アスペルガーの館の掲示板

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[#42233] レモン蒸しパン様、見ていらっしゃいますか? ろろ 13/12/28(土) 10:23 [未読]

[#42298] Re:ちょっとした雑談 レモン蒸しパン 14/1/30(木) 22:02 [未読]
[#42299] 続き レモン蒸しパン 14/1/30(木) 22:12 [未読]
[#42300] Re:続き 書き忘れですね レモン蒸しパン 14/1/30(木) 22:57 [未読]

[#42298] Re:ちょっとした雑談
 レモン蒸しパン  - 14/1/30(木) 22:02 -

引用なし
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   ▼ろろさん:
お忙しい中、2本もレスを、ありがとうございます。

読み返す間、日を重ねる間、凍った道で滑って転んだり(かすり傷です。)とあるテスト結果でも滑って転んだりしていました。
私に読解力があるとは言えませんが、何回か読み直させていただきました。

お話ししてくださったことの核心は、自己肯定力ということですか?

助言をありがとうございます今後精進しますと書かせてもらえば、国語的には文に破綻が無くきれいに終われるのでしょうが、ろろさんは、私がそれでおさまらない人間なのを心配して下さっているんですよね。

この場合、もう一回だけ、ちょっとだけ書かせてもらうのが“コミュニケーション”なんでしょうか?、と思い、くどいですが、ご厚意に甘えて自分語りをさせてもらうことにしました。

自分で、むかしに、発達障害の情報を集めてみて、そういう場に能動的に参加するのは、熟年と呼ばれる年代の人が多く、若者は、どちらかというとそっと傍観して、次はどこで何をやってるのか、うまくやってるのかやれてないのかもさっぱりわからない人だらけということがわかってきました。

どちらかというと私も始めは、本当は可愛いこぶるウブな傍観者をやって、個人情報を守りながら対人欲求も満たして、知識欲も満たして自尊心も満たして摩擦を起こさない、粗相の無いポジションになって「わかんないんですぅ〜っ」キュンキュン!(怒っていいですよ(^O^))てやってみるつもりだったのに、カチンとした気持を覚えています。

分からないことを分かる場所がどこなのかさっぱり分からない!分からない人だらけで、分かる人はどこに潜んでいるのか、混沌していてさっぱり分からない!

圧倒的多数の傍観者に染まって進歩の無い無駄な時間をつぶしたり、少数派のトラブルメーカーともぶつかったこともありました。
某メディアのホームページの掲示板に疑問を書いたこともあります。
載りもしませんでした。
プロデューサーかスポンサーか知りませんが、番組の旗色に合わない当事者の存在はいないのと同じなんだと思ってやることにしました。

今の、不適応を抱えた診断予備軍の青少年少女らに、先を歩いている人たちと同じくらい必死になろうと呼びかけても、怯えて、抑うつになって、無理だと思います。“必死”の概念も理解しているのかどうか定かでない。

しかし、ここからはネットの結論らしい見解ですが、福祉支援はされない、グレーゾーンの発達障害群は、自己努力で、教わりながら仕事をしてもらうしかない、それができなければ脱落するしかないと、意見を世に出せる人は、考えているみたいです。
それ以外の人に仮に答えを求めてみたとしても、答えられません。そもそも問われたくも無いもののようです。

福祉の仕事場のやり方も、(改訂されたあの有名な)自立支援法の影響で、利益を出せる努力を自主的にしないと、創意工夫を進んでやって、お仕事を発見していかないと、やっていけなくなるそうです。
そして、養育過程(家庭というよりは過程)にも恵まれなかった利用者さんは、行動障害など病んでもいらっしゃいます。
受け入れたからには支援を頑張っているそうです。

そんな中で、AS独自の価値観を優先して、知的能力があるように見えても、一日にしたいことは“生きている”だけ、でも疎外しないで欲しい、踏み込まないできて欲しい、理解して欲しい、一般に負けない自尊心を護って支援も経済的にも配慮して欲しい、能力に見合った肩書やポジションにもして欲しい、などという(たぶん私のような)利用者がいたら、手が回らない、面倒見切れないのが現状のようです。

