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数年前には書き込みしていましたが、最近すっかり読むだけになっていました。
AS+不注意ADHD当事者です。女です。
漫画は少年漫画から少女漫画・青年漫画、いろんなジャンルを読みました。同じく漫画好きの姉と一緒に、集めた単行本は何千冊レベルです。
あんまり多くて「これ!」というのは挙げられないですが、私は漫画によって人生助けられました。
スポーツのルールはほとんど漫画で覚えたといってもいいし、色々な人間同士の心理的なやりとりも、漫画で覚えました。頭でっかちといえばそれまでなんですが。
雑学が増えると、人との会話のネタの助けになります。テレビドラマは全くと言っていいほど見ませんが、予告欄等で大まかな流れを見ておくと、なんで今流行っているのかも分かりますし、「あー、そういう話だよね」と相槌を打っておくと、なんとなく話の輪から外れずに済みます。世間話もできます。
漫画本体ではなくて間接的に人生の助けになった事と言えば…
それまではからかわれるのが嫌だったし凹みやすかったのに、漫画熱が高まりすぎて休み時間にも絵を描く様になり、「さるたこさん絵描いているんだ〜」と茶化されても、平然としていられる様になった事です。中学生の時です。
体育の時間も「どうせ動いても足を引っ張るだけだから、動きたくない」と消極的だったのに、某サッカー漫画(W杯でまだ話題になっててびっくり)の影響で、授業のサッカーで張り切って動いたら、意外にも「さるたこさんは戦力だからレギュラーね」と言われて驚きました。
それ以来、他の球技でも「ボールを触ると下手だけど、敵の動きの邪魔をする事はできる!」と一生懸命動いていたら、周りも体育でお荷物じゃない、と認めてくれて嬉しかったです。
それまで嫌だった自分に少し自信がついた頃に高校受験。私は今までの私を知っている人のほとんどいない学区外の高校に進学しました。
それをきっかけに、自分を変えていく事を決意。
自分がちょっと変人だと自覚はあったので「苛められる変人から愛される変人になろう!」と思ったのでした。変人な自分を変える気はさらさら無かったです。
私は今の自分は好きです。
漫画のお陰で人生変わったと言っても過言ではないです。
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