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▼ミズリーさん:
>はじめまして。
>ミズリーと申します。
>
>中学3年のアスペルガーの息子がおります。
>特別支援学級在籍です。
>さて、息子は家では勉強をしませんが、受験もありそういうわけにもいきません。
>昨日、どうしてしないのか聞いてみたところ、
>「勉強しても、いいことないし・・・・」との返答が。
>皆さんは、どのような目標で勉強をしていましたか?
>周りの人たちはどのように、勉強させようとしたでしょうか?
>お話をお聞かせください。
>よろしくお願いいたします。
これは…“どんな仕事へ就きたいか?”ということによって、何を重点的に教えるのかが変わってきますので、そこをよく一緒に考えてみることにつきます。
例えばの話…“宝石”をカットして磨くには、デッサンなど形をイメージしたり
・狙った形へ原石を加工するための手先の器用さが必要ですが、赤い半透明の石がルビーかメノウかを鑑別するためには、割れ方や硬さ・屈折率・X線回折などの科学的な知識が必要となってきます。
以前農村は、“就学率が低い”典型的な場所でしたけれども、最近では良いものを安定的に消費者へ届けるために、植物に関する知識はもちろんのこと、化学・物理・統計・経済などなど幅広い知識の習得がないと採らないという農業法人もあります。
逆に見れば…昔は、本当に月末うんざりさせられていた会計処理も、PCへのデーター入力さえミスらなければ、後は自動的に計算されて、収益と出費の内訳が円グラフとして瞬時に表示されてくるわけで、以前よりは、算数が苦手な人でも、キーボードさえ打てれば勤まる仕事になってきてはいます。
とりあえず今は、“していない(T_T)”と嘆くよりも、“なにかできそうなこと…きっとある(^_〜)”と、ゆったりと構えておいたほうが、息子さんの予後にとってはベターだと思います。
僕には甥っ子が2人いて、上の子は今年小学5年生になります。算数はそろそろ
割合・分数・小数が出て、つまずきやすいステージです。彼の道しるべになりたいと、最近は本屋で、問題集やガイドブックを読み漁って、40歳の頭脳を発汗させいる今日この頃です。
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