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▼francisさん:
> 皆さんは、無意味さに悩まされたことはないですか?
> 自分は22歳の男性です。専門学校在学中に発達障害であることがわかりました。英国の発達障碍者の手記の様なものを読んでこの疾患について絶望というかどうしようのなさみたいなものを感じました。専門学校は情報系だったんですが、成績というか資格は問題なく取得できていました。しかし、集団というか深いコミュニケーションが必要な行動になるとすんごくストレスが罹って学校でトラブルになり、次第に学校に行かなくなって去年に精神科病院に2回入院しました。学校は今休学という扱いですが、お金もなく、それどころか借りていた奨学金で悩んで去年の12月に障害年金を未成年時受診で申請しました。今は申請待ちです。
> 今までの人生を振り返ってもなんでこんなに上手くいかないかはある程度はわかる世の中になって多少は良かったかもしれないですが、どうしてもネットや書籍でみても周りはどうしたらいいとかそういうことばかりです。世の中に関わって困る対象は本人なのに発達障碍者本人はどうしたらいいとかいう情報が無さすぎます。書いていて思ったことがありますが、結局私が欲しい情報とは区切りの様なものだと思います。マラソンは42.195kmという区切りがあるから成立しています。どこからどこまで行ったら安心できるかそういう区切りの様なものがないから困惑しているんだと思います。皆さんはどうですか?
おはようございます。AS当事者で40代です。
不惑の年になっても、
無意味、不公平感、絶望、といった感情に悩まされますよ。私はそうです。
ただ自分はこの障害であることを知ったとき、
長年苦しんできた生きづらさの原因を知って楽になれました。
それと共に、もっと若いときに、自分がASということに気付いていれば
友達との交流、職業や結婚相手の選択、育児について
もっとうまく対処できたと思いました。
22歳の今、、障害であることが判明して
これから どうしよう、、、自分は生きていけるかという不安で
いっぱいだと思いますが、自分がどういう人間であるか知ることができたのは
むしろアドバンテジだと思います。
同世代の人は、ほとんど自分が何物であるか?わからなく、
あなたと同様に悩んでるはずです。
結局それは人生を生きて、
人や仕事を通して失敗して学んでいくものなのだと思ってるはずです。
比べてあなたは、自分がASであることを知ってます。
ASにはどういう特徴があり、どんな場面でトラブルが発生しやすいか
本等で学ぶことができます。何の職業に向いていて、何の仕事は向いていないか
同世代のほとんど人と違って、あなたは知ることができるのです。
それはアドバンテジだと私は思います。
区切りのような情報はありません。
それは自分で設定していくしかないと思います。
一人ひとり、置かれた状況、使えるリソースは違うわけですから、
万人に有効な人生のテンプレートというのはありえません。
当事者の会に参加して話を聞く、支援者の方に相談するのもいいですが、
結局は、あなた自身の人生です。
どうやれば生きやすいか、自分の人生は成功するかなんていう
マニュアルはありません。
あなたがどう生きたいか?という目的をまず持っていないと
答えは得られないだろうと思います。
仕事でもプライベートでも、自分自身を前進させようと思ったら、
まず、自分は何をしたいか?、という目的をはっきりさせるのをお勧めします。
漠然としたイメージ、、たとえば、
自分は最新デジタルガジェットが欲しい、そのお金を得るために働く
ではなく、
そのガジェットが欲しいのは、皆からすごい、と賞賛されたい
自分が欲しいという正体はデジタルガジェットではなく、賞賛、承認だった
という本質まで落とし込んでください。
そこまでいけば、その目的を達成するための目標および手段を
まわりはアドバイスできますし、区切りという情報も得られると思います。
まず、自分が何をしたいか、考え抜いて本質に到達せずに
とりあえず情報を集めても、多くの情報の前に混乱し、整理しきれず
オーバーフローすると思います。
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