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▼三月うさぎさん:
>発達障害系の子(人)は、「本当のこと」をストレートに言います。そして、それでなぜ相手が傷つくのかわかりません。
>「本当のことじゃないか」とよく、息子は口にします。
>自分中心にしかものを考えられないので、「本当のこと」を言ってなぜ悪いのか?わからない。しかし、厳しい父親にストレートにものを言うと、ものすごーく機嫌が悪くなる…それは、自分のためにはならない…が、わかってるらしいんですね…。
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>相手が傷つくからやめようね…と言ってもわからない場合は、「言うと相手が怒って自分が損をするからやめようね」も、ひとつの方法かな?と思いました。
>(あのオジサンが怒るからやめようね…というのと同じで、あまり躾けとしてはいい方法じゃないのですが…)
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>ストレートにものを言うかわりに上手な言い方を教える…これは、あまりにもケースが多すぎて本人も覚えられない。
>なにせ、ケース バイ ケースが苦手ですから。
「このようなことを言うと、おまえが嫌われて損をするよ。」という叱り方は、必ずしも悪いとはいえないと思います。
ただし、「このようなことを言われたら、相手は傷つくものだよ。」ということも、きちんと教える必要があると思います。
「世の中には建前と本音がある」「本音が許される場もあるが、許されない場もある」ということは、「教えてもらわないとわからないこと」かもしれません。
「それは本当のことだよ。でも、そういうことを言うと相手は傷つくし、おまえが嫌われて損をしてしまうよ。だから言ってはいけないよ。」
というふうに「本音というものもあるということを、親が伝える」のは、ある程度必要かもしれません。
反対に親が、「そんな意地悪ばかり言うおまえは、悪い子だ」というような建前しか言わなかったら、子供は「建前と本音がある」ことを知らないで育つ危険性があると思います。
また、「自分だけが、異常なんだ。」「このような気持や思いを持ってはいけない。なのに持ってしまう自分は邪悪な人間だ」というふうに、自分を追い詰めてしまう危険性もあると思います。
更に、「建前と本音を使い分けたコミュニケーションを、他の人がとっている」場面に出くわしたときに、本人が混乱してしまうことがあるかもしれません。
「ストレートにものを言うかわりに上手な言い方を教える」という方法は、子供の頃の私だったらたぶん混乱したと思います。
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