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休学届は出されていないですか。
社会人なら休職、ならば高校生なら休学ではないですか。
遅れを取るのは、たぶん、プライドが許さないでしょうが・・・
おそらくは、お母さんもお子さんも、プライドの高い方だと思います。
偏差の近い高校に在籍しているのだから、なおさらそうだと思います。
それでも、考えを変えたらどうかなあと思います。
偏差値の高い大学を目指したなら、浪人もある訳なんだし。
浪人する覚悟があるならば、休学する覚悟もあって良いのでは。
もし内科的な病気で通学できなくなったら、休学して、
一年か二年遅れて復学してって事もあり得ますよね。
鬱は外からは見えないですが、やはり病気なので、
休んで治すべきと思います。
心の病で休むことは、恥ではないと思います。
病気にかかりたくてかかる人はいないのですから。
うちの娘はアスペのグレーですが、鬱になり、
高2の秋から登校できなくなりました。
お宅のお子さんと同じく、体育の不調からというのもありましたし、
友達関係がうまくいかなくなったこともあり、不登校になりました。
担任の先生が懸命に働きかけてくれましたが、再びの登校は無理でした。
二年の半分しか行っていませんが、
なんとか三年にしてもらえることになりました。
が、それこそプライドの高い彼女には、
同じ場所に戻る勇気がありませんでした。
それで、私立の通信制高校に転校しました。
そこは、体育はボーリング大会とか体力測定とかしかなく、楽でした。
そして勉強が得意な娘にはらくらくな授業と課題の提出で、
なんのつらいこともなく卒業することが出来ましたよ。
先生方もとても親切でしたし、いろんな特性を持つ同級生たちは
それぞれにいろんなつらい過去があるようでしたが、乗り切ってましたよ。
今、そこの通信制の生徒たちのほとんどは、いじめやいろんな事情から
不登校やそれに近いような子のようでした。
偏差値の高い子もいて、有名大学に入った子も少なくありません。
専門学校に行く子もいるし、就職する子もいます。
芸能活動している子や、オリンピック目指す子もいます。
元の高校にいるよりも、世間にはいろんな人がいるということを知り、
視野が広まった気持ちもしましたね。
まあ、数IIBとかの高度な授業はないので、
高いところを目指す子は、予備校に行ったりもしているようでした。
うちの子も難しい大学は無理でしたが、
元行っていた高校の親大学に、一般入試で入りました。
元の高校にいれば、推薦で入れたところですが。
そして今は、鬱状態もとても軽くて、抗鬱剤も不要になっています。
友達はあまり多くないですが、それなりにやっています。
あの時、転校しないでいたら、おそらくは高校卒業できなかったと思います。
通信制高校という選択は、ほんとうは怖かったです。
でも思い切って良かったと思っています。
それと、高卒認定は、偏差値の高い高校の一年生を終了しているならば、
そんなにハードルの高いものではないようです。
少しだけ自分で勉強したら、案外楽に取れる気もします。
登校が無理ならば、高卒認定試験もありかなと思います。
今は、お母さんは静観しているときだと思います。
当然のことながら、お父さんも余計な口出しは無用です。
ただ、黙って見守るだけの時期な気がします。
そのうち、自分で動き出すかもしれません。
イライラしますが、あと少し我慢かと。
アドバイスを求められたときだけ、答えたら良いと思いました。
鬱だったときは、無表情でしたよ。
食欲もなかったです。
ただ、まじめなので、お医者さんの言うとおりに薬は飲む。
薬は食後なので、薬のために何かを食べていた、という感じです。
自分の部屋のカーテンも黒でした。
今はピンクのカーテンに掛け替えましたよ。
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