アスペルガーの館の掲示板

[ ホーム | 趣味の掲示板 | 旧掲示板 ]

※この掲示板は終了しました。閲覧のみ可能です。
※医療や福祉の支援を必要とするときは、発達障害者支援センターに問い合わせください。

  新規投稿 ┃ツリー表示 ┃一覧表示 ┃トピック表示 ┃検索 ┃設定  
4465 / 5056 ツリー ←次へ | 前へ→

[#5591] お薬について教えてください。 メロン 05/4/11(月) 20:36 [未読]

[#5770] Re:お薬について教えてください。 菜の花 05/4/19(火) 23:16 [未読]
[#5779] Re:お薬について教えてください。 penpen 05/4/20(水) 9:47 [未読]
[#5807] Re:お薬について教えてください。 菜の花 05/4/21(木) 0:51 [未読]
[#5844] Re:お薬について教えてください。 went 05/4/22(金) 1:16 [未読]
[#5860] Re:お薬について教えてください。 ジョン 05/4/22(金) 18:01 [未読]
[#5869] Re:お薬について教えてください。 penpen 05/4/22(金) 21:03 [未読]

[#5770] Re:お薬について教えてください。
 菜の花  - 05/4/19(火) 23:16 -

引用なし
パスワード
   ▼penpenさん:
>生野菜を食べてみたら、体調が良くなっていくことに感動しました。

penpenさん、お久し振りです。ご自分や息子さんの体験談、とっても参考になりました。うちの子も野菜を全然食べないのですが、いつかそんな風に思って食べるようになってくれたらと思います。

>おかあさんより便利なツールはないようです。笑
>いる限りあてにされるので、

あ〜やっぱりまだまだ続きそうなんですね。本当に当てにされまくってます。

>しかし、生活習慣については
>親に何万回言われても、ほとんど何も身に付かなかったと思い返します。

それならずっと言い続けなくてはならないんですね。でもそうかもしれません。

>目で見て覚えて考えたことから作られているようです。
>つまり本を読んで自分の考えを作ってきたように思います。
>

結局自分でこう変わりたいと思って初めて変える事が出来るわけなんですね。

>わたしは親の必死さ、願いを受け止めることができない子供でした。
>

こう言ったら短絡的というか何も努力しないであきらめているように取られるかもしれませんが、何かこの言葉を読んでかえってホットしました。親の必死さを受け止められるのに受け止めない子だとショックだけど、受け止められない子なら仕方ないですから、あきらめがつきます。

>わたしは子供の時に、“ナルニア国物語”という

うちに全冊あります!
息子が小1の時に面白くて夜の本読みの時間に読んで聞かせてきました。その頃ハリーポターも息子と読みました。小1にしてはやはり読むレベルが高かったと思います。それが息子の悲劇なのですが。つまりあまりにも文字で書かれたものの理解が高いのに、ごく普通の遊びや周りの状況(運動会や休み時間)が文字で書かれていないと読み取れないのです。

>その本から“よくありたい”という自分の思いを育ててきたように思います。

幻想的な話ですが、そういうメッセージを受け取ったような記憶がありません。本も読む人によって捉え方が変わりますね。1巻目目は、4人の兄弟が箪笥の中からナルニア国に入って雪の女王によってずっと冬にされているナルニアを再び春にする為にアスランというライオンと一緒に戦う話ですよね。何ヶ月も後に戦い終わって箪笥の中から元の世界に戻ると子ども達は入った時と同じ日の同じ時間に戻り、読み手に不思議な感触を体験させてくれます。この世界と別の世界が同時に存在している、そこでは動物も話をしたり、戦争をしている王様がいたり、奴隷になっている子どもがいたり、そして前の世界にもいつでも戻れてナルニアで大人になってもまた子どもに戻れる。でも確か最後に鉄道の事故で現実の世界で子ども達が死んでしまうんでしたっけ。暫く読んでないので忘れました。

[#5779] Re:お薬について教えてください。
 penpen  - 05/4/20(水) 9:47 -

引用なし
パスワード
   ▼菜の花さん:

おはようございます。

>>しかし、生活習慣については
>>親に何万回言われても、ほとんど何も身に付かなかったと思い返します。

>それならずっと言い続けなくてはならないんですね。でもそうかもしれません。

タイトルは忘れましたがアスペルガー症候群の本を読んでいたら
アメリカのジョブコーチのことが載っていました。
自閉傾向のある人が仕事をするために
仕事のアドバイスをしてくれる制度がアメリカにはあるそうですが
“自閉傾向は不思議で口で言ってもわからないことが
紙に書いて見せるとすぐわかる”とありました。

