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▼秋桜さん:
>医療機関というのは診断名をもとに処方(薬物治療やカウンセリングなど)という形で対応します。そこはまずご了承ください。でも診断されたからといって「レッテルを貼られた」と思わなくてもいいのではないでしょうか。
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>診断はあくまでもスタートで、本当に大切なのは本人が生きやすくなる方法をみんなで一緒に考えていくことだと思います。
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頭ではわかっているつもりでも、きっと私自身がまだ偏見や差別をしているのでしょうね。
>私自身医療や療育の現場で多くの人と関わってきましたが、発達障害と診断されるほどではなくても社会性に問題があって上手く人と関われずに困っている人は意外に多いものです。誰かがポン、と背中を押して関わり方を教えれば驚くほど変わるケースもあります。ただし息子さんの場合それが学校ではうまく行っていないのかもしれません。だから他の機関でその方法を探る、と考え方を変えて医療機関を上手に利用すればいいと思います。
私がクリニックに行ってきましたが、「本人が受診したらどんなことをしますか?」質問には、「話を聞いて傷をなめてあげるようなことしかできません。」という回答でした。つかみどころが無くて、医療機関の上手な利用のしかたがわかりません。
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>また、病院へ行く際には息子さんと対等にかつきちんと話し合い、息子さんが受診することをきちんと理解してもらうことが大切です。高校2年生にもなれば恐らく本人も日常で困ったことはいくつかあるでしょうし、うまく言語化できないために周囲に助けを求められない可能性もあります。
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>診断名を告げられることで息子さんはショックを受けることもあるかもしれません。でも社会人になって困ってから言われるよりはいいことだってあるかもしれませんよ。私自身は6歳で告知されて苦労した面もありましたが、小さいうちに自分の問題が分かっていたので、大学で心理学を勉強し、さらに訓練士になる専門教育を受けられたことで、本当に自分にとってもプラスになったと思います。
そうですよね。もう少し早くわかってあげていたら…と悔やまれます。
本人は16年間も必死で自分なりの生き方を模索してきたのに、ひっくり返される様に感じるのではないでしょうか。
まずは、私自身が偏見や差別を払拭し、本人をそのまま受け止める。少しずつ話をしていき、本人も事実を見つめることができる状態を作っていき、じっくりと話をしてみたいと思います。
慌てず、じっくりとまた、時をはずさぬように見つめて生きたいと思います。
最後になりましたが、秋桜さん、有難う御座います。
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