかは分かりませんが、
>言葉自体は言ってみたかっただけ(普段ここらびさんが特別言葉遣いのしつけに
>気を使ってらっしゃるならみんなと同じ言葉づかいがしたかった、という
>可能性もあるかも・・・?)だと思います。
>確かにASである以上、いろいろと特性を考慮する場面は多くなりがちですが、
>ASでない普通の子と同じように「フツーに愚痴りたい」時だって、
>「同級生みたいにちょっぴり大人ぶってみたりワルぶってみたい」時もあります。
>フラッシュバックを見逃さないことも大事と言えば大事なのですが
>そういった息子さんの「普通の子と同じ部分」を蔑ろにしないよう、
>全て特性が出たと決めつけてしまわないよう(けして今のここらびさんがそれを
>やっているとは思いませんが、これからもエスカレートしていかないよう
>気を付けて頂きたいな、ということで・・・)気を付けることも、同じくらい
>大切だと思います。
>どうか、息子さんの「若者らしさ」の芽を摘んでしまわないで下さいね。
>(勿論「TPOにあった言葉づかいや態度」を分かってもらうのは大事ですが。)
本当に的確なアドバイス、ありがとうございます。
今、親が一番気をつけなくてはならないことだと肝に銘じます。
なんとか障害とか、ギフテッドとかではなく、
息子の「個性」にどのように寄り添い、
のびやかに育てるかの視点が本当に大事なのだと、
再認識しています。

今回いろいろな相談機関に連絡して、
一番私が納得する答えを得られたのは
専門機関の相談所でも専門医でもなく、
この掲示板の方たちのコメントと
児童相談所の保健婦さんだけでした。

共通するのは、
私の言葉に本当に真剣に向き合ってくださって、
息子の個性を色眼鏡でみずに、
一人の思春期の男子としてアドバイスしてくださっていることです。
本当にありがたく感謝しています。

>「診断名」や特性を気にかけられ過ぎ、いつしか自分でも過剰に
>意識するようになり思春期を自分で雁字搦めにして、
>ASを考慮する生活によって逆に自分が何者か、ということが分からなく
>なってしまった若者の立場から書き込ませて頂きました。
告知をされたのが、早いのですか?
アイデンティティーの確立が難しかったということですか?
でも、
ご自分でそこまで分析されることができるのはすばらしいですね。

息子には、「ギフテッド。」ということは、低学年の時に話しました。
小1の時、お母さんのお友達の先生に会いに行くと療育につれて行った時に、
「おれどこかおかしいのかな?」
と言ったので、
「お母さんの心理のお勉強で知能指数などを調べたでしょ。そうしたら、とても高くて、できることをたくさん伸ばしてあげてほしい。と言われたよ。」
などど、話した気がします。
本人は「そうか。」と納得しました。
その縛りがあるのでしょうか・・。

生まれてはじめてのことですが、
昨夜は私の隣の寝床で泣きながら
「怖い夢を見そうで、眠れない。」
と震えていたので、
「大丈夫だよ。もし怖い夢見たら、いつでもお母さんを起こしてね。」
など、と言いながら、眠るまで背中をたたいてあげました。

[#39702] Re:思春期の感情のコントロール
 Саша  - 12/11/14(水) 18:54 -

引用なし
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   お気遣いありがとうございます。
鼻炎でフガフガしてたところ貸出予約の本がきたので
読んでました。

鼻炎は子供の頃からあって慣れてるけど
加湿器に鼻を当てると喉と鼻がラクになりますね。

私もここらびさんのように考えるところが多いです。
waisという知能検査で私も広汎性発達障害の診断を受けてます。

診断結果を知った母がショックを受けたのは
ここらびさんのように母は「娘はもっと能力があると思ったから」です;
だけど能力高い当事者は少し違うかもしれないなぁと思います。
身体成長遅かった私でさえ「自分と他者との違和感」をなんとなく感じてました。
(診断基準にあった「物事の認知度」は健常並みです)
もし,息子さんの認知度が高いものなら「なんとなく」ではなく「かなり」で
どこがそう思うのか理論的に考えているような気がしたからです。
もしかして,ここらびさんの心配は「能力高いうえの当事者の葛藤」ではありませんか?
これは単なる私の想像なので的を外れた内容だったらお詫びします。

[#39704] Re:ASかどうか関係なくひとりの若者の立場から・・・
 みつまめねこ  - 12/11/14(水) 20:07 -

引用なし
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   ▼ここらびさん:
いえいえ、こちらこそお返事ありがとうございます。
息子さんもASとしてはボーダーなのですね・・・・・!
幼稚園児のころから芸術に興味があったり知能が高いなんて、将来が
楽しみなお子様ですね!!