症状、傾向はそれぞれで対応もそれぞれとは思いますが
どうも耳からの情報がうまく心に届かないと自分では感じます。

>結局自分でこう変わりたいと思って初めて変える事が出来るわけなんですね。

うーん、それだけでもないのですが……。
自分でそう思えばさらに別のことをしてしまうこともあります。

わたしは中学高校の頃、毎日が非常につらくて、
何か事件でも起こして刑務所とか少年院に入ったら楽ではないだろうかと
思いつめていました。
つまり受刑者のような規則正しい生活、個人の意志決定の少ない生活に
非常にあこがれたのです。
今でもそういうところはあります。

ルールのある生活、迷い惑うことのない安定した生活の中で
自分も安定します。
ルールは絶対だから安心でわたしの都合以上に大事なものに思えます。
わたしはこの世にあるはずのない“絶対”をつい求めてしまうのでしょう。
(今は自分で自戒しています)

>>わたしは子供の時に、“ナルニア国物語”という

>うちに全冊あります!
>息子が小1の時に面白くて夜の本読みの時間に読んで聞かせてきました。

あの長い本を読み聞かせたのですか?!

>その頃ハリーポターも息子と読みました。

!!!!!!!!

>小1にしてはやはり読むレベルが高かったと思います。それが息子の悲劇なのですが。つまりあまりにも文字で書かれたものの理解が高いのに、ごく普通の遊びや周りの状況(運動会や休み時間)が文字で書かれていないと読み取れないのです。

そうなのです。あまりに頭でっかちです。
ドイツのシュタイナー学院の先生が“頭がよすぎる”というのは問題だと言っていたそうです。
シュタイナー学院に娘さんを通わせた子安美智子さんが体験談の中で書いておられました。

知識がありすぎるとものを感じる力が弱くなるようです。
知的でであることそのものが問題だという考え方があるようです。
(そういえばアメリカでは英才教育が盛んですが
あまりに小さいうちに大学に行ったりした子どもは
あとで不適応をおこす場合もあるようですね)

>>(ナルニア国物語から)“よくありたい”という自分の思いを育ててきたように思います。

>幻想的な話ですが、そういうメッセージを受け取ったような記憶がありません。

作者のルイスは宗教学者なので
“ナルニア国物語”はキリスト教的な思想が元になっています。
非常に楽しい話ではありますが
教条主義的なところもあります。

>1巻目目は、4人の兄弟が箪笥の中からナルニア国に入って雪の女王によってずっと冬にされているナルニアを再び春にする為にアスランというライオンと一緒に戦う話ですよね。何ヶ月も後に戦い終わって箪笥の中から元の世界に戻ると子ども達は入った時と同じ日の同じ時間に戻り、読み手に不思議な感触を体験させてくれます。この世界と別の世界が同時に存在している、そこでは動物も話をしたり、戦争をしている王様がいたり、奴隷になっている子どもがいたり、そして前の世界にもいつでも戻れてナルニアで大人になってもまた子どもに戻れる。でも確か最後に鉄道の事故で現実の世界で子ども達が死んでしまうんでしたっけ。暫く読んでないので忘れました。

よく覚えておられますねー。
すごいです。
菜の花さんが書かれているように最後に子供たちは事故で死にますが、
それは死後にこそほんとうの世界があり
死は悲しいものではなく喜ばしいことだという意味だそうです。
死後の本当の世界で子供たちはなつかしい人々との再会を喜び合います。

“ナルニア国物語”は今度ディズニーが映画化してくれるそうで、
翻訳ではよく分からない箇所もありましたので
公開を楽しみにしています。

ハリポタも映画化された初めてわかったことがたくさんあります。
例えばハリポタの友人のロンの双子のおにいさんの同級生のジョーダン君、
すごくノリのいい男の子ですが映画を見て初めてアフリカ系の少年だとわかりました。

わたしの大好きな小説、
キングの“刑務所のリタヘイワース”を映画化した“ショーシャンクの空に”も
主人公のレッドがやはりアフリカ系の人でした。
外国の人は本を読むときにレッドという名前だけで
わかることなのでしょうね。
どってこともないことかもですが、映画を見てなんだかびっくりしました。
(偏見ではなく純粋なびっくり仰天というか、
うわー! あんなに読んだのに気がつかなった!!!!!という驚きです)

