アスペルガーの館の掲示板

[ ホーム | 趣味の掲示板 | 旧掲示板 ]

※この掲示板は終了しました。閲覧のみ可能です。
※医療や福祉の支援を必要とするときは、発達障害者支援センターに問い合わせください。

  新規投稿 ┃ツリー表示 ┃一覧表示 ┃トピック表示 ┃検索 ┃設定  
4562 / 5056 ツリー ←次へ | 前へ→

[#4318] こどものことで夫婦の意見が違います 穂高 05/3/1(火) 13:09 [未読]

[#4645] Re:感情をもつことについて ケロロ 05/3/8(火) 9:34 [未読]
[#4646] Re:感情をもつことについて penpen 05/3/8(火) 10:19 [未読]

[#4645] Re:感情をもつことについて
 ケロロ  - 05/3/8(火) 9:34 -

引用なし
パスワード
   ▼wentさん:
> 私が経験したことを書きます。私は、「小学校入学までは孤立型、その後は『ベースは積極奇異型だが、身近な大人から、受動型の振る舞い方を身につけるように仕向けられた』タイプ」だと思います。
> 私も、「些細なことでメソメソ泣く」タイプのパニックを起こしていました。私が泣くたびに、大人たちはいろいろな言葉を浴びせました。それらの言葉のうちの一つがその言葉でした。
>
> 小学校5年のとき、「wentさんは、どうしてジョークがわからないとかいったような些細なことで、すぐに泣くのでしょうか。」というのが学級会の議題にされました。そのときの担任は、先頭に立って私をからかったりいじめたりしていました。
> この学級会では、その言葉が結論(?)として出されました。この結論(?)が出る前にも、いろいろな大人から同じことを言われ続けていました。
> 「このような感情が湧いてしまうのは、たぶん私だけなのだろう。そのような感情が湧かない方法を見つけないといけない。」と思っていました。そのような無理な目標について、28歳まで大真面目に考えていました。
>
> 28歳のとき、カウンセラーに、私は次の言葉をぶちまけました。
> 「高性能の感情抑制装置があるのなら、私の頭に取り付けたい。『取り付けたら、その日の24時をもって死ぬ』という条件付でもいいから。」
> カウンセラーからは、次の言葉が返ってきました。
> 「感情が湧いてはいけないと思うから、余計にその感情にとらわれて、収拾が付かなくなってしまうんだ。」
> 「感情は、勝手に湧いてしまうものなんだ。『ここらでいっちょ、嬉しいと思ってやるか』なんて器用なマネは、そうそうできるもんじゃない。そのようなフリをすることが上手な人もいるが。」
> そしてそれから、次のことを聞かれました。
>「『そのようなときは、ひとまず落ち着こうとすることが大切だ。どうすれば落ち着くのか、いろいろと方法を考えてみよう。』といった類の助言をしてもらったことがこれまでありますか?」
> 
> 「そのような助言なんか、聞いたことがありません。怒鳴られたりなじられたりしただけでした。」と私は答えました。カウンセラーは、「助言がなかったのは、不運だったね。あんたが悪いわけではないよ。」と答えてくださいました。
> これを聞いた後、「私は20年以上、なんて無駄な努力をしてきたんだ。苦しんだだけじゃないか。」と思いました。
> 「wentって、バカじゃないの。」と他の人は思うでしょうけどね。
>
> 「ASの特性に合わない対応を大人がして、本人が不利益を被る」ことを出来るだけ少なくするように、特に学校教師には考えてほしいです。

wentさん、これを読んで私は今泣きそうです。
私もそのパターンに当てはまるからです。
子どもの頃、感情が理解できませんでした。
そうなんです。
感情というものは勝手に沸いてくるものなんです。
今は、加齢によるものか、子育てを経験したからか、
何か私の中で変化が起こって、感情が普通に沸いてきます。
涙もろくなっています。
同時に、今は、世界も自分も、クリアーに見えます。

助言が受けられないASの子どもたちは、一人でもがいています。
かわいそうな状態です。
誰かどうにかして、その子を見つけて助けてほしいです。

[#4646] Re:感情をもつことについて
 penpen  - 05/3/8(火) 10:19 -

引用なし
パスワード
   ▼ケロロさん:
>助言が受けられないASの子どもたちは、一人でもがいています。
>かわいそうな状態です。
>誰かどうにかして、その子を見つけて助けてほしいです。

わたしも母に“泣くな!”とたびたび叱られて育ちまして
子供時代、人前で泣いたことはないです。
骨折しても痛みをがまんして塾に行き、当たり前のようにそろばんをして
自転車をひいて帰り、家に帰ってうずくまるような子供でした。

わたしも子供の頃はあれこれ苦労したように思いますが
海外のある音楽家の女性が子供時代を振り返って
“親はとてもすばらしい人たちだった。
子供が幸せになることを望まない親はいない。
親の気持ちを受け取れないのはわたしの問題だった”と発言しているのを
雑誌で読み自分の子供時代にある決別をしたように思います。

その女性も自閉傾向のある人だったようです。

わたしも親の望みことごとくがわたしを押しつぶしたように思うことがありますが
それが結局わたしが持って生まれた障害というものなのでしょう。
親の気持ちを受け取れず幸せにならないことでさらに親やその他の人を
失望させてきたと思います。

わたしも適切な援助を受けたきたわけではないのですが
せめて分かる程度理解できる程度でこどもの援助をしたいと思います。

アスペルガーという障害は教師であっても親であっても
理解できない人には理解できない障害だとわたしは思います。

  新規投稿 ┃ツリー表示 ┃一覧表示 ┃トピック表示 ┃検索 ┃設定  
4562 / 5056 ツリー ←次へ | 前へ→
ページ:  ┃  記事番号:   
1877579
(SS)C-BOARD v3.8.1β4 is Free.