>最近全然読まなくなっていた専門書を読んでみると
>思春期に、今まで出なかった特性が強調されて現れることがある。
>と書かれていました。
ここらびさん自身も仰ったように普通の子も
妙に甘えたになったり、逆につっぱったりする時期ですし
混乱の中で「自閉の特性に似た幼さ(客観的に物事を観れなくなる、
など・・・)」が出やすくなったりしますし、
どこまでASらしさか・・・・というのは本当に微妙なところですよね。
とはいえ、それは「もともと自閉度が高い」「加えて今までは周りも幼かった
せいでトラブルに発展しなかった」という子の場合が多いのではないかとも
思います。

>なんとか障害とか、ギフテッドとかではなく、
>息子の「個性」にどのように寄り添い、
>のびやかに育てるかの視点が本当に大事なのだと、
>再認識しています。
ASやギフテッドに優しい子育ては健常児にも優しい
子育てだと聞きます。やりかたや細やかな観察眼はそのまま、
ただ、特徴がどうか、ということよりも
「みんなに優しい子育てをする」と意識することが大切と
思います。

>告知をされたのが、早いのですか?
>アイデンティティーの確立が難しかったということですか?
まず診断が三歳頃でとても早く、(私が乳幼児だったころはいわゆる「発達障害バブル」の先駆けだった時期で、早期診断と早期療育の重要さが叫ばれていた時代
だったので・・・)特にトラブルや困ったことはなかったのですが「ASの
お友達ができたら楽に違いない」という母の考えでずっと自助・療育を行う
NPOの集まりに通わされていました。(その集まりには比較的自閉度の高い
はっきり「障害」と言って差し支えないような子が多くいました。)
そこで学校の子とは違う周りのあまりの幼さ、独特さになじめなくなり、
親に「どうして私はあんなところに通ってるの?」と聞いたところ、
「あなたはASだから、障害だから・・・・」と。
親にしてみれば、ASと診断された私がその「どうして」の中に「あんなところ
もう行きたくない」という意思を含んだ発言をしているとは思えなかったようで、
結局荒れながらハッキリ「もうASも集まりもたくさんだ」と言うまでそのまま
でした。私が中途半端に空気を読み「お母さんがこんなに私のためにやってくれる
のだから、受容したふりをしなくちゃ」と思おうとしていたのも良くなかったのですが・・・・・・
親が「障害だって、別にいいじゃない」というある意味先進的な考えを持った人間だったので「障害者でありたくない、皆と同じがいい」と思うことは悪い事なのか、という葛藤もありました。
そのほかにも「私の幼さと認知の歪みを踏まえて」委員会の立候補をしないよう
説得されたり、やってみるまえからいろいろな事を「向いていない」と言われたり
会合でとあるお子様のお母様が提案した絵カードを私の了解なしに公共の場で使って来たり(小学校高学年で、同年代の子もいる場だったので恥ずかしかったです)色々ありました。
一番皆が青春や未来に胸を輝かせる時期であろう高校時代に、「自分はASだ」
と意識することをしすぎたせいで解離まで起こしかけ、「自分は『みつまめねこ』
という一人の人間ではなく『ただの症例A』だ」と思い世界が作り物のように
見えていました。自分が好きな事の一部(お洒落、メイク、カラオケなど)も、
「ASの子は普通こういう事しないし向いていないから・・・」と考え、あきらめていました。(すみません、今思えばひどい偏見ですよね・・・でも専門書と支援寄りのNPO、特徴の強い当事者しか知らなかった私にとってはこの考えが限界だったんです・・・)
荒んでいたので、同じ学校にいたASをカミングアウトしていた後輩にいろいろ
酷い事も言ってしまいました。
そういった事から、「昔は特徴が濃かったけど今はほとんどどちらに入るか
分からない」と主治医にお墨付きを貰いに行き(昔から主治医はこうなるだろうと
予想はしていたそうです。ただ母の心配性具合とのめりこむ気質に気付いていなかったので上のような事が起こってしまったみたいです)、ごく普通の大学生として生活しています。高校時代には自分を無くしましたが、「私の青春は大学時代が本番!」となんとか前向きに考えてやっていってます。

長文・自分語りすみませんでした。
ここらびさんは、考え方も柔軟でとてもお優しいお母様なのですね。
これからも是非、息子さんが辛い時は寄り添ってあげてくださいね。

[#39705] Re:思春期の感情のコントロール
 ここらび  - 12/11/14(水) 20:31 -

引用なし
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   ▼Сашаさん:

コメントありがとうございます。
鼻炎、大丈夫ですか?
お大事になさってください。

>診断結果を知った母がショックを受けたのは
>ここらびさんのように母は「娘はもっと能力があると思ったから」です;
この場合の能力というのは、何をさしているのでしょうか?
waisの結果が低かったということですか?

