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▼ほうきぼしさん:
>▼penpenさん:
おはようございます。
>当たっているご指摘が多いだけに、ちょっとへこんでました。
>私が通級に対してこだわりや差別意識があるというのは、確かですから。
子どもがアスペルガーかもしれませんと言われるのは
親としてはすごくショックなことです。
なにか育てにくさを感じながら努力と忍耐でなんとかやってきたのに
実は障害だったと言われるのはかなりつらい体験です。
生まれつきの障害なら、交通事故などで障害を持つのなら
病気になってから病院で宣告される障害ならまだ理解できますが、
一見、普通にしか見えないから、普通に育てようと努力してきたのに
病気だと言われて
受け入れることができるまでには時間がかかります。
親は5体満足な子どもが生まれるとほっとします。
アスペルガーの子どもは生まれた時には5体満足です。
ほっとします。
障害がなかったと……。
それがある程度育ってから、障害があったと気がつくのはショックな体験です。
ある子は3歳児検診で……。
ある子は小学校の入学時検診で
ある子はほうきぼしさんの子どもさんのように学校途中で
ある子は中学で不登校になってから
ある子は大学で留年したり中退したりして……。
就職してから、人間関係がうまくいかず、
そのままひきこもりになって気がつく場合もありますし、
恋愛がうまくいかなかったり、
夫婦関係がうまく行かず気がつくこともあります。
子どもを持ってから、子どもの起こすトラブルに病院を受診し、
調べてもらったら母親もそうだったという場合もあります。←わたしです。
アスペルガーという障害を受け入れて気がつくのは
普通になるためになんと自分や子どもに無理をさせてきたかということです。
その無理のつけは大きいです。
自分の子どもがアスペルガーでも親はなかなか気がつかないです。
赤ちゃんの時から付き合っているのでそこそこつきあいかたもわかります。
非常に大きな負担も毎日のことになると慣れます。
だから外国に転勤になって、子どもを現地の学校に入学させてから
トラブルの続出で、現地の校長先生に
“子どもさんが障害児であることを隠していた”というような誤解を受けて
学校をやめさせられたということも実際にあったそうです。
親は気がつかないのですよね。
周囲は気がついても……。
ほうきぼしさんはおそらく今、混乱しているのだと思います。
そういう時に決断をするのはたくさんの意見を聞いても難しいです。
通級に行かせたくないのは、ほうきぼしさんが
自分の子どもに障害があるということを認めることができないからだと思います。
その時はフリージアさんがおっしゃるように
先延ばししてもいいと思います。
受け入れられないままについ、
教師としての姿勢を問うような反発を見せてしまうとこじれます。
“自分の子どもに障害があるのはとてもまだうけいれられません”
“混乱しています”
“決められません”
“今まで普通の子だと思って努力してきました”
“待ってください”
と自分の気持ちを率直に言えば、校長先生も
待ってくださるのではないでしょうか。
理解して頂けると思います。
校長先生のことばは
売り言葉に買い言葉のようにも思えます。
フリージアさんの混乱から来る反発に反応したことばというか……。
混乱している時につい、建前的な教師像を相手に求めてしまうのは
とてもよくわかりますが、
やはり先生を信頼して、
ほうきぼしさんの気持ちを率直に言うしかないのではないでしょうか。
今一番助けが必要なのはほうきぼしさん自身だと思います。
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