しかし、わたしの子供時代は本が娯楽でしたが
今はゲームがありますから子供たちはなかなか本には向かわないですよね。

[#5807] Re:お薬について教えてください。
 菜の花  - 05/4/21(木) 0:51 -

引用なし
パスワード
   メロンさんの質問からそれてしまってメロンさん、ごめんなさい。

▼penpenさん:
>“自閉傾向は不思議で口で言ってもわからないことが
>紙に書いて見せるとすぐわかる”とありました。
>

それはとても良い事を聞きました。
ちょっと試してみたいと思います。

>ルールのある生活、迷い惑うことのない安定した生活の中で
>自分も安定します。
>ルールは絶対だから安心でわたしの都合以上に大事なものに思えます。

そうそう、そうなんです。
ルールの中にいると安定するというか安心します。次に何が来るか分かっているからでしょうね。

>あの長い本を読み聞かせたのですか?!
>>その頃ハリーポターも息子と読みました。

でも原書で読んでいるのでハリーポターにしてもナルニアの話もpenpenさんが思われるほど長くないんですよ。英語を日本語にすると2倍位になるんですから。
ハリーポターは5巻まで出ていて全部読み聞かせしました。後数週間で6巻が出る予定で、それも読み聞かせさせられそうです。

>知識がありすぎるとものを感じる力が弱くなるようです。
>知的でであることそのものが問題だという考え方があるようです。

案外こういう一般論が当たっていると思います。

>“ナルニア国物語”は今度ディズニーが映画化してくれるそうで、

そうなんですか!それは私も楽しみです。
ディズニーはフロリダのディズニーワールドに行って思いましたが、ただ楽しませるのではなくて、子ども達に伝えたいメッセージに信念があり、それが私も子ども達もとても感銘を受けました。映画もそうですが、テーマパークではちょっとした博物館、科学館見学をしているようでした。古代からの歴史、動物や水族館では生態の事、機械の構造、日本の会社も含めて色々な会社が研究している未来のコンピューターや家電なども見せたり実験したりしていました。その頃フロリダの住民票があったので半額で入場出来たのですが、こちらから言わなくても教えてくれてとても良心的でした。

>わたしの大好きな小説、
>キングの“刑務所のリタヘイワース”を映画化した“ショーシャンクの空に”も
>主人公のレッドがやはりアフリカ系の人でした。
>外国の人は本を読むときにレッドという名前だけで
>わかることなのでしょうね。

私もショーシャンクの映画好きです。多分名前だけで人柄が分かるという事はスペイン系や中国系でない限り分からないと思うのですが、普通本の中に最初にその人が出てくる時に人物描写があって、それでああ、こういう感じの人か、と分かると思うのですが。

ハリーポターに関してはうちの子ども達は映画は全然面白くなかったと不評でした。本と違うところもあり、抜けてる部分も沢山あって、終わった後に「何これ〜」と文句たらたらでした。監督が全部入れられたなかったと弁解したそうですが、映画にあったから必ずしも本と同じというわけでもない部分があると思います。

数年前ですが、前にもここで書いた「ビューティフルマインド(英語のタイトル)」という映画は久々に心に残るいい映画でした。実話を元に作られた映画ですが、分裂病(今は統合失調症と言うのですか)を患う数学者が分裂病を克服していく話で、ある特定の音に耐えられないとか、女の子をデートに誘うのに「僕と寝ないか」と言ってすぐにふられたりします。相手の気持ちを察しられない所がちょっと自閉傾向っぽくて私はこういう人が努力して人々に尊敬されるようになった、と感動しました。

>しかし、わたしの子供時代は本が娯楽でしたが
>今はゲームがありますから子供たちはなかなか本には向かわないですよね。

うちの息子もゲーム気違いみたいです。
ゲームでよかったのは負けても癇癪をあまり起こさなくなった事。でも最初はゲームに負ける(相手がゲームですからどうしようもない)度にゲームを投げたり壊そうとしたり。今では大分減りました。それで免疫が出来て友達に負けても平気な時が多くなりました。