大学の授業でやったのは10年以上前なので
waisの内容は忘れてしまいましたが、
言語性と動作性に分かれていたのではなかったかな。
おそらく下位検査ごとのばらつきが大きかったのではないですか?
できることが突出していて、できないこととかなり得点が離れていたのでは。
知能検査はあくまで、本人の得意なところや苦手なところを知り、
今後の生活に役立つ資料として活用するものであって、
検査結果を伝える時にも、その観点から説明するべきだと私は思うのです。
つまり、IQなんて伝えなくていいから、
ここは伸ばそう、とかここはお母さんのフォローが必要ね、とか。
でも、そこを勘違いしている医師や心理士さんの多いこと。

言語性と動作性のIQに有意な差がある場合、
発達障害を疑いますが、
診断は知能検査だけでするわけではなく、
生育歴や本人との会話、生活の中での困り感などをアセスメントして
総合的に判断されるのだと思います。

息子は小1の時にwiscをやっていますが、
下位検査でのばらつきはあるものの、
有意差(言語性と動作性のIQの差)はなく、
知能検査のみを診断基準にするならば、診断はでなかったでしょう。

私は息子のような気質を持つ人たちを
アスペルガー症候群ではなく、脳のタイプの違いという意味で
アスペルガータイプ、
ギフテッドタイプ、などど自分で勝手に言っています。

将来、アスペルガー症候群という名前もなくなるのではないか
という学者もいます。

「障害」、というのは、その気質を持っていることにより、
生活の中で多大な問題が生じた場合に、
支援を得るためにつけてもらう言葉であり、
Сашаさんのように、今が一番幸せと感じていらっしゃる方は
たとえ気質がアスぺタイプであっても「障害」という範疇からは
はずれる気がします。
まさに、みんなちがってみんないい「個性」です。

>だけど能力高い当事者は少し違うかもしれないなぁと思います。
>身体成長遅かった私でさえ「自分と他者との違和感」をなんとなく感じてました。
>(診断基準にあった「物事の認知度」は健常並みです)
>もし,息子さんの認知度が高いものなら「なんとなく」ではなく「かなり」で
>どこがそう思うのか理論的に考えているような気がしたからです。
>もしかして,ここらびさんの心配は「能力高いうえの当事者の葛藤」ではありませんか?
「息子には人と違うことに対する葛藤がかなりあることを私が心配している。」、ということでしょうか?
気質からくる差異を感じているかどうか・・。
今までは違うことがいいことである場合が多かったし、
だらしなさや落ち着きのなさは個人差の範囲でなんとかおさまっているし、
それほど心配はしていないのですが。
気質という点で心配なのは
物事の価値基準が所属集団のリーダーや集団の多数派の考えに染まりやすく、
一度価値基準が固定されると
それを崩すことが容易でないということです。
その価値が本人には今までの価値と矛盾していたり、
どこか道理に合わないことだと
いったんはうけいれるのですが、
時間が立つにつれ、心の中に葛藤が芽生え、混乱してしまう。
塾の先生は息子の発達のばらつきを知っていますが、先日電話で
「息子さんの悩みは早熟さゆえ。たいていのお子さんはそこに疑問を感じない。」
と。
ほめられることとは。努力とは。賞とは。
なにか哲学的な悩みを持ち、でも幼いために考えがまとまらないようにも
見えるのです。
ただ、最近の「不安の強さ」は心配です。幼稚園の時の性格に戻った感じです。
私の性格がそうなので、遺伝ですかね。


Сашаさんの「自分と他者との違和感」ってたとえばどんなことでしょうか?
誰一人同じ人間はいないので、
自分と他者とは違って当たり前のように思えるのですが・・。

みんなができてできないことがある、とかいうことですか?
それは確かに悩むかもしれませんが、
思春期などであればアスぺタイプでなくても感じることではないでしょうか。

息子にもあるのだろうか・・。

[#39708] Re:ASかどうか関係なくひとりの若者の立場から・・・
 ここらび  - 12/11/15(木) 12:52 -

引用なし
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   みつまめねこさん
励ましていただいてありがとうございます。

>ASやギフテッドに優しい子育ては健常児にも優しい
>子育てだと聞きます。やりかたや細やかな観察眼はそのまま、
>ただ、特徴がどうか、ということよりも
>「みんなに優しい子育てをする」と意識することが大切と
>思います。
はい。
こころして、子育てしていきたいと思います。

「お母さんがこんなに私のためにやってくれる
>のだから、受容したふりをしなくちゃ」と思おうとしていたのも良くなかったのですが・・・・・・
息子にもこういうところがあるのかもしれませんね。

>親が「障害だって、別にいいじゃない」というある意味先進的な考えを持った人間だったので「障害者でありたくない、皆と同じがいい」と思うことは悪い事なのか、という葛藤もありました。

きっと、お母様は、みつまねこさんが、
気質的なもので集団の中でつらい思いをすることがないようにと
環境を整えられたり、声かけをされてきたのではないでしょうか。

息子も「皆と同じがいい。」と強く思うほうです。
そんな息子を見て、親の私は
息子が疎外感をい感じて、つらい思いをしないように
つい過剰に環境を整えようとしていたのでしょう。

