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[#4704] 頭の中で「音読」している マナミ 05/3/10(木) 12:41 [未読]

[#4707] Re:頭の中で「音読」している nobody knows 05/3/10(木) 19:45 [未読]
[#4709] つけたし nobody knows 05/3/10(木) 20:18 [未読]

[#4707] Re:頭の中で「音読」している
 nobody knows  - 05/3/10(木) 19:45 -

引用なし
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   ▼マナミさん:
> わたしは、最近気がついたことがあります。
> 文字が目に入ると、頭の中で音読している(もじの通りの自分の声が聞こえる)
> ことに気がつきました。そして、みんなもそうだと思っていました。
> 多分、ひらがなを覚えたころからずっとそうして、言葉を解釈していたように思います。

えーと、難しいです。(^_^;)
うまく解釈しきれないので、違っていたら、みなさん、どしどし、ご指摘を。

文字通りとしての「音読」から。
一般的な「音読」はインプット→アウトプットのとても複雑な一連の情報処理で、

視覚的に「記号」を認知
   ↓
獲得している語学の「文字」として認知
   ↓
言語として情報処理
(たぶんここらあたりで、文字が表している語彙と内的に獲得している語彙と一致させつつ。一致しない場合でも処理は可能ですが、「頭には入っていかない」状況ではないかなあ。きっと、いわゆる「たどだどしい」とか「一文字、指さし、たどり読み」みたいになると思われ。)
   ↓
獲得している構音操作を使用して発語器官に操作を命令
   ↓
発語器官(舌、口唇から鼻咽腔閉鎖機能まで口腔のあらゆる器官を使用)が機能
   ↓
「ことば(音)」の発生
   ↓
聴覚的にフィードバック
   ↓
「ことば」として再認知
          
ぐらいかしら。そんな一連の情報処理です。
とりあえず、「音読」はアウトプットまでの一連の過程なので、「音読」とは言い難いような気がします。本当に「声」が聞こえたら、「幻聴」になりますが、幻聴は視覚的な処理とは別に意識(あるいは無意識)から発して「聞こえる」ものなので。それも違うような…。

ここから、全くの私見なので、それこそご指摘を。(私も知りたい!)

考えられること

1.視機能(眼球運動能力から視空間能力まで)の課題から、「記号」を認知することが難しく、この部分に時間がかかり、そのタイムラグからアウトプット様な処理(=音読)をとても「意識」してしまっていた。
例:行を読み飛ばす、文末を勝手に読み変える場合


2.文字として認知するが、「記号」を「文字」に変換するところに課題があって、一文字、一文字を確認する(これは「あ」、これは「い」というように)ことに時間がかかり、それを「音読」と感じた。

3.文字を「語彙」として認知する部分に課題があり、理解するために時間がかかり、このあたりで試行錯誤がくり返されたため、「音読」と感じた。

番外 このスレ読んで、途中から自分も口の中でもぐもぐ言っている(音読?)つもり   になってきた。かなり強迫的、完璧主義的な自分なので、こだわるとそうなの   かもしれない。でも、これはたぶん違うと思います。

他にも考えられそうなのですが、とりあえず、

> 当時は理由が説明できなかったのですが、今考えてみると
> 「黙読しているのに、音読と同じようなエネルギーを使っていたから」
> 読書が人一倍時間がかかってた、学校の評価も文章の理解力が不足していたようです。

ということからは、どこかの処理に時間がかかって人一倍、エネルギーを使っていた可能性があります。

[#4709] つけたし
 nobody knows  - 05/3/10(木) 20:18 -

引用なし
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   大事なことを忘れました。

上記のようなことが輻輳していることもあると思います。

脳の局在的な課題があっても、それを補うために他の部分が働く(脳の可塑性)なので、「これだあ」は脳にはなかなかなく、「仮説を組み上げていく」が今の脳科学の現状のようです。

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