[#5844] Re:お薬について教えてください。
 went メール  - 05/4/22(金) 1:16 -

引用なし
パスワード
   ▼penpenさん:
>▼菜の花さん:
>>小1にしてはやはり読むレベルが高かったと思います。それが息子の悲劇なのですが。つまりあまりにも文字で書かれたものの理解が高いのに、ごく普通の遊びや周りの状況(運動会や休み時間)が文字で書かれていないと読み取れないのです。
>
>そうなのです。あまりに頭でっかちです。
>ドイツのシュタイナー学院の先生が“頭がよすぎる”というのは問題だと言っていたそうです。
>シュタイナー学院に娘さんを通わせた子安美智子さんが体験談の中で書いておられました。
>
>知識がありすぎるとものを感じる力が弱くなるようです。
>知的でであることそのものが問題だという考え方があるようです。

 penpenさんの書き込みに、「頭でっかちと言われる子供のことを貶す」意図は全くないということは、承知しております。
 ただ、この内容、正直言って私にとっては辛いです。
 
 私も、「活字から情報を得ることは得意なのだが、周囲の状況を把握することが困難で適切な行動が取れない」子供でした(今でもそうです)。
 私の思いは、「周囲の状況を瞬時に・直感的に把握できないんだ。だから、記憶・論理・知識・規則といったものを使って自分なりに考えるというスタイルしかとれないんだ。瞬時に・直感的に把握できる人は頭のいい人だ。」なのです。
 「知識がありすぎるとものを感じる力が弱くなる」というのは、私の場合にはあてはまりません。
 「ものを感じる力があまりにも弱すぎるから、知識などを総動員する必要が出てくるんだ」というのが、私の本心です。

 「頭がよすぎるのは問題」という主張が、「感情よりも論理」という文化の場でなされたのなら、「論理偏重が行き過ぎた場合のブレーキ役」となるかもしれません。
 しかし、日本という国では、「阿吽の呼吸」とか「義理と人情」とか「相手の立場を思いやった先取り的配慮」といったことが、要求されていると思います。こういう場では、「頭がよすぎるのは問題」と言う主張が、「論理的主張を排除するための口実」とされる危険性もあると思います。

[#5860] Re:お薬について教えてください。
 ジョン メールホームページ  - 05/4/22(金) 18:01 -

引用なし
パスワード
   ▼wentさん:
> penpenさんの書き込みに、「頭でっかちと言われる子供のことを貶す」意図は全くないということは、承知しております。
> ただ、この内容、正直言って私にとっては辛いです。
> 
> 私も、「活字から情報を得ることは得意なのだが、周囲の状況を把握することが困難で適切な行動が取れない」子供でした(今でもそうです)。
> 私の思いは、「周囲の状況を瞬時に・直感的に把握できないんだ。だから、記憶・論理・知識・規則といったものを使って自分なりに考えるというスタイルしかとれないんだ。瞬時に・直感的に把握できる人は頭のいい人だ。」なのです。
> 「知識がありすぎるとものを感じる力が弱くなる」というのは、私の場合にはあてはまりません。
> 「ものを感じる力があまりにも弱すぎるから、知識などを総動員する必要が出てくるんだ」というのが、私の本心です。
>
> 「頭がよすぎるのは問題」という主張が、「感情よりも論理」という文化の場でなされたのなら、「論理偏重が行き過ぎた場合のブレーキ役」となるかもしれません。
> しかし、日本という国では、「阿吽の呼吸」とか「義理と人情」とか「相手の立場を思いやった先取り的配慮」といったことが、要求されていると思います。こういう場では、「頭がよすぎるのは問題」と言う主張が、「論理的主張を排除するための口実」とされる危険性もあると思います。

はじめまして、wentさん、ジョンです。

penpenさんと菜の花さんのやりとりに齟齬が生じていないのは、
おそらく共通認識をお持ちなのだと思います。
また、おせっかいではありますが、私にも投稿をお許しください。

文字情報についての話の中で出てきた「“頭がよすぎる”というのは問題だ」
という考え方は、wentさんもご存知だと思いますが、左脳、つまり言語性IQの
働きだと思っています。一方、「知識がありすぎると
ものを感じる力が弱くなるようです。」は動作性IQの働きだと思っています。