>そのほかにも「私の幼さと認知の歪みを踏まえて」委員会の立候補をしないよう
>説得されたり、やってみるまえからいろいろな事を「向いていない」と言われたり

お母様はみつまねこさんがコミュニケーション場面で失敗をしそうな状況を
なるべく減らそうとされたのではないでしょうか。
たしかにやってみないとわからないことですが。
息子も応援団やなんとかリーダーなど行事の中心の活動をやりたくて
立候補しました。演説もして、選挙で選ばれて、うれしそうでしたが、
親は内心ひやひやして見守りました。
うまくいかなかったときの落ち込みが人並み以上でしたから。
そこから自分に自信を失ってしまうのが、怖かったのです。
現に応援団では、とても立派にできたのに、自分のカラーが応援合戦で負けて
非常に落ち込んでいました。ほめてもほめても、なかなか回復せず・・。
学校生活ではいろいろなことにチャレンジさせてあげたいけれど、
親としては教師やお友達など、人的環境に恵まれいないと不安です。


中学、高校時代は、だれでも自己同一性の確立と格闘する時期ですよね。
特に、今は家庭の価値観が本当にさまざまで、
なにが常識かわかりにくいですよね。
お母様たちも色々な方がいて、今までの自分の常識では通用しないことも多く、
よく仲良しのママ友たちと、
「自分が正しいのか自分の言動が常識的なのかがわからなくなるよね。」と
話し合うことがあります。
大人でさえ戸惑う時代ですから、
若者のアイデンティティの確立は非常に難しい時代なのではないでしょうか。
加えて、AS だから、という縛りを持っていたら、
みつまねこさんの葛藤は大変なものだったでしょうね。

でも、みつまねこさんは、現在は大学生活を謳歌されているのですね。
すばらしい。

みつまねこさんに、アドバイスをいただいたおかげで
気持ちを整理して、今日、
少し早めに思春期に入った男の子の親として
校長と面談をしてきました。

みつまねこさん、ご自身のすばらしい個性を生かし、
楽しい大学生活を送られてください。

[#39709] Re:思春期の感情のコントロール
 Саша  - 12/11/15(木) 15:49 -

引用なし
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   ▼ここらびさん:

>>診断結果を知った母がショックを受けたのは
>>ここらびさんのように母は「娘はもっと能力があると思ったから」です;
>この場合の能力というのは、何をさしているのでしょうか?
>waisの結果が低かったということですか?


はい。
アスペだけでなくLDもあるわ,想像してたよりIQが低いと。


>大学の授業でやったのは10年以上前なので
>waisの内容は忘れてしまいましたが、
>言語性と動作性に分かれていたのではなかったかな。
>おそらく下位検査ごとのばらつきが大きかったのではないですか?
>できることが突出していて、できないこととかなり得点が離れていたのでは。
>知能検査はあくまで、本人の得意なところや苦手なところを知り、
>今後の生活に役立つ資料として活用するものであって、
>検査結果を伝える時にも、その観点から説明するべきだと私は思うのです。
>つまり、IQなんて伝えなくていいから、
>ここは伸ばそう、とかここはお母さんのフォローが必要ね、とか。
>でも、そこを勘違いしている医師や心理士さんの多いこと。

ここらびさんは専門の知識がある方なんですね。
そういう方面に詳しい知人がいないため失礼な書き方をして申し訳ありません。
母はそういう知識が無い人だから説明するとき考えさせられました。


>言語性と動作性のIQに有意な差がある場合、
>発達障害を疑いますが、
>診断は知能検査だけでするわけではなく、
>生育歴や本人との会話、生活の中での困り感などをアセスメントして
>総合的に判断されるのだと思います。


私の言語性と動作性の差は一桁だったと思います。
生育歴の話や当時の困り感が診断の決め手になったかもしれません。
感覚過敏,拘りの強さ,記憶方法とか。


>息子は小1の時にwiscをやっていますが、
>下位検査でのばらつきはあるものの、
>有意差(言語性と動作性のIQの差)はなく、
>知能検査のみを診断基準にするならば、診断はでなかったでしょう。
>
>私は息子のような気質を持つ人たちを
>アスペルガー症候群ではなく、脳のタイプの違いという意味で
>アスペルガータイプ、
>ギフテッドタイプ、などど自分で勝手に言っています。

息子さんは限りなくアスペが薄いんですね。
知能が高いゆえに健常児が考えないことに気づいたりしないのかなぁと
思いました。


>Сашаさんのように、今が一番幸せと感じていらっしゃる方は
>たとえ気質がアスぺタイプであっても「障害」という範疇からは
>はずれる気がします。
>まさに、みんなちがってみんないい「個性」です。


検査は自分の障害程度を知ることが目的だったので受けました。
必要な支援をお願いするには苦手部分の自覚が必要だからです。
私は成人なので療育の必要はないけど,それでも支援が必要な箇所もあります。
一番の理由は育児するとき自分に足りない箇所を自覚すること。


