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wentさん レスをありがとうございます。
この事については、結構な時間をかけて彼女の気持ちを聞いてはいます。
具体的に言うと娘とASの息子との関係のことなのですが、下記のような感じです。
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> 「いやなことをことをした(と私が認識した)当事者にも、当事者なりの(私の知り得ない)事情があるのかもしれない。事情がわかっていたら、状況もまた変わっていたかもしれない。」
いやなことをしてしまった当時の息子の状況は、娘もよく理解している。しかし、自分も同じ状況におり、息子だけがストレスの中にいたわけではないと感じている。
ASであるがゆえにそのストレスを上手く処理できず、行動してしまった「2次障害的」な部分だったと言う部分を娘は「逃げ」であると考えている。
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> 「相手のほうが『wentに嫌な思いをさせたかもしれない。申し訳ない。』と思っている可能性だって、『毎回、絶対、ゼロ』とは言い切れない。」
「自分に対してなぜ姉が冷たい態度をとるのかという『原因』」をきちんと息子が理解していることを、また、「それ(冷たい態度)をされても仕方がない、自分が悪かったのだから・・・」と息子が感じていることを娘は知っているが、「それならそれでいいじゃないか、相手が理解しているなら私が態度を変える必要はない」と思っている。
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> 「『過去に相手がとったある言動を、許さない』ことと、『過去に相手がとったある言動をもとにして、その相手を嫌な奴に違いないというふうに決め付けること』とは、違う。前者なら、『確かに欠点もあるけど、魅力もある人だ』という思いを持つこともあり得る。」
『過去に相手がとったある言動を、許さない』と部分は娘の気持ちの中では固まってしまっている。こういう状況になる前の息子をよく知っているので『その相手を嫌な奴に違いないというふうに決め付けること』はしない。
と、いうのは「小さい頃のK(息子)とは、○×して遊んだもの。」という発言もあるので、息子自体が「嫌な奴」でないとは思っていると思う。
しかし、息子との関係の話しになると身構えてしまうので現在の息子に対して『確かに欠点もあるけど、魅力もある人だ』という思いを持っているかどうかは、わからない。
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> 「これらの考え方をやっていこうと努力しても、どうしても苦手な人というのは、いるものだ。それならそれで仕方がない。その人からは、できるだけ距離を置くことを考えよう。」
これは見事なほどに実行している。
現に娘の口からは「生理的に苦手なタイプだから、一緒に食事をするのも苦痛」という言葉が出てきているし我慢して一緒に食卓を囲んでも、自分だけ先に食べ終えてさっさと食卓を離れ、息子が自室に戻るまで自室にこもる。
こうして分析して考えてみると娘の行動は、ある意味、彼女自身の自己防衛のためには仕方のないことだと思ってあげなければならないのかなぁ。
母としてはもう少し柔らかな態度にならないかと感じてしまうのですが・・・。
息子も娘と一緒の時間は押し黙って、食卓はお通夜の席より静かです。
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