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▼瑠璃姫さん:
独り身おばさんからも一筆。
大学へ行って勉強すること、など、ご自分の目的意識をきちんと持っていらっしゃることは、自立に向かっていてとても立派だと思います。
それから、お父様を家族全員で責め立てる、これがどんな程度なのかはわかりませんが、責めてもらちが明かない結果が、離婚、という法的な処置なので、これからは、仕事で言うと業務連絡のような、最低限の連絡事項だけで会話を切っていいかもしれません。
万が一ですが、瑠璃姫さんの気持の不安定が高まって、お父様も火に油を注いできて喧嘩になった場合、お父様や、もし知恵の回る弁護士を付けたらですが、被害感情みたいな計算をして、小さなことを大きな事実みたいに話を膨らませて、あなたが“家庭内暴力をする”という要素を武器に使い、自分に有利に持って行こうとする可能性も想像できるからです。
大人の世界は、ずるいことを考える人は考えるんです。
おばさんの私も付いていけなくなることもあるくらいです。
若い瑠璃姫さんは、真っ直ぐに成人して社会に出なくてはなりません。
不健康な人や、関係や、世界からは、ご自分の意志で、権利として、距離を置ける人にならねばなりません。
しかし、子どもの権利として、溜まった感情の爆発も、ありだと思っています。
子どもは、大人よりも感情のコントロールができなくて当たり前、感情のいちいちが大人よりも強く激しくて当たり前とも思うからです。
当たり前なものを、押さえるのには、おばさん個人的には反対です。
どうしてもやるなら、裁判が終わった後(何をしても慰謝料や養育費をもらえることが法的に決定した後。)か、お父様がやっと、自分が人に掛けていた負担に気づいて、悔んで、謝って来た時、だと思います。
悔んだ時、やっとあなたの怒りや涙を理解できる入口に立つからです。会話が通じる状態になるだろうからです。
最後に、瑠璃姫さんの人生は瑠璃姫さんのものです。
大人になるまでは、自分のことを自分でする(もし引っ越しをするなら荷造りは自分でする、発達障害の通院をしているなら、時々はお母様無しで自分で通う、将来のためにも止めないで通う、弁当は自分で詰める、無理ならバイトをして昼食代を賄う、など)のが大切だと思います。
お母様を助けるお気持ちは立派です。
でも、大人になってもいつまでもいつまでも、なのかは、時々立ち止まって考え直してください。気持の張り合い、励み、程度かどうかを。
発達障害は、一度の思い込みで過剰に、病的に自分を縛る傾向が強い人が多いんです。
発達障害は、ただでさえ自分の生活を保つのも、働き続けるのも大変なんです。
例えば、稼いだお金は、だれよりも瑠璃姫さんのものです。
お母様に差し出し過ぎず、「要らないよ」と言われた分は迷わず貯めましょう。
恋愛も結婚も、例えば「母との同居が前提!」などと意気込み過ぎず、相手のキャパシティーもバランス良く考えながら、口に出して相談しながら進めるのが良いと思います。
人生、面倒くさいです。
恋愛すれば失恋もあり、離婚もあり、働けば解雇もあるかも、病気もあるかもしれません。
そういう時は自分のコンディションが何より大切です。
そうこうしているうちに、お母様も回復して、ご自分の生活を楽しめる状態になるかもしれません。
瑠璃姫さんに感謝だけして、手助けは要らなくなる日が来るかもしれません。
今は、いざという時に、落ちついて最善の、自立した判断ができるように、バランス良く食べて、寝て、エネルギ―を溜めておいてくださいね。
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