幸せを感じるのは社会的成功に興味が湧かないからかもしれません。
形はあってもないようなものに昔から価値を感じるタイプなので
そう思うのかもしれないですね。


>気質という点で心配なのは
>物事の価値基準が所属集団のリーダーや集団の多数派の考えに染まりやすく、
>一度価値基準が固定されると
>それを崩すことが容易でないということです。
>その価値が本人には今までの価値と矛盾していたり、
>どこか道理に合わないことだと
>いったんはうけいれるのですが、
>時間が立つにつれ、心の中に葛藤が芽生え、混乱してしまう。
>塾の先生は息子の発達のばらつきを知っていますが、先日電話で
>「息子さんの悩みは早熟さゆえ。たいていのお子さんはそこに疑問を感じない。」
>と。
>ほめられることとは。努力とは。賞とは。
>なにか哲学的な悩みを持ち、でも幼いために考えがまとまらないようにも
>見えるのです。
>ただ、最近の「不安の強さ」は心配です。幼稚園の時の性格に戻った感じです。
>私の性格がそうなので、遺伝ですかね。
>
そうです。説明下手ですみません。私が書きたかったのはそれです。
健常児は気にも留めないようなことに気づいて考える,というのは
そんな感じです。


>Сашаさんの「自分と他者との違和感」ってたとえばどんなことでしょうか?
>誰一人同じ人間はいないので、
>自分と他者とは違って当たり前のように思えるのですが・・。


小学生の頃から,こんなこと考えてました。
「人は人,自分は自分」
自分の意見を言えと言われて思ったことを話すと
「それは違う。Сашаの考え方がおかしい。人は助け合うものだ。」
・・私が考えるテーマは親切とは?です。

思いやりや好意から人は「こうしたら?」と言います。
もし,それが相手の望んだ親切でなかった場合どうなるのか?

成人になると「人は人,自分は自分」の考えが異端に見えないけど
子供の頃は同世代から異端呼ばわりされました。


自分の意見を言えと言われたので「自分はこう思う」は
今の世代なら社会的に問題ある考え方ではないんです。

内容を詳細に書けないのは他者の個人情報が入ってることなので
書けなくてすみません。
親へ話すと「変なところで大人みたいな考え方をするのね」と言われました。
因みに中学の時,1だった教科は私のアスペが原因というより
父方の親族が関係しています。


子供の世界は善か悪かの単純さ。
それは悪いことなんだけど,本人はこうじゃないのかな?と言えば
異端扱いで変人と呼ばれます。

成人になってやっと私が言いたい意味を周囲は解ってくれるから
今は天国です。

今は昔からの考えを制限する必要が無いんです。
「○○さんはそういう考え方でもアリと思うよ」と言っても
異端と思われないからです。

[#39714] Re:思春期の感情のコントロール
 ここらび  - 12/11/15(木) 19:51 -

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   Сашаさん

お返事いただきありがとうございます。

>検査は自分の障害程度を知ることが目的だったので受けました。
>必要な支援をお願いするには苦手部分の自覚が必要だからです。
>私は成人なので療育の必要はないけど,それでも支援が必要な箇所もあります。
>一番の理由は育児するとき自分に足りない箇所を自覚すること。
なるほど。すばらしい。ご自分にプラスになるとのお考えからだったのですね。


>健常児は気にも留めないようなことに気づいて考える,というのは
>そんな感じです。
これが、ギフテッドのギフテッドたる所以ではないかと思うのですが。
その意味では
Сашаさんもギフテッドなのではないでしょうか。
そして、このようなギフテッドの人たちの深い思考により
ギフテッドの人自身は悩みや葛藤をたくさん抱えてしまうのでしょうが、
多くの悩みを昇華して、孤高にまで至った時、
その深みのある人生が、周囲の人たちまでも幸せにする、と
考えているのは私だけでしょうか。

息子が3歳から大好きな芸術家にイサム・ノグチがいます。
彼は日本人の母とアメリカ人の父をもつハーフです。
ハーフであることや、おそらくギフテッドであることから
学齢期、戦争中、戦後と生涯を通して、
そのアイデンティティの確立とは格闘したように思います。
確か、コロンビア大学では医学を専攻していたのに、
芸術への関心と才気を発揮して、
モダンアートの世界へ身を投じることになったと記憶しています。
ノグチ自身の精神的葛藤はすさまじいものがあり、
生涯孤高の人であったと思いますが、
彼の芸術性や精神性を理解する人たちによって、財団ができています。
香川県にはイサム・ノグチの自宅後に、庭園美術館があり、
北海道にはモエレ沼というところに、
彼の設計した広大な遊び場があります。
息子をそのどちらへも連れて行き、ノグチの作品を堪能しました。
すべてのギフテッドとは、いいませんが、ギフテッドの特異性は
そうした役割をもつものとして、
非常に社会に貢献できるのかもしれないと思うことがあります。

>
>子供の世界は善か悪かの単純さ。
>それは悪いことなんだけど,本人はこうじゃないのかな?と言えば
>異端扱いで変人と呼ばれます。
最近の子供は、けっこうおませで、こういう言い回しをする子もいますよ。
会話を聞くとびっくりすることがあります。