ならば、親の家を出た後の社会参加のコツは、短く短く短縮するなら(短くないと頭に入りませんよね。)自虐で健康を害しない程度に、『ごめんなさい』しながら仕事を、空気を、変更を教えてもらいながら働いて、お金をもらうしか、見つからないわけですよ。

理想はそこに、支援という名の『人権』を保障されながら。

仕事、空気、変更などを知らなきゃどうしても生産できないし、教わらないとどうしても分からないのが発達障害です。
子どもの頃は、子どもの代わりに社会に頭を下げることができた親は、先にいなくなっていきます。

一般の人達はようするに『教えたくねえ!』と言っています。

なら、私達『グレーゾーン』を、社会的にいなかったことにさせない、一般の人達に、見たくないものも見せて現実で(ここでは禁止事項ですが)決着を迫る方法は無いのか、無いものは開発するしかないんじゃないのかと、そんな感じで追及して、結果、私が一時おかしくなったんです。

『グレーゾーン』に社会的に認知をさせて、市民権とかそういうのを与えて、放っとけなくさせたら、そしたら無理やりにでも『ごめんなさい』の基準はここからここまで、合格点はここ、ここを超えられない能力なら福祉、習得出来たら一般社会復帰の資格を獲得、と決めてもらえる、白黒つけられると考えたんです。

ASを持っていたら、漠然とした動機では頑張れない。(品が無いたとえですが)AKBの投票ぐらい、目に見える具体的な目標数値にならないと、本人の自尊心も、家族や親せきの自尊心も(発達障害は自意識強いでしょう。)くすぐれないでしょ。

自尊心が満たされないと共依存、近親への攻撃や、同族嫌悪を安易にしてしまうし、自己嫌悪にも向かうし、発達障害は簡単に悪循環にはまるでしょう。
そこを打ち切らないと。
まさか同族嫌悪を反撃できない弱者や幼い者に向けるように、ダラダラ流れていくなら許せませんが、
かといって「駄目!」「駄目!」「駄目!」の規制だけを受ける資格しかない人間でもない。

だから、手に入れたいと自然に願うものが、『人権』なんですよ。

ここまで妄想がたどりつくのに、長いんですよ。すごく。

何年、何時間、無駄につぶしただろう。

使えないのにね。

まとめると旅行や自然鑑賞をする時間にも、使えたかもしれないのにね。


一般の社会に適応をすることを覚えた発達障害って、下品なたとえだと思いますが、野良犬のようになるプロセスを踏まされるじゃないですか。

気が向いた時に餌を投げ与えられると喰いつくし、満たされなければ(説明が分からなければ)もっとくれとすりよるしかないし、遊ぶと懐くし、おもちゃや食べ物を投げられたら一心不乱に取りに行ける。尻を蹴飛ばされても逃げて行ける。

システム(発達障害の当事者の人たちとのネットワークやコミュニケーション)の中で逃げないで頑張ろう!と身を置くと、聞きかじっただけなんですが、まるで心理学に出てくる猿の実験のように私はなりました。
餌を入手する時に罰(電気刺激)を与えられたり、与えられなかったりする。
定期的に罰される猿は異常は無かったですが、ランダムに罰される猿はたしか胃潰瘍かなにかで死んでしまったという…。

一般の人の中に身を置いても、(トランプ)神経衰弱、当たりを出して当たり前、余力もあって当たり前、犬で当たり前、当事者の中に身を置いても、猿。

アイディンティティみたいなものが安定しないんですよ。

イコール情緒もなかなか安定しません。

自分が無いんです。

こうしてここの仲間にくどくどと何か書かせてもらえてる自分を、肯定させていただけるようなことを、ろろさんには言っていただきましたが、プールの滑り台状態になるのも、自分が無いからだと思います。
(でも見事なたとえをありがとうございます!)
受動型特性が、異様に強いんじゃないかとは自分で思っています。

