アスペルガーの館の掲示板

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[#5546] 一人ぼっち… まりこ 05/4/8(金) 0:00 [未読]

[#5560] Re:一人ぼっち… went 05/4/9(土) 1:07 [未読]

[#5560] Re:一人ぼっち…
 went メール  - 05/4/9(土) 1:07 -

引用なし
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   ▼まりこさん:
>今大学に通っているんですけど、いつもひとりぼっちです。
>友達が出来なくて、どうやって付き合ったらいいか分かりません。
>自分なりに人と接しているんだけど、仲良くなれません。
>今までは、自分のクラスみたいのがあって、みんなと仲がよかったわけじゃないけれど、なんか居場所っていうか、ここにいれば、自分は一人じゃないんだって
>思えるところだったので、そういう場所があったので、この一年間はなんとか
>やってこれました。学校を辞めるわけにもいかないと思って必死でした。
>でも、今年からはそのクラスが終わってしまって、これからどうして
>いったらいいか分かりません。
>いつも一緒にいる友達がいなくても、一人でがんばろうって思ったけど
>でも、やっぱり誰かと一緒にいたいって思ってしまいます。
>授業になると、起きてられないんです。先生の話が聞けません。
>根性がないからですか??
>単位をとることも、このままじゃままならなくて…。
>私はなんにもできません。
>自分だけじゃどうにもなりません。誰か助けてほしいです。

 大学には、学生相談室のような場所があるでしょうか? もしあるのなら、そこを利用してみるのもひとつの手だと思います。ただ、学生相談室は、学校によって当りはずれが大きいようですが。私の場合、学生相談室に救われました。
 「過去に利用したことがあるが、そこでひどい目にあった。」といったようなことがないのなら、利用を考えてもいいと思います。
 
 また、「職員と本人の相性」によって、だいぶ感触が変わってくる面があります。職員と相性が悪い場合は、「他の職員と話してみたい」と言っていいと思います。学生相談室に来室している他の学生達によると、担当をかえてもらったという人は結構いたそうです。ただ、小規模大学の場合は、職員が一人だけということもあるようですが。

 「一人ぼっちが辛い」という状態には、次の2種類があると私は思っています。
1 一人でいるという「事実」が辛い
2 「一人でいるという事実」よりも、次のような周囲のまなざしが辛い。
 「一人でいるのはみじめなこと。勉強ができない、スポーツが下手、容姿が悪いと思われることよりも、友達ができない奴と思われることがずっとみじめだ 。」
 さらに、そのまなざしが気になって、自分で自分を追い詰めてしまうのが辛い。

  私の場合は、2の辛さを抱えていたのだと思います。しかし、自分自身は、そのことに気づいていませんでした。意識したのは、大学に入ってからでした。
 「一人ぼっち」は、「否定的に見られて当然」ということなのでしょうか?
 私は、必ずしもそうとはいえないと思います。
 「孤独になって初めて、自分の感情・思考がどのようなものであるのか、自分の心の動きがどのようなものであるのか、知ろうとすることが許される。」という面があると思います。
 「一人でいるのは悪いこと。外に出て人の気持をわかろうとしなければダメ。」という説教もよく聞きます。しかし、私は、次のように思うのです。
 「自分の気持もわかろうとしないで、人の気持なんかわかるはずがない。」と。

 私の場合は、次のような思いにもずっと囚われていました。
 「どうせ、私が思ったり感じたりすることにロクなことはない。同じ場にいる人にとって好ましい感情や思考でないのなら、外に出してはいけない。好ましい感情や思考ができるようにならなければいけない。だけど、どうすればできるようになるのか分からない。」
 「好ましくない感情や思考を外に出してしまったら、バカにされたりひどい目にあうことになる。」
 これらの思いに囚われている状態で友達を作ったとしても、本人も相手も苦しいと思います。人に対する恐怖感を持った状態で接したり、疑心暗鬼の目で見てしまったり、他の人のよいところを見逃してしまったり、ということになりがちとなるのでは……。と思うのです。
 
 私が、友達が欲しいと思うようになったのは、20代後半になってからです。次のような思いが出てきたのではないかと、私は捉えています。
 「私の思考・感情の、全部が全部否定されるものではないかもしれないよ。どれかをおもしろがってくれる人もいるかもしれないよ。」
 「他の人は、『阿吽の呼吸』といったコミュニケーションがとれるのかもしれない。だけど私は、それとは違うコミュニケーション・スタイルを持ってるのかもしれない。それは、『人が、どんなことに興味を持ちそのことについてどういう考え方をしているのかを聞いて、その人の魅力を知る手がかりとしている』というスタイルかもしれない。そういうスタイルをとるのも、悪いことではない。」
 このような思いは「孤独を悪いことと決め付けない」ことによって出てきたものだと、私は捉えています。

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