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▼穂高さん:
はじめまして、秋桜と言います。ASでかつ休業中の訓練士です。私自身も幼い頃療育(専門家による家庭教師)を受けていました。
自分の経験で感じたことがあったので書かせていただきます。
>肝心の本人がどう思っているのか、わかりません。
>「学校で困ることはないの?」ときいても「別にない」という答えで。
>自分の気持ちを言葉に表すこともむつかしいようです。
>本当のところどうなんだ〜。こういうの、息子が信頼できる療育士の方には
>話すのでしょうか。
>あ、ごめんなさい。夫が帰ってきたのでいったん終わります。
お子さんの年齢を考えると穂高さんがお考えのように自分の気持ちを表現することが苦手であることと同時に、そろそろ「親に自分が困っている所を見せたくない」というプライドが芽生えてくる時期です。
私自身小学校4年生ぐらいの時に自分が他の子と違うことを意識し始め、少し戸惑いを感じ始めた頃です。でも上手く言葉にできなくて困っていましたから、勘の鋭い母が色々察して担任の先生に話してくれたのは助かっていました。
それと同時に「ああ、また母親にばれてしまった」という恥ずかしさと申し訳なさが混じったような気持ちになったのもまた事実です。
仕事に就いてからも何人かの子どもたちに「ママに内緒にして」と困ったこと(いじめなど)を打ち明けられたことがありました。子どもによっては「良かったら先生からママに話そうか」と言うとうなづく子もいましたが、中には「恥ずかしいから絶対言わないで」と言う子もいました。私が「先生だけが知っていても〜ちゃんは困ったままだよ」と言っても「先生が聞いてくれたからそれでいいの」と返事をされることもあり、そういう場合は訓練の時間を子どもと一緒に解決法を考えてみるという課題に変更して「二人の秘密ね」と次回までの宿題にしていたこともありました。
穂高さんのお子さんには必ずしも当てはまらないかもしれませんが、こういう場合もあるということで、参考になれば嬉しいです。
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