>成人になってやっと私が言いたい意味を周囲は解ってくれるから
>今は天国です。
そうですよね。そのお気持ちわかります。

息子の場合は、極端な早熟さと幼さが入り混じった思春期を迎えて
混乱も大きいのでしょうね。

今日は校長と面談して、
授業中に一人だけ課題が終わってしまった時には
できた子用に適度なプリントを用意していただいて
それをやらせることで、暇な時間をつくらないように
することになりました。
あいた時間ができると、落ち着きがなくなり、それで注意されますから。
授業参観に行くと、大人でもきゅうくつな授業だから、
子供は座っているのはつらいだろうなと思います。

今日は遠足でした。
鼻水、咳ともにまだひどいですが、
心は週末の釣りにむかって興奮しているようです。

夫が帰ってくるなり、サッカーをしようと誘います。
つかれているのに・・、なにか試されている感じがします。

Сашаさん、お体お大事に。
返信お気づかいなきよう。

[#39715] Re:ASかどうか関係なくひとりの若者の立場から・・・
 みつまめねこ  - 12/11/15(木) 23:32 -

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   ▼ここらびさん:
お返事ありがとうございます。
ありがたい・・・のですが、親としての気持ちを代弁する
だけでなく告知のせいで特性と関係ない所で心を壊しかけた私の立場にも
共感していただけると嬉しかったなぁ・・・と。
この掲示板に来る=色濃いASの特徴があってコミュニケーションや
不器用の障害が大きい、という先入観を持たれたかもしれませんが、
これといった具体的な療育をしてなくてもトラブルなく学校生活を
送れた(実際、自助会に入っていても療育っぽいことには参加していません
でした。レベルが低すぎてお話にならなかったので・・・・)のです。
それでもここに来るのは、私と同じ目に合う人間が一人でも減り、一人でも
多くの人に障害名による縛りや悪い意味での自覚を気にしない、自由な希望を
持ってほしいからなのです。

>きっと、お母様は、みつまねこさんが、
>気質的なもので集団の中でつらい思いをすることがないようにと
>環境を整えられたり、声かけをされてきたのではないでしょうか。

それはそうなんですが、そんなに気質的な個性が他のASと比べて強くなかった
私にしてみれば、「障害者扱いしていらないことを・・・」と思ってしまうのです。できることまでできない扱いを受け、自分が周囲と違うことがその扱い一つの
せいで浮き彫りになってしまうというか・・・・・・
確かに個性と困難が強すぎて「困難が起こりがちな」子には有効ですが、そんなに現実で困っていない身では、そうされることによって(何もいじらなければ何も起こらなかったものを!)劣等感や自身の存在の危機が生じてしまうのです。
気質よりなにより、母の押し付けと突然の告知によって辛い思いをした
私からしてみれば、母としての気持ちを分かってほしい、ともとれるご意見は
少し読んでいて辛かったです・・・・・・
勿論、ここらびさんはお母様としてとてもよくできた方ですし、なんとか
母とのわだかまりを無くして楽になってほしいという一心で書かれたのは
百も承知の上ですが、もう少し母親としての立場からだけでなく
私の立場と事の重大さを考えて下さると嬉しかったなぁ・・・・と。
私個人の気持ちのためでなく、息子さんを私と同じ目に合わせない
ためにも。

>お母様はみつまねこさんがコミュニケーション場面で失敗をしそうな状況を
>なるべく減らそうとされたのではないでしょうか。

それでも決めつけず、なるべく可能性を信じて欲しかったです・・・。
私の状態を見てではなく、専門書そのままの知識を押し付けてきたのですから。
もっと「典型的なASに比べて発達している」事を見てほしかったです。
息子さん、当選してよかったですね。
チームは負けてしまったようで残念ですが、当選してちゃんとやれただけでも、
健常児でも結構こういうの苦手な子がいる中ですし、ASかそうでないかに関わらずすごいことですよ!

この内心ひやひやして、というのもうちの母もいつも持っていた気持ちでいて
「障害ゆえの過小評価」が起こっていた、もし診断がなかったらもっと信じてもらえたんだろうなぁ・・・・と思うと砂をかむような何とも言えない気持ちになります。
それくらい、私の心の傷、そして母との確執は大きいのです。診断の直前に父と母が離婚して父が私を引き取っていたらよかったのになぁ、と思うくらい。

大学生活を健全に送れているのは「自分は障害者だ」という自覚を捨てられたから
こそなので、きっと受容や「ハッキリ認めて障害とつきあっていくこと」を至上とする支援や福祉の業界から見れば、私のようなものは異端だし鼻つまみ者だと思います。それでも、あのころの「障害ばかり気にして電話の受け答えすらできなくなっていた」自分には戻りたくない。だから、今はあえて「障害」のラベルも「先入観に乗っ取ったASらしい生活(真面目で淡々と言われたことをこなす、今時の楽しみを持たないetc・・・)」も捨てて「今時の大学生らしく」友達と同じように遊びまくったり化粧品や服のためのやりくりに悩んだり、テスト前に焦ったりしています。(学生としてはけっして褒められた態度じゃないですが、皆との一体感や「青春を謳歌している感・今しかできないことをしている感」がとても楽しく毎日充実しています。)


