|
こんにちわ。お返事ありがとうございます。
>一読……かな、二読くらいしかしていませんが、この先生は発達障害を診る人としてはなかなか異色の先生だと感じました。
>良い、悪いとは別でです。
>何年もたちましたが、私が過去に地方の端の土地で受けてきた“先生”たちは、私に指示的なことはできないと言いました。都会の“先生”には長蛇の列ができていました。
>
>だから、こういう先生が出てきたことは、どういうことだろうかと考えました。
>時代が進んできたことと、その先生が医療の中でも異色で、独自の道を進んでいるであろうこと、の二通りの背景が考えられると思いました。
>
>それから、これはあくまで私が独学してきたことですが、カウンセラーは指示を出しません。基本的にユングという昔のお医者さんの技法を身に付けていて、ひたすら患者の話を聞き続け、変化の記録を取り続ける役職の人です。
>聞きとった事実に基づいて、患者の治療計画を立てて、指示を出せる人は、療法士と言う役名だったり、コーチングをするコーチと言われる人だったりします。
管理人様やユーンさんがご指摘されていますが、一応カウンセラーというのは「とにかく問題を言われたら的確にこうしようとアドバイスをする」人だと思い込んでいました。これは完全に間違いですよね(秋桜さんの話で一応発言もするようですが必ずしもするものではないようですし)。
私の担当になった人はこちらがどうしたら良いかと聞く前に「ここを変えなさい、あと、ここ、ここ、ここ!」と言ってくるような人だったので、カウンセラーとしては間違っているのかもしれません。
>>結果的に先生は私の欠点を変えるためにたくさんのアドバイスをしてくれて、確かにこれは社会で生きていくには必要なスキルだなと関心しました。
>>ですが、その先生が言うことは、全てアスペの特徴でした。アスペとははっきり言わないものの、「コミュニケーション障害特有の傾向」と言っていたので、気づいていたのかもしれません。
>>確信を持ってすべてのアスペの特徴である私の欠点はこうすれば治ると言い、同じアドバイスを受けた人たちが努力して克服したことがホームページにたくさん書き込まれていました。
>
>欠点ねえ……。
>
>そこにかかる時、ASであることを前提にしてカウンセリングにかかってはいないんですね?
>
>ASの特徴が、“欠点”扱いになっているんですね。
そうです。
ASのことを伝えても伝えなくても、これまでかかわったカウンセラーはみんな似たり寄ったりでした。運が悪いんでしょうか。
ASと伝えれば、「あんたなんてもうどうしようもない」と言わんばかりに急にやる気をなくしてちゃんと一緒に考えてくれていないような気がしましたし、言わなきゃ言わないで欠点だらけの人間として見ているような気がします。
あまりカウンセラーに良い思い出はありません。でも他の人は他人と話をすることで悩みが解決するとか、いつか良いカウンセラーが現れるのではないかとつい考えて受けてしまいます。私の兄弟や学生時代の不登校だったクラスメイトはカウンセリングによって人生が変わった、前向きになれた、と言っています。
>ジミーさんには私も好感を持ってます。
>元マネージャーの奥さまが、ジミーさんの絵の才能を見込んで、それまでの芸人の人生をストップさせて海外へ住まわせたと言う、人生を激変させた夫婦というふうに記憶しています。
>
>これはジミーさんに、絵の才能だけでなく、奥さまが一生を掛けてもいいと思える人柄や人格もあったから、実現したことだと考えてます。
>だから、お笑い界から縁を切った形を取っていても、年に1〜2回はテレビに呼ばれたりして、要するに、皆に『愛されて』いる人だと思います。
>
>知名度と絵の才能があるジミーさんを、客観視できる人が見れば『うまくやればもっとお金を儲けられるわ!』と思えるものだろうと思いますが、結婚までできるのは、やっぱり人柄とか、人間力がある人相手だと思います。
>世の中、絵の才能があるのに埋もれてる人は他にも多いと思います。美術系の大学にはきっと山のようにいるんでしょう。でも、女性の立場として、結婚を決める決め手は、お金 だ け ではないでしょう?
