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初めまして。私は当事者として、お子様の立場からコメントさせていただきます。
▼りりーさん:
>小さい頃から音に敏感で、今でも異常に嫌がる音があります。
私もよくあります。もうじき42歳になる今でも解決していないものもありますので、音に過敏な状態は一生続くものと腹を括る必要があるかもしれません。
具体的には、どういった種類の音が苦手なのでしょうか?
よく話に聞くのは、ピアノやバイオリンの音が苦手だというケースや、エアコンのモーターの音が苦手だというケースです。
私の場合はピアノやバイオリンは平気ですが、ハードロックのエレキギターが工事現場の騒音に聞こえるので、ヘヴィメタルは苦手です。また電車のホーンの音やベルの音は、すぐそばで鳴らされると24時間以上続く耳鳴りに悩まされます。
>日常の中でも息子とかみ合わない事が多く、どう接したらわからなくなってきていた今、皆さんの事を知りました。息子がASなのか、個性なのかはわかりませんが、母親として、この先息子に何が出来るのだろう?・・・・色々な経験を積まれた皆様にアドバイスを頂きたいのです。
意思の疎通の困難さは、親子の間でも感じるものです。
発達障害のほかにもし悩みを抱えていれば(私の場合は身体障害も同時に抱えています)、それがうまく伝わらないために一人で悩みを抱え込んで、鬱状態などの2次障害に発展することも多いです。
そういうこともあるために、親御さんにも発達障害の知識を身に付ける事の重要性を訴えております。
>このアスペルガーという名前を知って時間が経っていないので、私自身パニクっている状態です。
私が感じたところでは、アスペルガー症候群というものを知るにいたって、悩みの原因が解って納得できたという人よりも、ショックを感じた人のほうが多いように思えます。(私もショックを受けたほうですが、アスペルガー症候群の一般的な症状に該当することが多かったことよりもむしろ一生治らない事のほうでより大きなショックを受けた)
これから親子でASと向き合うに当たり、親御さんのほうがショックで鬱状態になっていると現状を客観的に受け止めることができず、マイナスイメージでお子様に伝えてしまい、肝心の当事者が現状をプラス思考で受け止めることができなくなってしまいます。
お子様に現状をお伝えするには、現在は時期尚早のように思えます。というのも、私の場合オフクロがかなり重度の鬱状態にあった状況で私の「自閉症」の告知を聞いたので、私にマイナスイメージで「自閉症」のことを伝えてしまったばかりに、私自身が「自閉症」という呼称にひどく抵抗感を覚える状況を作り出してしまったという事実があってのことです。
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