せっかく励まして頂いたのにごめんなさいね。けして議論や喧嘩をするつもりでは
なくただ分かってほしかっただけだとご理解いただければ幸いです。

[#39721] Re:ASかどうか関係なくひとりの若者の立場から・・・
 ここらび  - 12/11/16(金) 10:20 -

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   みつまめねこさん

>そんなに気質的な個性が他のASと比べて強くなかった
>私にしてみれば、「障害者扱いしていらないことを・・・」と思ってしまうのです。できることまでできない扱いを受け、自分が周囲と違うことがその扱い一つの
>せいで浮き彫りになってしまうというか・・・・・・
>確かに個性と困難が強すぎて「困難が起こりがちな」子には有効ですが、そんなに現実で困っていない身では、そうされることによって(何もいじらなければ何も起こらなかったものを!)劣等感や自身の存在の危機が生じてしまうのです。
>気質よりなにより、母の押し付けと突然の告知によって辛い思いをした
>私からしてみれば、母としての気持ちを分かってほしい、ともとれるご意見は
>少し読んでいて辛かったです・・・・・・
息子のためを思い、アドバイスしていただいたのに、
私の書き込みによって、かえってつらい思いをさせてしまい申し訳ありません。

>それでも決めつけず、なるべく可能性を信じて欲しかったです・・・。
>私の状態を見てではなく、専門書そのままの知識を押し付けてきたのですから。
>もっと「典型的なASに比べて発達している」事を見てほしかったです。

診断が下ったことで、
お母様がみつまめねこさんのありのままを見てくれずに
なにかにつけ、診断名にとらわれて駄目だしされたりすることで
とても苦しまれたということですよね。
それはたとえお母様にはお母様の思いがあったとしても
みつまめねこさんにとっては、耐えがたいことだったのですね。


私も高校時代に親にレッテルを貼られて苦しみました。
何かにつけて管理され、一人暮らしもあなたには無理、と言われ、
就職してお金をためると親には事後承諾でアパートを借りて家をでました。
「もっと可能性を信じてほしかった。」
というみつまめねこさんのお気持ちと、同じかどうかは
わかりませんが。今でこそ母を客観的に見られるようになりましたが、
母は今でも私のありのままを受け入れていないと思います。

>息子さん、当選してよかったですね。
>チームは負けてしまったようで残念ですが、当選してちゃんとやれただけでも、
>健常児でも結構こういうの苦手な子がいる中ですし、ASかそうでないかに関わらずすごいことですよ!
ありがとうございます。

>せっかく励まして頂いたのにごめんなさいね。けして議論や喧嘩をするつもりでは
>なくただ分かってほしかっただけだとご理解いただければ幸いです。
お気持ちが伝わりました。
みつまめねこさんの思いを率直に書いていただいたこと感謝しております。
そして、みつまねこさんからこの掲示板で貴重なアドバイスをいただけて
本当に感謝しております。
親として、肝に銘じ、息子に寄り添っていきたいと思います。
本当にありがとうございました。

[#39723] Re:思春期の感情のコントロール
 Саша  - 12/11/16(金) 15:36 -

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   ▼ここらびさん:


>>健常児は気にも留めないようなことに気づいて考える,というのは
>>そんな感じです。
>これが、ギフテッドのギフテッドたる所以ではないかと思うのですが。
>その意味では
>Сашаさんもギフテッドなのではないでしょうか。
>そして、このようなギフテッドの人たちの深い思考により
>ギフテッドの人自身は悩みや葛藤をたくさん抱えてしまうのでしょうが、
>多くの悩みを昇華して、孤高にまで至った時、
>その深みのある人生が、周囲の人たちまでも幸せにする、と
>考えているのは私だけでしょうか。


私は能力が高い当事者でないから少し違うかもしれないけど
何らかの形で活かせる機会は来そうな気がします。
健常にも個人の葛藤や悩みを活かせる人もいれば重圧に押しつぶされる人も居ます。
その辺は当事者も同じだと思います。


>息子が3歳から大好きな芸術家にイサム・ノグチがいます。
>彼は日本人の母とアメリカ人の父をもつハーフです。
>ハーフであることや、おそらくギフテッドであることから
>学齢期、戦争中、戦後と生涯を通して、
>そのアイデンティティの確立とは格闘したように思います。
>確か、コロンビア大学では医学を専攻していたのに、
>芸術への関心と才気を発揮して、
>モダンアートの世界へ身を投じることになったと記憶しています。
>ノグチ自身の精神的葛藤はすさまじいものがあり、
>生涯孤高の人であったと思いますが、
>彼の芸術性や精神性を理解する人たちによって、財団ができています。
>香川県にはイサム・ノグチの自宅後に、庭園美術館があり、
>北海道にはモエレ沼というところに、
>彼の設計した広大な遊び場があります。
>息子をそのどちらへも連れて行き、ノグチの作品を堪能しました。
>すべてのギフテッドとは、いいませんが、ギフテッドの特異性は
>そうした役割をもつものとして、
>非常に社会に貢献できるのかもしれないと思うことがあります。
>
イサム・ノグチ素敵ですね。
知ってるのはインテリアデザインです。
流線型の美しいガラステーブルが印象に残ってます。
照明ではアルネ・ヤコブセンやフィリップ・スタルクかな・・

