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もしもしさん、初めまして。
たぶん当事者(発達障害が専門ではない普通の精神科医に、鬱で
通っていた時アスペと診断されたことがあります)の樹村と申しま
す。
で、自分の子供時代の経験を少し。
私も友達の出来にくい、一人でいることがほとんどな子供でした。
でも本人はほとんど気にしていませんでした。むしろ逆に、他人と
接したり会話したりするのが苦痛でしかなかったですから。
で、やはり親の方がやたらと気にして、「友達を作れ」「誰かと
会話しろ」云々と、当時は山のように叱られました。でも「それは
私に苦しめということ?今のままで、何も困っていないのに」とか
内心思っていて、腹を立てていました(-_-;)。
社交性は、ないよりあった方が便利なので、親御さんが心配され
るのも分かりますし、教育しようとされるのも当然ですが。子供さ
んは私のように感じている可能性もあります。このことに留意して、
焦らず、ゆっくり療育して上げて下さい。目標も「社交的な人」み
たいな高度なところには置かず(もしもしさんが、どのくらいを目
標と考えておられるのかは分かりませんが)、「取っつき難いけど、
話してみると良い人」くらいの身近なレベルに置かれると良いと思
います。ASの子には、それでも高い目標でしょうし、また実社会
ではそのくらいの社交性があれば充分渡って行けますし。
焦ったり高すぎる目標を押しつけたりすると、短期的には恨まれ
ちゃう可能性もあると思います(実際私は、ハッキリ親を憎んでい
ましたから)。
お気に障ったらごめんなさい。
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