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皆様へ
管理人です。少し補足したいことがあります。
> 『自閉症だったわたしへ』を書いたドナ・ウィリアムズさんも、同じ“聴覚+
>視覚過敏”で困っていたようです。
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> 確か…2002だったと思うのですが、来日公演をした折、次のようなことをおっしゃっていました。
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>1.アレルギー検査を受けて、何かアレルゲンの影響を受けていないかチェックする
>
>2.糖分の摂取の状況を、自分の体質にあったほうへ変えて、低血糖になりすぎないようにする
>
>3.マグネシウム・ビタミンB群・Cなどが十分取れるように、バランスのとれた
>かつ自分が摂取しやすいほうへ、食事のあり方を見直す
この中の2.はアメリカなどで流行っているグルテンフリー食品のことを指している可能性があります。グルテンフリーは追跡調査で「効果なし」となっています。
アレルギーや栄養療法も最近「発達障害が治る」とうたっているところがありますが、医学的な根拠はないのでご注意ください。サプリメントなども服用している薬の効果を強くしたり反対に拮抗作用で効き目を弱めるものがあります。そのようなことを予防するためにも医師や薬剤師と相談した上で利用してください。
アドバイスをされる方は特定の療法などを勧める場合は医学的な根拠のあるもの(個人の経験などはエビデンス・レベルは低いです)なのかをよく確認していただきますよう、お願いいたします。
たえさんへ
たえさんの質問については私も過敏がありますが、職場などでは「ここは公式の場所だから」という切り替えスイッチが入って本来なら我慢できないことでも平気になります。
ヘッドフォンや耳栓は私の場合対人の仕事なので使えるのはカルテを書いている時だけです。眩しがりなのでブルーライトカットの薄い色つき眼鏡は車の運転時やPC作業時は使っていますが、面接時は外しています。
ところで、読んでいて気になりましたがクラスメートと信頼関係はできていますか?1つも単位が落とせない学校の場合、クラスメートの協力は恐らく欠かせないと思います。症状を伝えた上で「助けてほしい」と言えるかどうかでも随分違ってくるでしょう。
私自身同じような学校へ通いましたが、自分の弱さを伝えて「ごめん、助けて」とヘルプを求めて随分助けてもらいました。もちろん協力を求められた時にはできることはしましたが、そういったギブアンドテイクの関係なしでは乗り切れないと自分の経験から感じています。
コミュニケーションが上手く取れないこともあるようですから、先生方とも話し合ってどこまで配慮してもらえるか、学校を進学、卒業、就職するのにどのレベルまで求めているかを確認することも必要かもしれません。
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