アスペルガーの館の掲示板

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[#2914] 「私が思っていたこと」を読ませてもらって・・・ ブルースカイ 05/1/14(金) 22:03 [未読]

[#7262] Re:“医療機関の受診について”を読ませいて... 秋桜(管理人) 05/7/1(金) 21:00 [未読]
[#7283] Re:“医療機関の受診について”を読ませいて... penpen 05/7/4(月) 13:08 [未読]
[#7743] “交流分析 2” penpen 05/7/31(日) 8:06 [未読]
[#8422] “鈴木昌樹先生のこと”を読ませて頂いて penpen 05/9/9(金) 11:41 [未読]
[#8477] Re:“鈴木昌樹先生のこと”を読ませて頂いて 秋桜(管理人) 05/9/12(月) 18:20 [未読]

[#7262] Re:“医療機関の受診について”を読ませいて頂いて
 秋桜(管理人) メールホームページ  - 05/7/1(金) 21:00 -

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   ▼penpenさん:
こんばんは〜。ここ数日パソコンの調子が悪くてお返事が遅れました。すみません。

>おはようございますー。(=^・^=)
>
>新しいエッセイいつも楽しみにしています。
>わたしはぼーっとしているタイプのせいかどうも薬が効きづらく
>結局どう生活していったらいいのかという指導がほしいタイプですが
>病院の先生はお忙しいのでコスモスさんのエッセイは大変参考になります。

そう言っていただけると嬉しい限りです。本当は病院でもっと色々話せるといいのでしょうが、現在の病院の医療制度や診療報酬だとなかなかゆっくり話をする、ということが難しい現状があります。

また短時間で丁寧かつ効率的な問診を取る練習があまりされていない、という問題も医療現場の問題として挙げられます。

>で、思うのでがわたしの鬱がそれほどひどくなかったときは
>医師に適切に症状を訴えることができて
>お医者さんとの関係はまずまずでした。
>しかし、わたしの鬱がひどくなり
>医師の前で何も言葉が出なくなったあたりから
>医師との関係も悩むほど悪くなってしまいました。(>_<)
>
>コミュニケーション能力は確かに信頼関係を築くのに必要なことですね。
>身にしみます。

鬱などの二次障害が重なるとコミュニケーションを取るのはますます難しくなると思いますし、相手に対して不信感が重なれば当然コミュニケーションはこじれていくでしょう。もっと間に入って仲介する人が必要なのですが、ケースワーカーなどの情報が一般に広まっていないことも問題だと感じています。

自治体というのは広報以外あまり宣伝をしないので、保健センターや保健所で行われている情報を知るのはこちらが相当動かないと分かりにくいんですよね。中にいる人も発達障害のことを知っているとは限らないとなるとなかなか大変だと思います。

だからこちらもそういった事情を理解した上で実績を増やしていくつもりで働きかけよう、という気持ちで交渉してみることも大切なのだと思います。

[#7283] Re:“医療機関の受診について”を読ませいて頂いて
 penpen ホームページ  - 05/7/4(月) 13:08 -

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   ▼秋桜(管理人)さん:

>こんばんは〜。ここ数日パソコンの調子が悪くてお返事が遅れました。すみません。

直ってよかったですね!

>そう言っていただけると嬉しい限りです。本当は病院でもっと色々話せるといいのでしょうが、現在の病院の医療制度や診療報酬だとなかなかゆっくり話をする、ということが難しい現状があります。

ほんとうにそうですね。

>また短時間で丁寧かつ効率的な問診を取る練習があまりされていない、という問題も医療現場の問題として挙げられます。

そうなのですか。
それに加えて、アスペの人ってどうも自分の問題を適切に
表現することに関しては非常に不向きな気がします。
自分の心の内を語るのが難しいというか……。

>鬱などの二次障害が重なるとコミュニケーションを取るのはますます難しくなると思いますし、相手に対して不信感が重なれば当然コミュニケーションはこじれていくでしょう。もっと間に入って仲介する人が必要なのですが、ケースワーカーなどの情報が一般に広まっていないことも問題だと感じています。

>自治体というのは広報以外あまり宣伝をしないので、保健センターや保健所で行われている情報を知るのはこちらが相当動かないと分かりにくいんですよね。中にいる人も発達障害のことを知っているとは限らないとなるとなかなか大変だと思います。

>だからこちらもそういった事情を理解した上で実績を増やしていくつもりで働きかけよう、という気持ちで交渉してみることも大切なのだと思います。

そうなのでしょうね……。
なんというか、状態が悪いときは交渉能力が落ちて
ちょっとよくなればもう、相談することは医療分野以外の問題であるように
感じています。

そう言えば夫に言われたことがあります。
“お前が自分のことを語るときはすでに手遅れなのだ”と……。

[#7743] “交流分析 2”
 penpen ホームページ  - 05/7/31(日) 8:06 -

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   新しいエッセイをありがとうございます。
交流分析の中の構造分析ということで

