アスペルガーの館の掲示板

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[#40644] 親の覚悟 疲労困憊。 13/3/20(水) 11:34 [未読]

[#42035] Re:親の覚悟 レモン蒸しパン 13/10/19(土) 8:16 [未読]

[#42035] Re:親の覚悟
 レモン蒸しパン  - 13/10/19(土) 8:16 -

引用なし
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   ▼めだかさん:
おはようございます。うるさいおばさんです^^;

>他の人も書いていましたが、>若い子供のアスペルガーは他人の>よかれと思ったアドバイスなど>聞きません。
>社会に出てどこにも適応できず居場所がなくなって>から、過ちに気づくのです

疲労困憊さんの立場やお気持ちを、めだかさんなりに相手の身になって考えた、めだかさんなりの思いやりある言葉だと思います。

それにこのことは、ある一群にとっては真実です。

非常にポイントをズバリ突いた、私(くどいので)には書けない助言だと思います。

大事なことだと思うので、三晩考えさせられました。


“発達障害”という概念が外国から日本に入ってきたことの成果として、(二十年以上むかしの言い方ですよ^^;)“知恵遅れ”でもない、“健常児”でもない、それでも育てづらい子の、くくりがやっと出来て、生存していることを、やっと肯定できたプロセスがあったのです。

それまでは、発達障害独特の特徴が、そこに存在していることすら認めづらい空気がありました。
めだかさん(昭和生まれか平成生まれか分かりませんけどネ。)も生まれる前かもしれません。
目の前に、そういう子が存在していても、他の子とは違う教育、支援が必要であることを、現実として認められない空気、認めちゃいけない空気があった気がします。
だから、強引にでも、“変”である理由を親の育て方に決めてかかったり、子ども本人(私もこのくくりだったなあ。)の悪意や怠惰に決められたり、学校にまる投げされたり、カオスな実態がありました。

かの尾崎豊さんのルポ本を立ち読みしたことがあります。尾崎豊さんも、子どもの頃に、母親が何か他の子とは違う異変を感じて、児童相談所を通じて、相談先にかからせたことがあったようです。
結果はあの通り、ご自分の才能を開花させ、ご自分の衝動の赴くままに、ご自分の価値観を信じて生きて、でもご自分の持ち札だけだとどうにも落とし所を見つけられなかった問題はあって、でも周りはひたすらアゲアゲしかできなくて、問題は納得できないままそのまま持ち歩いて、酒癖とかも治せなくて、ああいう残念な結末になったわけですが。

学級崩壊なんかが社会問題になったりして、お医者さんや学者さんが動いて、社会のニーズとカチ合って、やっと“発達障害”に光があたり始めたわけですよ。

もう既に成人した大人の発達障害を持った人も、“発達障害”情報を知って、自分で気づいて、次々に自覚に目覚めてゆきました。
そこで多くが共通して心配し始めたことは“発達障害”が分かることで、むかしの“知恵遅れ”みたいに、社会から排除して、隔離するだけの扱いになることが決まっていったら社会生活が営めなくなってすごく困る、生きていけなくなるということでした。

子どもを育てる親御さんたちも、我が子の特徴の正体がやっと分かり、自分が先にこの世からいなくなっても生きられるように育てる方法が、やっと分かるかもしれないという希望が見つかり始めました。

親御さんたちの話を読むに、親御さんは、我が子に名を成してほしいとか大金持ちになって欲しいとかは、基本的に本気で望んではいないようです。
一般就労でもいい、福祉就労でもいい、成人しても、食べて行ける当て、生きて行ける当てや保証が確実にあるのか。もっと欲を出したとして結婚できるのか、お金の面やコミュニケーション面で、家庭を維持していけるのか、くらいです。

“変なのにどうにもならなかった子”を、やっと“どうにかしていい”社会風潮になり、親御さんたちは、子どもを連れて、病院に行ったり、支援先を探したり、行った先、行った先で相談しながら、どうにか教育する場所を求められるようになったんです。そうすることに、正当性ができたんです。それまでは、正当性すら無かったんですよ。そりゃあ、しにたい気持にだって、なるでしょうっていうものです。

だから、大人にも、子どもを育てる親御さんにも共通しているのは、『このままだと困る。このままじゃなくて、どうしたらいいのかが知りたい。』ということだと思うんですよ。


ネットでしか疲労困憊さんを知りませんが、私が思うに、息子さんを見捨てることはできない人でしょう。
ASの特性の真実の一面を知ったとしても、それをそのままにすることは受け入れられない人だと思います。

するなら、『本人の特性を全て知って、どんな人間関係が必要な人間なのかを理解して、本人に対して母親が果たす役割を調べて、理解して、親離れに必要な支援を知り、支援しながら自分も子離れする。』というプロセスのような気がします。

意外と白黒思考に近い方なのかもしれせん。
私やめだかさんは、昭和時代の子育てを受けたと勝手にお察ししますが、疲労困憊さんは、平成の子育てをしようとされているような気がします。

昨今の平成の子育ての空気は、私の知っている子育てとは何かが違う気がします。
なんというか、自分たちが学校の勉強を頑張ってきたように、子どもに、ネグレクトをしないという強迫がずいぶん強い気がしているのです。
だから私は今時の子育てに“憧れ”は持てません。
相談機関も増えて、赤ちゃんグッズも華やかで、連れ歩ける用具も揃っていますが、それだけお金もかかるし、私の勝手ですが何かこう、四方から締め付けられるような気がするんです。しかしそれでも人類は、子どもを産むことはやめないわけですが!

それはそれとして、私たち大人も、ASの特性は鉄のように曲がりませんが、それをそのままにするのを諦めるのではなく、社会に対する疑問は常に持つ、憤りや問題意識を常に持つことをやめないでいくことが、出来ることではないかと思うのですよ。自分の向上心、まで行くと強迫的な気がしますが。(でもめだかさんは向上心を持っていると思います。のちのちに、この息子さんのような人の模範になれるような男性になってほしいですよ。)
(私は同性の疲労困憊さんには少々の言葉は言ってますが、息子さんのようなASの強い若い男性には、接し方はもっと下手だと思います。ASと人間関係を作れる男性が足りないと思います。成人するに当たっての、先輩としての見本が少ないと思います。ネットはその役を担うには危ないです。めだかさんたちになってほしいです。)

私は、このスレへのレスはこの辺にしようと思います。

決して疲労困憊さんへの応援をと言う意味ではなく、スレが長い気がするからです。

>休みましょう

休むべきです。

息子さんの人格からではなく“発達障害”から受け過ぎた影響を治療して、体制を立て直すというためにです。
そのためには自宅じゃない場所でがベストと考えます。

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