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▼えみこさん:
我輩のクラスメートは、受験の話とか、そういう極クラスメートがするような会話を5年6年と繰り返すうちに、「俺たち結婚しようか?」ということになったそうですよ。「愛してるよ」とかいう台詞は無しに。今は3人の子供がいます。
我輩は、性同一性障害者なんですよ。身体は女のつくりをしているんですがね、女性を好きになる。異性として。レズビアンとは根本的に違います。クラスメートなどの場合は、その人の性格や考え方を知って惹かれていきますね。幼稚園の時からそういう人がいました。だからって、おしゃべりをしたり、一緒になにかしたりしたことはあまりないのですが。我輩はいつも園長先生が飼っている犬と見詰め合っていたので。
小学校の時は、男子と一緒になってからかっていた女の子のことが気になるようになって、俺が結婚して幸せにしてやるなどと思うようになりました。若気の至りです。
成長してからは女性崇拝者的になって…。タイプはあるのですが、それで想った女性は大概片思い。親しくなるのは、語り合って、価値観や感性を共有したり、尊重し合えるようになった女性です。我輩は20歳の時から10年間、ある女性と恋仲にありました。我輩の肉体が男だったら、結婚し、子供をもうけていたことでしょう。実際はどうなったかと言うと、男性に目覚めた彼女に捨てられました。それから2回片想いして、今は菅野美穂一色です。永遠の片想い…
近所づきあいとか、都会ではあまり考えることないと思いますよ。田舎なら田舎で、地を出してしまえば、そういう人なんだと認知してもらえるのではと。
恋愛って、分かり合えたり、安心し合えたりってことじゃないでしょうか?そして、世界中があなたをとがめようと、いや、君は君のままでいいんだって言ってくれるような人とめぐり会うこと。
きっと単純なことなんじゃないかなって思いますよ。…と永遠の片想いさんから言われても納得できないかもしれませんね。(笑)
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