>交流分析の提唱者であるエリック・バーンは
>人の心には3つの自我状態(親、大人、子ども)があり、
>必要に応じて3つのうちの1つが主導権を握ると考えた。

というのは興味深いです。

解離性障害、一般に言う多重人格もののノンフィクションを読むと
解離性障害の治療過程で教師、と名付けられる大人の人格が
出てきます。
また解離性障害が発生した時点にさかのぼって子どもの
人格が現れることも報告されています。

そのことから考えても
ひとの自我を構造的に分析するというのは
とてもよく理解できます。
多重的な自己、自我像は目には見えないけれど
人の心は確かにそんな風になっているのでしょうね。

>エゴグラムの長所は簡単な質問で自分と正確の特徴を知ることができることだが、その簡潔さばかりが先に立ってしまい、本来の目的である自分自身を知るための分析がおろそかになっているように感じている。

そうですね。
日本では(?)占いと心理学がちょっとごっちゃになっていますね。
自分を見つめることは日本人は苦手かもしれません。
“人に笑われないように”という他者の目が子どもの頃から
規範になっていると自分の内面を見つめるのが遅れます。

以前、コスモスさんが学校で自分の言動をビデオに撮って
見せられたと言っておられたので
“自分をビデオで確認するはちょっとこわい”とひいたら
“それができなきゃだめなんですよー”と掲示板で言われましたが……。(=^・^=)

いや、単なる自分の外見的なビデオでさえひくのに
心の中を具体的に見せられて、それを徹底的に分析するのは
かなりつらいかも……。

でも自分を知るのはトラブルを避ける第一歩なので
構造分析も正しく使われるようになるといいですね。

[#8422] “鈴木昌樹先生のこと”を読ませて頂いて
 penpen ホームページ  - 05/9/9(金) 11:41 -

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   新しいエッセイをありがとうございます。

わたしがアスペルガーのことを知ったのは4年前、シンユウさんの
このHPに出会ったおかげです。

今までの疑問が一挙に解けたような気がしました。
それまでわたしは自分のおかしさについて、
世の中への違和感について自分なりに模索してきました。
大学時代は自分が境界線上の知恵遅れではないかと疑っていましたし、
分裂症(昔のいい方ですが)と思ったこともあります。
精神病関係の本はかなり読んだと思うのですが、
“アスペルガー”というキーワードは見つけることができませんでした。

でもアスペルガーを知ってその関連の文献を読んでみると
日本では他の国より早くアスペルガーという症例が知られていた、という記述に
たまに出会いました。

あれだけいろいろ文献をあさったのに?と思いましたが
わたしがいろいろ自分を模索した時期(1970年代後半)にすでに
鈴木先生はお亡くなりになっていたのでしょうね。

アスペルガー博士もそうですが、先駆者にはある直感的な
鋭さがあり、後の研究者にはどうしても追いつけないような
ひらめきがあります。

先駆者の仕事は年月がたっても必ず見直しと評価がなされ続けるのだと
思います。

療育を受けてきた秋桜さんはある意味で
鈴木先生の理論の正しさを証明する存在とも言えるのかもしれませんね。

[#8477] Re:“鈴木昌樹先生のこと”を読ませて頂いて
 秋桜(管理人) メールホームページ  - 05/9/12(月) 18:20 -

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   ▼penpenさん:
>新しいエッセイをありがとうございます。

いつもエッセイの感想をありがとうございます。
お返事が遅くなってすみません。

>でもアスペルガーを知ってその関連の文献を読んでみると
>日本では他の国より早くアスペルガーという症例が知られていた、という記述に
>たまに出会いました。
>
>あれだけいろいろ文献をあさったのに?と思いましたが
>わたしがいろいろ自分を模索した時期(1970年代後半)にすでに
>鈴木先生はお亡くなりになっていたのでしょうね。

そうだったみたいです。鈴木先生の著書をタイトルなどで探すと1960年代前半から1970年代前半を中心に論文などを書かれています。なので50代以上の専門家は鈴木先生の事を比較的ご存知なのですが、1978年にお亡くなりになったためにその年代より下の人はほとんど知らないのが現状です(逆に私が鈴木先生の本を持っていることに驚かれました)。

>アスペルガー博士もそうですが、先駆者にはある直感的な
>鋭さがあり、後の研究者にはどうしても追いつけないような
>ひらめきがあります。
>
>先駆者の仕事は年月がたっても必ず見直しと評価がなされ続けるのだと
>思います。

鈴木先生をご存知の方に話を聞いた事があるのですが、「天才肌の人だった」らしいです。

「微細脳障害(MBD)」ということばで現在でいうADHDやLDについて説明されています。
http://www.jc-net.jp/outCts.cgi?no=1730

>療育を受けてきた秋桜さんはある意味で
>鈴木先生の理論の正しさを証明する存在とも言えるのかもしれませんね。

以前私のスーパーバイザーで、30年近く言語聴覚士をやってきた先生に自分のことを話したら、「あなたの話を聞いて、私がしてきたことは間違っていなかったんだって自信がもてたわ。ありがとう」と言われた事があります。

療育の専門家になった今でも鈴木先生の著書は折に触れて読んでいますが、いつ読んでも新しい発見があります。私にとって鈴木先生の本は原点のようなものです。

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