>
>辛い時期もあったでしょうに、あの歳になるまで、ゆがんだり、すさんだりしないで、いい人柄をキープしてきたジミーさんだから、そういう生き方を出来ているんだと、私は思っています。
私はそこまでバラエティを見ないので、実はこの番組ではじめて実際にしゃべっているジミーさんを見ました。
私の家族はジミーさんのことが嫌いだそうです。
人じゃないみたい、気持ち悪い、と言うのです。さんまさんはすごくたくさんの番組に出ているので、たまにジミーさんの話をするのですが、何かというと嫌がるので、嫌な人なのだと思っていました。
確かに、テレビで見ても明らかに人気俳優さんたちのようにどっしりしていなくて、挙動不審な感じはしました。
私の初めて見た印象は「かわいい」でした。子供みたいでおもしろい感受性をしていてかわいい人だなーとおもったんです。
でも私がそう思っていても、身近な家族がそう平気で言うのですから、世の中にはそんな風に決め付ける人もきっといるのだと思います。
>>私もなぜかわからないけどいつも笑ってしまうんです。そのことについて、「ヘラヘラしているように見える。いつも相手が笑ってほしいとは限らないでしょ。あなたは相手の心がわかっていない。笑われると気分が悪いでしょ?そのままだといじめられるのは当たり前。治さなきゃダメ。」と言われました。
>>笑顔なら相手は気分を悪くするはずはない、と安直に考えていたのに、逆に気分が悪いと思われていて、それで職場でうまくいかなかったりしていたとは驚きでした。
>
>すごい具体的。
>
>でもNahoさんは本当に安直だったのでしょうか?
>私も謙そんで「鈍いからー」とか「一つ覚えでー」とか、ネット内外で言い訳します。社会で「軽率すぎ」と正面から明言されたことも何度もあります。
>しかしそれがそのまま私やNahoさんの評価で決定で、本当に合っているのでしょうか?
>軽率だったのでしょうか?安直だったのでしょうか?
>次回からは反省して、社会人として必ず直さなければならない、気の緩みだったのでしょうか?
>そんな、タルイものではなかったと思うのです。
>
>その時、その時は、真剣に悩んで、自分の態度を決定していたはずです。
>顔が引きつるほど、自意識でガチガチになり、適応の努力をして、判断にミスが無いか、神経質になっていたはずです。後で虚脱もしたはずです。
本当にそうです。
ものすごくものすごく緊張した結果、笑うことだけしかできなかったというんでしょうか。怒ったり落ち込んだり慌てたりするよりは笑顔のほうがまだましだろうと、笑顔を作るだけでいっぱいいっぱい。だけど、他の人にとっては普通に会話して喜怒哀楽を顔で作ることなんて簡単なこと。だから私が笑っているのは人の心を考えて表情を作るという、当たり前のレベルに到達していないから起こった現象なのだと思います。
これでも精一杯なのに、緊張してるからどうしようもないのに…とこれを言われたときすごく悲しかったです。
私はめいっぱい頑張ってるのにこんな風にしか思われていないんだって。
>発達障害のケアを専門にしていない“先生”は、そこを考慮に入れられない方が多いです。
>だから、心から信じて従い続けていても、自尊心が傷ついて、それが溜まりにたまって、夢にまで出て、症状に出て、挫折していくんです。
>
>……私がゴ―マンだからという結論で済まされてもいいんですけど。別にいいんですけどね。
まさにそうで、あれから悪夢ばかり見ます…。
いつも自信をつけなきゃ…と考えているんですが、もともと折れやすくて自尊心が低いと意識してもなかなかよくならないんです。
そこに何かと普段関わる人や、特にカウンセラーや親、先生等といった「優れたアドバイスをしてくれるはず」と思う人にネガティブなことを言われると、もう本気にしてしまって最低レベルまで落ち込んでしまいます。
>
