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▼ユーンさんへ
『診断に納得も受容も持てないのは、自分の意思でなく、夫に連れて行かれたからではないでしょうか。ASの受容による葛藤というよりも、夫に対する不信の方が大きいのではと、勝手に思いました。私だったら夫と話をして、診断をさせた夫の意図を聞き出します。
夫はどんな心のサポートをしてるんでしょうね。』
というユーンさんのご意見に答えますと
友人は「夫に病院に行こうと言われたときは抵抗感があったけど、私より夫が困っていたという事がしだいに理解できた。夫は優しく忍耐強い人だと思う、この人が夫でなかったら結婚生活は続いてないと思う」と言っています。
ご主人は「一緒に暮らしていて、どうにも混乱して僕が心療内科に通っていたんです。そこで医者に、妻のことを相談していたら「奥さんは発達障害の可能性があるようだ。精神科で診て頂いたらどうか」と言われて妻を受診させた。妻が診断に対して不服なのは解るが、自分としては接し方や理解の仕方のメドがついて落ち着いた。妻にとって何がつらく何が解らないのかが少しでも知れて良かった」
という内容をおっしゃってましたね。
傍目からも、ご主人が妻をかばっているというか、配慮しているのは感じられます。
みつまめねこさんへ
『それもあるかもしれませんが、本当にご友人さんが私のように「専門的に定義されているASの特性」とご自分の間に違和感や溝を感じていらっしゃる、ということも十分ありえると思います。もしくは診断を受ける前にASや自閉症に関して悪いイメージを持っていたり、とか。ご自分の診断に納得していらっしゃる方、「自分はASだ、でもそれは肯定的でも否定的でもないことで、それでいいんだ」と自然に思えるタイプの方には理解しがたい感じ方かもしれませんが…定型に似た感覚を持っていれば持っているほど見栄やイメージ、プライドにも苦しむので。』
という、みつまめねこさんのコメント
まさしく、友人はこういう感じです。
「ASに関わる本を読んでも、まさしく自分だ、と思い当たる部分も一部あるけど「だから自分はASなのだ」という納得も受容にも至らない。
「天然、個性・・ではだめなのか、という理不尽に対する悲しみがある」
と言ってます。
診断を受容できる出来ない・・という問題は当事者にとっては大きいと感じます。
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