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▼sheepさん:
> アスペルガー症候群の特徴のひとつに、特定のことにこだわりが強いというのがあるようですが、私もかなりそうです。
ちょうど、うちのサイトで、その話題が出たところなので、ここでも説明いたします。(私は専門家ではありませんので、あくまで仮説として読んでね…)
自閉者の三本柱として、社会性、コミュニケーション、イマジネーションの欠如があります。
イマジネーション これは、空間を把握することができない。ものごとを多角的にとらえることができないということです。(けっして空想力が無い というわけではありません)
自閉者は、ものごとの全体を見渡す というのが苦手です。
それは、目で見えるものを見る場合のときもありますが、
空間や、会話、場の空気…こういった抽象的なものの全体を見渡すこと が、なにより苦手だと思います。
全体を見ることができないから、ピンポイントでパーツしか見られないのです。
どうしてもパーツだけをクローズアップしてしまう…
つまりはこだわってしまうのだと思います。
全体を見ることができる定型ならば気にしない些細なことも、そのパーツしか見ることができないので、どうしてもそこから動くことができない、こだわってしまう。
子供達の診察のとき、医者から「こだわりはありますか?こだわりがなければ自閉症ではありませんよ」と言われました。
そう、全体を見ることができれば、こだわりは無い つまりは、自閉症ではない ということになります。
そして、全体を見ることができない ということは、当然社会性も欠如いたします。
(うちの、アスペと診断された息子は、対個人だと対人関係にさほど困ってないのですが、学校という集団になると、対人関係に困惑している…そこにあるのかな と)
全体を見ることができない 会話も、主題より話の枝葉の方が気になってしまう(ピンポイントでしかとらえられないので)、話の枝葉を気にすると、相手の話の腰を折ることになり、相手の機嫌を損ねてしまうことにもつながります。
> 特に人と話していたり、何かを読んでいたりしても、あるひとつの音韻やひとつの事実が気になると、そこでずっと考えが止まってしまい、それ以上人の話を追えなくなることがあります。そのためしつこい人、訳の分からない人という目で見られたこともあったように、今になって思います。
たぶん、この辺に要因があると推察します。
しかも、そういう脳にできてるんでしょうね、私も、ここまで自分でわかっていて、物事の全体を見よう 多角的に見ようと意識していても、どうしてもピンポイントが気になって頭を離れない…。
気になるから、口に出さずにはいられず…結果、ものの見事に会話の主題からはずれてしまう 白い目で見られてしまいます。
> ほかにも人間関係が不器用な要因はあるのですが、何かひとつのことが気になると他のことに移りにくくなるというのは皆さんも経験していらっしゃるのでしょうか。もしそういう方がいらっしゃったら、そのようなときにどうしているか教えていただきたいです。何度も同じことのリバイバルが頭の中を席巻して、物事が進まないことが特に最近多いんです。
難しいんですけど、とりあえず人と会話するときは、なるべく努力して会話の全体を聞こう、話の中心となってる主題は何なのか?と考え、それに沿った会話をしようと心がけています(私は子供の時は現国が得意でしたので)
で、気になったピンポイント部分は、一人になれる時間までとっておいて、そのときにグルグルと考えています…(^_^;)(この時間を『瞑想の時間』と命名…瞑想…迷走かもしれないけど)
もしくは、私をよく知ってる人に、話します…(いい迷惑だわ…)
また、頭のグルグルがまとまれば、ブログにしたり、掲示板に書いたりして発散してる…(私の書きこだわりなの…これもある意味いい迷惑かも…笑)
いえ、いっときはそのグルグルとめられなくって、周囲にかなり迷惑かけたんですけど、最近はネットで発表することを覚えてから、だいぶ消化できるようになったのよん…。(そのかわり、ネット依存症かも…)
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