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ネフェルさん、はじめまして。書き込みありがとうございます。ハンドルネームから古代エジプトの王妃ネフェルティティを連想しました。建築関係のお仕事をなさっているそうで、ピラミッドのような立派な建築物をお作りになるのでしょうか。
>私自身は4ヶ月前に偶然アスペルガー症候群という単語をネットサーフィンで知りました
>その後
>「今までの悩みがすべて解けた! よーし 発達心理学の本を研究すれば私はバージョンアップできるのだ! 今まで私の欠点に気づかなかった医者と学校の先生たちを見返してやるぜ!」というハイテンションの状態と
このせりふには思わず笑ってしまいました。たのしいですね。いままでどうしてこうなの、と葛藤していたことに答えが見つかるかもしれない、腑に落ちてほっとした、と僕も思いました。
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>「どうせ 他の人に説明しても大学まで進んだ私に 知的発達障害があるなんてだれも信じてくれないんだろうな」というダウン状態を1週間周期くらいで繰り返しています
そうですよね。なんだか透明な牢獄の中にいるようで、救いがない絶望的な気持ちになります。
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>色々な状態の私にアドバイスをしてくれた ここの掲示板の方々に感謝します
僕もそう思います。
>私自身も確定診断どころか 通院可能な範囲に大人のグレーゾーンのアスペルガーを診断できる医者はいないと 県の精神保健センターの方に言われているありさまです
子供病院ネットワークというページを見つけました。各子供病院の精神科、特に児童精神科医がいるといいのですが、どうしたらいいのかメールを送ってみるつもりです。
>ここの掲示板に書かれた内容で 役に立ちそうな対策方法を実践してみるだけでも 結構有効です
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>貴方が 良い医者にめぐり合えることを祈ります
>もし お医者さんから有益な情報を聞き出せたらまたここの掲示板で報せてください
了解致しました。できる限りやってみます。
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>私も耳から入ってくる情報を聞き流せずに 仕事場でキーボードの音を聞いただけで 「あれ? 隣の人メイル打っている」「後ろの人 ネットで調べものしている」「おかしいなぁ 今ごろ作図ソフト動かして作業している人はいないはずなんだが?」と気になることが多いです
>ましてやBGMをかけながらなにか作業することは不可能です
ぼくも全くその通りです。自分の研究室での様子と重なりました。僕もBGMをかけながら何か別の作業をするということができません。周りの人がヘッドホンをしながらいろいろやっているのを見て、ちょっと信じられないと思っています。男の人と女の人で脳の作りがちょっと違っていて、男の人の脳はシングルトラック、女の人の脳はマルチトラックと聞いたことがあります。つまり、男の人は比較的物事を同時に進めることが苦手だが、女の人はいろいろなことを同時進行するのがさほど苦にならないということです。一般論でしょうが、自分がいちどに一つのことにしかできないのはそういう理由なのかなあと思っていました。でも、周りのことがすごく気になって一つのことでも周りに誰かいたりなにか気になることがあったりするととたんにうまくいかくなるのです。
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>私はブラインドタッチはできませんが とりあえず仕事をしています
>20年近くパソコンをたたいていた人間とは思えないほどとろいです
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>私は建築業なので 手書きで図面を書いていた学生時代はつらかったですが
>最近はCADという作図ソフトを使って パソコンで仕事ができるので便利です
ぼくは絵を描くのがすきなんです。その点からいうとやっぱりアスペルガー症候群としては軽症の部類にはいるのかなあと思っているのです。しかし、よくかんがえてみると、どうも僕の好きな絵というのは、訓練によって獲得されたものではないかと思うのです。人物画が好きなのですが、これは人物画のマニュアルのような本を買ってきて、練習した結果ある程度かけるようになったもので、そういえば自分のすきなように描くというふうになると、とたんにできなくなると気がつきました。お手本があって、繰り返し練習し、きまったパターンのものなら描ける、ということなのだと思います。なあんだがっかり、と思いました。
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