|
▼ベルリンリンさん:
こんにちは。お久しぶりです。
>長年顎関節症で大学病院に通っています。ホントに長くもう8年です。
>もともとのかみ合わせが悪かったのもあったのですが先生が色々手を加える事によってますます悪化していきました。今先生は5人目です。
顎関節症はいくつか原因があるし、それらの要因が組み合わさって生じていることもあります。顎関節は人体の中では最も長く動かす関節ですし、動きも複雑なので(上下だけではなく前後や左右にも動かすため)多くの筋肉や靱帯がくっついています。だからどこに問題があるのか(噛み合わせなのか、動かし方なのか、ストレスなのか、等々)きちんと把握し、対策を取ることが重要になってきます。
その辺りを医師たちとベルリンリンさんがどうコミュニケーションを取られているのかが大切になると思います。
>話はそれましたが、私が一番困るのが症状の説明です。
>少しでもいじられると頭痛がして眠れなくなるのですが、それを説明するのが下手くそで我ながら困ります。悪気はないつもりですが、先生のせいでこうなってしまったみたいな説明をしてしまう時もあるみたいです。
>先生が苦笑いしていたり、明らかに不愉快な顔をしている時があると「またやってしまった!」と青くなります。
>
>しかもかいつまんで話ができないから私の話をきいてる方も重たいみたいでその事もあまりいい顔されません。
>きっと相性の合う先生と出会っていたらこんな長い通院にはなってなかったとは思いますが。
>医者といっても人間なのでやっぱり合う合わないの相性が出てくるのですが、社会でも合う人間に出会う確立が少ないので医者なんていったらほとんど合う人に会ったためしがないです。
>
>歯に限らず普通の病院でも同様、説明が下手なので病気の時にも医者に話がうまく伝わらず苦労します。
>話が通じないのと、独自のオーラで先生自体に嫌われてしまうので病気ひとつもおちおちできないです(>_<)
私は以前胃酸の逆流がひどくて声帯を痛めてしまい、あまり声が出せなかった時がありました。
その時はメモに気になる症状と経過を書いて先生に渡したり、夫に付き添ってもらって適宜補足説明をしてもらいました。また気になる症状のことが書いてあるホームページを印刷して説明・質問をするようにしていました。
痛みなどは主観的なものなので、いつ、どの様な時にどの位痛いのかを記録を付けたり観察するようにして診察時話せるようまとめておくといいです。カレンダーや手帳にメモ程度でもいいから書いておくと後で参考になります。
後は気になる症状があったら1週間くらい意識して変化を確認することも大切です。数字にできることがあったらそれも記録しましょう。場合によってはそれらのデータが大切な診断材料になることもあります。
また疑問に思ったらどんどん質問し、メモを取ったり必要によってはデジカメなどで記録をとるといったことも大切です。きちんとした医師なら説明を嫌がりませんし、ちゃんと相談に乗ってくれます。
それと同時に大切なのは医師が話をきちんと聞く姿勢があるかだと思います。こちらの話をろくに聞かない、顔を見て話そうとしないといった医師は正直どうかな、と感じることが多いです。
NPO法人ささえあい医療人権センターCOLMでは「賢い患者になりましょう」を合言葉に『新・医師にかかる10箇条』という小冊子を発行・配布しています。参考にしてみてください。
新・医師にかかる10箇条 http://www.coml.gr.jp/10kajyo/index.html
また、痛みに関してはこのような本も出ています。顎関節症のことも書いてありましたし、痛みについてどのように医師に伝え、付き合って行ったらいいかも書いてあります。
「痛みのサイエンス」半場道子著 新潮選書
|
|