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>保健所には、こどもを療育できないと思わせたのですか?
思わせた...と言うか、本当に養育できなかったんですよ。
鬱状態が続いていた私ですが、乳児期はミルク飲み人形のように全く手がかからず、ほとんど眠りっぱなしの子供だったので、問題なかったんです。
離乳食が始まってからも、市販のベビーフード使いまくりでやり過ごせました。
が、普通食が近付くにつれて、食事が作ってやれない事に気付きました。
さらに、障害からくる二次障害(対人恐怖症)の為に外出はままならず、
私が(大部分が)受動型の為に、子供に話し欠ける事ができない。
音楽・テレビにも全く興味がないので、子供は音のない世界で育っていました。
もう一つ問題になっていたのは、子供自身も受動型のアスペな事。
ロクな食事を与えられなくても、泣き叫んで訴える事をしなかったんです。
泣く子なら、泣き声に耐えかねて私も動けたかも知れなかったのですが。
保育園を利用すれば、確実に栄養バランスを考えた給食を摂る事ができる、周囲からの刺激も受けられる。
我が子が生きていく為に、保育園は必要な場所だったのです。
子供が保育園に行っている間に、かろうじて夕食の用意くらいはできますし。
本来、保育園は”保育に欠ける子供”の為にありますよね?
なので、最初は福祉事務所に対して”母の障害の症状で我が子は保育に欠けている”と何度も訴えていたのですが、ウチの自治体が”障害を理由とした申請”に低いポイントしかつかない為、まともに相手にされませんでした。
そんな時に人から教えてもらったのが、保健所に訴える方法だったのです。
「”子供の為”ではなく、保育園に預ける事が”母親の為”になると訴えて下さい
」と。
視点の転換ですね。
保健所には
「障害の為、まともに育児ができなくてノイローゼぎみ」
と訴えました。
(実際は、ノイローゼではなかったですよ。ただ、話の持っていき方がわからなかったので、そのように話しました。)
ただ、この訴えを聞いた嘱託の精神科医がとんでもないヤツで、
「”育児で悩む”なんで皆ですよ。ふふん。」
と鼻で笑いやがったのです。
上に書いた、子供の生育状況を話しているのに!ですよ。
これで、我が子が保育園に入園できる道は閉ざされたんだと落ち込み、本来ただの?鬱状態だけだったのにこのバカ医者のせいで不眠になりました。
今、高い所に登ったら飛び降りてしまうかも知れないな、と感じてしまう位危険な状態に陥ってしまったのです。
この話を私の母が聞いて、保健所に怒鳴り込みに行きました。
ここからは保健所職員の態度が豹変、一気に保育園までのルートができました。
ご自身がアスペである事は保健所・福祉事務所・保育園に伝えた方が良いと思います。
役所関係に伝えるのは、入園の必要性をわかってもらう為ですが、
保育園は必要な配慮をしてもらう為です。
anaさんの状況が少しでも改善されますように。
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