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▼ここらびさん:
始めまして。大学生の当事者です。
ASとしては健常に限りなく近い、と言われる程度の重さですが。
>「今日の算数のテストで最後の問題ができなかった。
>くそー先生のやつあんな難しい問題をだしやがって。」
>と言っていました。
>こんな荒々しい言葉は話す子ではなかったのですが・・。
私も、その年頃の男の子なら、学校で同級生が荒っぽい(ある意味年相応で
健全な)言葉づかいで話すのを聞いて覚えてしまうでしょうし、そういった言葉が
偶にうっかり出てしまう、という程度であれば特に不自然でもないし、問題もないのではないでしょうか。
フラッシュバックでなく、単に愚痴っただけで、その愚痴の言い方が
今までここらびさんが聞いたことない乱暴な口調だっただけなのではないかな・・・と思います。
学校や授業自体に全くストレスがないかどうかは分かりませんが、
言葉自体は言ってみたかっただけ(普段ここらびさんが特別言葉遣いのしつけに
気を使ってらっしゃるならみんなと同じ言葉づかいがしたかった、という
可能性もあるかも・・・?)だと思います。
確かにASである以上、いろいろと特性を考慮する場面は多くなりがちですが、
ASでない普通の子と同じように「フツーに愚痴りたい」時だって、
「同級生みたいにちょっぴり大人ぶってみたりワルぶってみたい」時もあります。
フラッシュバックを見逃さないことも大事と言えば大事なのですが
そういった息子さんの「普通の子と同じ部分」を蔑ろにしないよう、
全て特性が出たと決めつけてしまわないよう(けして今のここらびさんがそれを
やっているとは思いませんが、これからもエスカレートしていかないよう
気を付けて頂きたいな、ということで・・・)気を付けることも、同じくらい
大切だと思います。
どうか、息子さんの「若者らしさ」の芽を摘んでしまわないで下さいね。
(勿論「TPOにあった言葉づかいや態度」を分かってもらうのは大事ですが。)
「診断名」や特性を気にかけられ過ぎ、いつしか自分でも過剰に
意識するようになり思春期を自分で雁字搦めにして、
ASを考慮する生活によって逆に自分が何者か、ということが分からなく
なってしまった若者の立場から書き込ませて頂きました。
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