|
▼まーさん:
はじめまして、秋桜と言います。ASでかつ休業中の訓練士です。
>すみません・・・。
>少し心理テストの内容具体的に言い過ぎたでしょうか・・。
>気をつけます。
そう思います。やはりヒントになってしまうんですよ。何しろ皆さん記憶力がいい方々なので気をつけるに越したことはない気がします。
私はSさんの「同じ問題」というフレーズが引っかかったのであのようなレスを返したのです。本来の能力と違う結果になって本当に受けたい支援が得られないのでは本末転倒ですからね。知能テストというのはその人の情報処理能力の特徴を知るための検査であって、試験勉強とは質が異なる物だと私は考えています。
>ちなみに、私の場合は、最高で9点差ありました。
>これってどうなのでしょうか・・。
>
>最低で3点、最高で12点です。
nobody knowsさんとのやり取りから感じたことを総合して考えますと、非言語面の同時処理能力が一般の場合より低い成績だと思います。ウェクスラー式知能検査は1標準偏差は3点という換算になっており、評価点10が平均で、そこから±3が同年代の人口90%が入るよう設定されています(統計の授業でやるような正規分布を想像していただけると分かりやすいと思います)。つまり7から13までがおおよその人が獲得する評価点なのです。そして1標準偏差以上個人の中で得点差がある場合、有意差があると考えます。
まーさんの場合個体内差が最高9点、つまり3標準偏差違うというのは1/1000の確率で有意差があるため、かなり能力間に差があると考えられます。
発達障害の場合このような個体内差があるのはよくある話です。アスペルガーは自閉症の中では珍しく同時処理が苦手な人が多いため、動作性課題の得点が低下することはわりとよく見られる現象です。このようなことを以前私のホームページに「同時処理と経次処理」というタイトルで書いたので、よかったらご覧下さい(右上の家のマークをクリックするとジャンプできます)。
|
|