[#42299] 続き
 レモン蒸しパン  - 14/1/30(木) 22:12 -

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   自己肯定といえば…。


もう何年も前になりますが、限りなく近いテーマで、私よりも人生の先輩、発達障害の苦労の先輩の方に、教え諭していただいたことがあったんです。
楽しい方だったんですが、今でも恐縮と感謝なんですが、でも、乗りがリオのカーニバルのようなパーソナリティっていうのかな、性格をお持ちの方で、私が分からなくても分からなくても、叱責はされないんですが、同じ言葉、同じ論点、同じ言い方で、かなり長く講義をしてくださる方だったんです。
残念なオツムの私が理解していないことが、伝わっていらっしゃるのか、いないのか、お酒も楽しんでいらっしゃる、善意テンションはあがる、だから、私のASの思考の構造とか、ASの理解力の構造とかにそって構築された言い方にはなりませんでした。

私も今よりもっと他者依存心が強く、理解力も低かったので、差し引いて聞く、とか、置き換えながら聞くとか、足りない言葉を補充しながら聞くとかもひっきり無しで、頭の中で走っても走っても追いつけず、キャパが今よりも小さく、マシンガンな話の進行に何周も遅れを取っていました。
やがて大先輩の調子が(しゃべり過ぎていわゆるトランス状態というのになりかけていらっしゃるのかしら!?)と思わされるような、うまく言えませんが何だか体調?精神状態?の危なさを感じるテンションに、見受けられたこともありました。
遅れを取り戻す補修講義もそんな感じで、代わりの家庭教師代わりになってくれる人もいませんでした。


私を説き伏せると言う作業は、私を義理で縛るか、私の弱みを何か握って圧力を掛けない限り、適度な時間で終わらず、泥仕合になる可能性があることなんだということは実体験で授業料を払いながら悟ってきました。

ろろさんは、いろいろ調節できる賢明な方だと思いますが、でもろろさんにそんな負担はとてもとても求められません。

ちょっと脱線しますが、40歳とか具体的なこと、私どっかに書きましたっけ?
ろろさん、ご自分の情報も、傷と言えることも、言葉にして書いてもらってすみません。
私の方は記憶からでてこないんですが、とりあえず私が少々年上なのに、ぬくぬくといつまでも甘い考えや自己紹介を書くわけにもいかないですよ。

だから、この場合、私はろろさんの人生観や生き方を、全力で尊重し、感銘を受ければいいのではないかという考えに至りました。

私の今のレベルは、私のレベル、引き上げようとしても簡単には引きあがらない、私のレベルでしかないんであり、でもいつか変動する可能性もあるかもしれないという、私にも伸び白があるかもしれないという、そういう理解をすればいいのではないかと考えました。

あー、うまく言えないですね!
でも、私に肯定を、ありがとうございます!何よりの“栄養”です。
おやすみなさい!(^O^)/

[#42300] Re:続き 書き忘れですね
 レモン蒸しパン  - 14/1/30(木) 22:57 -

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   少々ですが知識を取りこむことで、私は猿や野良犬から人間に戻った。というか、自分で自分を人間扱いすることを取り戻せました。
いつまでも他人に取りこまれていると、卑屈に人に媚びたまましんじゃうという結末が予想されるのならば、自分の頭を使うことで、たとえば胃潰瘍でしぬか、ハンガーストライキでしぬかは、自分の意志で選べるわけですよ。誤解を生みやすいのでこういうたとえは書くのは下手なんですけどね。

でも自分の姿勢に白黒をつけるということは、少なくとも自分には、具体的に役に立つ“生きる力”になることは分かりました。
朝、布団から出られる。無意味に息が上がらない。そんなレベルでですけどね。

淡い精神論や一般論や期待やファンタジーに依存して、いい子にして従順に虐待されるか、自分の尊厳を全面に出す言動を選択するか、だったんですが、後者をいわゆる“仲間”や“同志”とできたら、過去の、過去の、むかしは一番理想的だったんですが、仲間はおろかお医者すらも当てにならないことはよく分かりました。

それで、他の知的に高い、でも困ったASの人たちはいったい最新の支援内容を受けているのか、どんな内容が約束される支援が現実にあるのかを、ここで片手間に日々あさっているんです。
分からないからあさっているんです。

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