>発達障害は、自然な認知を改造して、改造して、社会適応していくときにあらゆる“矛盾”を取り込んでいかなければならない。
>だからこそ、それをケアする機関も整備されないと、これからも挫折する当事者の人数にケアが追いつかないと思っています。
>特に平成生まれの子は、私がおそれいるくらい、自尊心が高いし脆い。
>今のところ、そういうケアは薬にまる投げに見えます。
>薬に、一時しのぎ以上の何ができるっていうのでしょうか。
>私の考えですが、個人の中からASは無くせないと思います。
>ASからは、AS部分を治すことは不可能だと思います。
>
>一般の人の、ただの社会不安障害や、養育環境の環境不足によって、一般の人のことを知らなさ過ぎる認知障害なら、治療と訓練で治せると思います。
>いや、治る可能性が高いと思います。
>
>発達障害に出来る訓練は、要は過剰に『ビリビリ』しながらコーチングを受けることだと思っています。
>日頃から周囲の認知を自然体でしていたら、キャパシティーが狭くて狭くて、間に合わないからです。
>一般の人の認知、行動の生態も、言葉で、講義で受けるしかないと思っています。
>だから、その先生の具体的な指導には、学ぶところは多いと思います。
>
>でも、その先生一択だけでは、何かの不足を感じます。
そうですね…。
でもどうやってもその、自尊心がないせいで、「他の人の言うことのほうが、私が思っているより正しいんだ」って無意識のうちに思っていて、いつも頭の中にその『先生』が住み着いて駄目だしをしているような状態です。
ASが社会適応することは、相当難しいことだと思います。
でも、定形の人って、どんなに経験を積んでても頭が全然違いますから、きっとわかんないんですよね。私が人の何倍の精神的なスタミナがいるのか、軽く考えているのかもしれません。
>>皆さんたくさん辛い思いをされたと思います。
>>それでも、か、だからこそ、かは分かりません。ですが、アスペを徹底的になくそうとすることを、皆さんはどう思われますでしょうか。
>>私はそれを怖いと思いますし、風当たりは強いけれどなくなってほしくはないと思っています。
>
>社会からは、無くならないと思いますよ。
>医者の使う、診断基準からは無くなりそうとのことですが。
>
>だって、教育現場も、福祉支援現場も、医療現場も負担で苦しくてキュウキュウいってるじゃないですか。
>社会も、私の取り扱いをずーっと迷ってる。どこにも引き取り先が無くて何十年も困ってる。戸惑わせる負担を掛けている。
>
>「そんなんじゃダメ。治さなきゃダメ。」で治るなら、産まれて始めに係わる母親が「ダメ!」と一喝すればとっくに治ってます。
>
>取り扱い方法が決定しないだけ。
>だれもまとめられないだけ。
>診断される人もいる。診断されない人もいる。自覚する人も、したくもない人もいる。
>これからも挫折者は出続けるし、生活保護申請も増え続けるし、未婚者も増え続けるし、離婚者も増え続け、孤独で当事者は二次的に病み続ける。モンスター出没も予防できないし、誰かが対応し続けると次々に病んでいくしかない。
>
>Nahoさんたち若い人たちに、この混沌をまとめて、光を当てて提示してほしいです。
すごく生きづらい時期に生まれてしまったな…と思います。
医師の診断からはずされる可能性があるんですか…。
今、私はちゃんとした病名もないまま医師にかかっています。ASだからって身内にいつも理解して許してくれる人はいないし、ASだとまわりにカミングアウトすることもできません。
でもASというものが無効にされたり否定されると、私はもうただの手の施しようもない厄介者でしかなくなります。
ASだから仕方ないんだ、ASにしては頑張ったんだ、と思えればまだ救われるように思います。
これからどんな扱いを社会から受けるのでしょうか。とても怖いです。
|
|