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▼ここあさん:
>中学1年のアスペの息子がおります。
>
>息子は普通学級に通い、クラス内ではそれなりに必要な話はし
>それなりに楽しく学校生活を過ごしているようです。
>
>しかしいわゆる「世間話」「たわいもない話」というのが全くできません。
>息子にとっては「必要のない話題をする」「おしゃべりをする」ということに
>意味を見いだせないようです。
>
>ですので交わる必要にせまられない場面ではたいてい一人になります。
>登校はひとり、下校もひとり、部活動もしていますが練習メニューが終わると
>すぐにひとりで帰ってきてしまいます。
>ただ誰かが誘ってくれたらその人とは帰るようです。向こうが必要なら一緒にいるけど自分からは一緒にいる必要なないという感じです。
>そして全くさみしさも感じていない様子です。
>
>しかしこの調子で世の中に出たときにどんなことになるか、心配もあります。
>ひとりが好きな息子ですが、少しは世間話やおしゃべりをする練習というのを
>した方がいいものでしょうか。心理士の先生にはアスペの子はクラスでうまく
>混じっているだけでもは相当に努力している、だからひとりになりたいときはひとりにしてあげた方がいいといわれていますが…
>息子と同じようなことで苦労された方、またそういう傾向があったが意外と大丈夫だった方など、ご意見をお聞かせください。またおとなになる前にこういう訓練をしておけばよかったなどのご意見もあればよろしくお願いいたします。
初めまして。私は当事者女性で息子さんのように客観的に見て
世間話やたわいのない話は苦手な子供時代を過ごしています。
私が中学生の頃,会話するときに困ったのは「何を話せばいいか分からない」です。
そして人は常に機嫌が良い訳でもないので他者へ気遣いが下手な私は
「下手に話しかけてイライラされるより用事があれば話しかけてくるだろうから
無理に会話を探さなくてもいいよね」という理由から息子さんと似たような状況になっていました。
そんな会話下手な私でも中学で今も続く親友ができて今も付き合いが続いてます。
話かけるタイミングやたわいのない話を知らなかった私は当時の親友と
メモに書いての手紙交換で友達を作りました。
最初は何でメモ?直接,私と話したくないのかな〜と友達から誤解されたかもしれないけど周囲の会話を聞いて見よう見まねで「今日はお弁当じゃなくてパン食だから購買に行ってくるね」とか「人前で話すの苦手だから手紙でごめんなさい」とか書いてました。
キッカケは今,思い出すと恥ずかしいけど手紙のやりとりで
ようやく人前でたわいの無い話を話しかけることができるようになりました。
それまでは挨拶と用事以外で自分から話しかけるのが苦手だったんです。
当時は診断前だったから自分が空気読めないのがなんとなく気づいてても
KYなことをしたとき周囲の奇異な目が子供心にイヤだったからです;
無駄に見えるおしゃべりやたわいの無い会話は
空気が読める定型でも相手がどんな考え方を持ってるかを知る手段のような気がします。
しぐさや表情などでこういう人かな?という印象は持っても
実際はどんな性格なのか把握するのは難しいですよね。
当事者視点で間違えてたら申し訳ないけど,息子さんもそのうち「この子と話してみたいな〜」という興味が湧く人を見つけるかもなので,そのときは「こういう人も居るよ」とここあさんの参考になったらいいなぁと思いました。
当事者で同じ状況に見えても考え方や性格は個人差があるから
実際の心境は息子さんしか知らないかもだけどもし何らかの訓練するなら
相手の価値観と自分の価値観の妥協点を探すことがいいかもしれません。
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