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「いじめ」と聞くと黙っていられないので、勝手ながらお付き合いさせていただきます。
「当事者」という表現には、グレーゾーンの方も含まれます。
▼にゃおにゃおさん:
>小5のアスペの息子が
>大なり小なり、いじめやニグレクトがあるようです。
>近々担任の先生に彼の人となりを説明しに行くので
>いじめがあることも伝えようと思っています。
AS当事者が被害に遭ういじめの多くは、意思の疎通が困難なのが原因であると考えられ、会話の相手の台詞を字義通りにしか解釈できないことや、当事者自身がストレートな表現しかできないこと、また常識で考えられない趣味やこだわりがあることで、実際以上にバカだと見られるためだと思われます。
>学年が小さい頃は、
>加害者を呼んで、注意するという真っ向な対策だったように思います。
>昨年は高学年に入るということで、
>息子と加害者、両方を呼んで状況説明と、そのときの気持ちをお互い述べさせ、
>先生が諭すという方法が採られていました。
子供のいじめに関しては、親は感情的になりがちなので、先生が間に入るというのはパターンとしては正解でしょう。ただ、最近はいじめが殺人事件や被害者の自殺にいたることも多く、こういったケースでは教育機関の対応は上層部ほど無責任です。
>いじめの根本的な解決はなかなかむずかしいですが、
>何かいい解決法を経験した方がいらっしゃったら、
>教えていただけないでしょうか。
>担任の先生にお願いする時の参考にしたいと思います。
>よろしくお願いします。
基本的には、いじめは被害者側の対策だけでは片手落ちです。
加害者側の理論としてよくあるのは「いじめられる原因は被害者側にある」ですが、これはもちろん被害者にとっては暴論です。(極端な話、私が被害に遭ったケースの90%以上は「Chiquititaがいじめられるのは、Chiquititaがバカだから」という結論でした)
加害者側のストレスの捌け口が被害者側に向いているので、上手にストレスを解消できるよう導いてあげる必要があり、加害者こそカウンセリングの必要性を提案します。
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