芸術を見るのは好きだけど,私の甲斐性だと費用が掛かり過ぎるので
今は育児以外の趣味を見ないようにしてます。
趣味に傾倒すると葛藤から開放された気分になるし悩んでることが
小さなことに思えるから息子が成人後のお楽しみに取ってます。


>息子の場合は、極端な早熟さと幼さが入り混じった思春期を迎えて
>混乱も大きいのでしょうね。

そういう混乱を息子さんは誰にも言えないかもしれません。
能力が高いということは,ある程度は空気を読めてるような気がしたからです。


>今日は校長と面談して、
>授業中に一人だけ課題が終わってしまった時には
>できた子用に適度なプリントを用意していただいて
>それをやらせることで、暇な時間をつくらないように
>することになりました。
>あいた時間ができると、落ち着きがなくなり、それで注意されますから。
>授業参観に行くと、大人でもきゅうくつな授業だから、
>子供は座っているのはつらいだろうなと思います。

あの・・それって健常児にもあることですよ。
勉強好きでない子供が落ち着きなくして注意されることは珍しくないです。
ここらびさんの息子さんは知能が高く集中力があるから
そこだけ悪目立ちしてるしてるように見えるのかな〜と思いました。

話は変わるけど私は室内で土で室内が汚れづらいハイドロカルチャーという方法で
観葉植物を育ててます。

人間と変わらない感覚を感じるのがツボなんです。
種類によっては水を遣りすぎると根腐れを起こします。

手持ちの観葉植物に元気がありません;
水分や栄養が多かったんでしょうか・・
夏と違い季節が変わったから水分調整しなきゃいけないようです;

人間も似たところがあると思いませんか?

私が育ててる種類は「金の成る木」と「テーブルヤシ」かな・・
「金の成る木」は陽当たりのいいところに置き水分を調節すれば
葉が肉厚な植物なので滅多に枯れません。
丈夫だからマメな対応ができないタイプは育てやすいです。

テーブリヤシは葉が細いため霧吹きで葉が乾燥しないよう気をつける必要があるけど
水分量に気をつける必要があります。

息子は葉の表面に霧吹きで水分を与えすぎたみたいです;
半分くらい根腐れを今,起こしてます。

息子の「ミドリガメのお世話ついでに・・」という気持ちは嬉しいんだけど(^_^;)

[#39725] Re:思春期の感情のコントロール
 ここらび  - 12/11/16(金) 16:08 -

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   Сашаさん:

お忙しい中、いつも読んでいただき、返信してくださって本当に恐縮します。

Сашаさんの文章は、読んでいてとてもほっとさせられます。
息子さんとのゆったりとした幸せな時間をもたれていらっしゃるのだな、と
感じられるからでしょうか。

水をやりすぎても、植物は根ぐされをおこしてしまう。
そうですね。。加減が本当に難しい・・。

ミドリガメ、昨年まで5年間、我が家でも飼っていました。
でも、息子は世話をせずに、たまに餌をやるだけで、
ほとんど私が世話をしていました。
この夏、ひなたぼっこをさせていて、突然うごかなくなりました。
息子さんは、ご自分でお世話をしていてすごいですね。

さて、今週の息子は、奇声や首ふりはなく、
鼻水だしながら、なんとか遠足へも行き、今日も登校しました。
でも、遠足のことはあまり話しませんでした。
親にいろいろ話さなくなる年齢ということもあるのでしょうけど。

そして、楽しいことを作ろうと、必死なのか、
土日の釣りにこだわりはじめました・・。
明日は雨かもしれないのに、行くと言ってききません。
幸い明日は一緒に行くお友達は2人見つかったようですが。

釣りにいくことはいいのですが、雨でいかれなくなると
またパニックになるかも・・とはらはらしています。

もうすぐ帰ってきます。

思春期の嵐は週末ふくかどうか・・・。

[#39726] ありがとうございました。
 ここらび  - 12/11/16(金) 16:30 -

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   ツリーが長くなりました。

皆様のおかげで、
息子は数週間前のような
怒りや混乱からのパニックはおさまっていますが、
喜怒哀楽全般の感情のコントロールが難しいようで
興奮したり、落ち込んだり、の波が襲っているようです。
皆様のアドバイスの通り、
しばらくよりそい、受け止めていこうと思います。

新しいツリーで、またご相談させてください。
ありがとうございました。

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