「「頭がよすぎるのは問題」と言う主張」は問題だと主張しておられますが、「知識などを総動員」して、「ものを感じる力」を補っているwentさんの努力と相反することではなく、wentさんの努力は、すばらしいことであって、どなたも否定なさらないと思います。penpenさんと菜の花さんがおっしゃっているのは、「頭がよすぎる」という言語性が強すぎた場合、「ものを感じる力が弱くなるようです。」と動作性が抑えられるので問題だとおっしゃっているのだと思います。「論理的主張を排除する」という意味ではなく、wentさんのように「知識などを総動員」するという言語性と「ものを感じる力」という動作性を分けて認識され、さらに、自分の弱点を克服されている方はぜんぜんOKではないかと思っています。私も修行してwentさんのように「ものを感じる力」を補いたいと思っていますので、これからもよろしくお願い致します。

[#5869] Re:お薬について教えてください。
 penpen  - 05/4/22(金) 21:03 -

引用なし
パスワード
   ▼wentさん:

こんにちは。
わたしの投稿がwentさんをつらい気持ちにさせたようでごめんなさい。

>>ドイツのシュタイナー学院の先生が“頭がよすぎる”というのは問題だと言っていたそうです。
>>シュタイナー学院に娘さんを通わせた子安美智子さんが体験談の中で書いておられました。

>>知識がありすぎるとものを感じる力が弱くなるようです。
>>知的でであることそのものが問題だという考え方があるようです。
>
> penpenさんの書き込みに、「頭でっかちと言われる子供のことを貶す」意図は全くないということは、承知しております。
> ただ、この内容、正直言って私にとっては辛いです。

> 私も、「活字から情報を得ることは得意なのだが、周囲の状況を把握することが困難で適切な行動が取れない」子供でした(今でもそうです)。

わたしもそうです。
学校時代は実技の共同作業が苦手で特に調理実習は全く不得意でした。
みんなと歩調を合わせることができず、
不安でたまらず実習前日は調理手順と分量をいつも全暗記していました。

> 私の思いは、「周囲の状況を瞬時に・直感的に把握できないんだ。だから、記憶・論理・知識・規則といったものを使って自分なりに考えるというスタイルしかとれないんだ。瞬時に・直感的に把握できる人は頭のいい人だ。」なのです。

わたしも成績はよかったにも関わらず、自分は頭がいいとは思うことができず、
長く自分を知恵遅れと信じていました。

> 「知識がありすぎるとものを感じる力が弱くなる」というのは、私の場合にはあてはまりません。
> 「ものを感じる力があまりにも弱すぎるから、知識などを総動員する必要が出てくるんだ」というのが、私の本心です。

そうなりますね。

> 「頭がよすぎるのは問題」という主張が、「感情よりも論理」という文化の場でなされたのなら、「論理偏重が行き過ぎた場合のブレーキ役」となるかもしれません。
> しかし、日本という国では、「阿吽の呼吸」とか「義理と人情」とか「相手の立場を思いやった先取り的配慮」といったことが、要求されていると思います。こういう場では、「頭がよすぎるのは問題」と言う主張が、「論理的主張を排除するための口実」とされる危険性もあると思います。

“頭がよすぎるのは問題だ”というのはわたしの引用の仕方が悪かったのですが、
シュタイナー学院の教師のそのことに対する同情的な言葉でした。
頭がよすぎるのも変えることのできない持って生まれた特性です。
なので、頭がよすぎるのが問題だと言ってもそれは主張ではなく
あり得る傾向を指摘した言葉にしかなりえないと思います。

シュタイナー学院の保護者の多くは
ひとりの男子生徒の知的能力に驚嘆したのですが、
教師は知的にすぎるのは子供にとってよいことではないと
保護者を牽制したのです。

その本が今手元にないので正確な記憶ではないかもしれませんが
当時はドーマン博士の英才教育などが流行した頃で
(この掲示板でも話題になったことがあります)
知的であることが問題を起こす場合もあるという視点、理解は
ほとんどなかったのです。
だから著者の子安美智子さんはその言葉を驚きを持って伝え、
読者であるわたしはある納得を覚えたのです。

おそらくwentさんが不快に感じたのは
“頭でっかち”ということばだと思います。
親であるわたしが子供を見る視点にwentさんが傷つくところがあったのでしょう。

申し訳ありませんでした。

  新規投稿 ┃ツリー表示 ┃一覧表示 ┃トピック表示 ┃検索 ┃設定  
4465 / 5056 ツリー ←次へ | 前へ→
ページ:  ┃  記事番号:   
1878015
(SS)C-BOARD v3.8.1β4 is Free.