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▼mellowさん:
> 約一ヶ月前に、度重なるネットサーフィンの末、私は自分がASなのではないかと知りました。
> しかし、ASが先天性の障害であるということが、今一つ受け入れられず、もう一つの可能性として、幼少期における人間関係のトラウマが原因なのではとも考えてしまい、毎日天秤が揺れている状態です。
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> というのも、ASの特徴や、障害の機構などを知ったところで、現時点において有効な対策方法が無いということが、自分が自閉症という障害者であると受け入れられない最大の理由となっています。
> また、ゲシュタルト療法などの精神療法で、今現在も続くコミュニケーション障害が改善されるなら・・・とも淡い期待ももっています。
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> これまでの過去を振り返ると、私は典型的なASの特徴を兼ね備えており、この障害がもとで二次障害も抱えています。これまでの人間関係における苦痛がASに起因するものだとすると、全て説明がつく気もします。
> しかし、ソーシャルスキルトレーニング以外に有効な手立てが無いという現状は、どうしても受け入れられません。
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> 頭のどこかでは、このコミュニケーション能力の低さはどうにも抗えないものなのだと、分かってはいるのですが、一生このままなのかと思うと、気持ちの面で、どうしても認められない自分もいます。
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> いま、巷ではエニアグラムなどの人間関係能力向上のセミナーがぽつぽつと出てきていますが、そういったものに通ったところで、この障害が消えるわけではないのだろうかと、期待とも疑問ともつかぬ迷いも生じています。一般の人には効果が出るのかもしれないけれど、自閉症者にはダメなのか?と。
きつい物言いになってしまいます。ごめんなさい。
「有効な対策方法が無い」と書かれていますが、「対策」についてmellowさんがどのように捉えているのかが、私は気になります。
1 「自分自身が考え、試行錯誤していこう。他の人の体験や助言等、参考にするが鵜呑みにはしない。」と捉えている
2 「トラウマ・精神療法・人間関係能力向上セミナーといった分野の専門家に、頼り切っていくものだ」と捉えている
正直なところ、mellowさんが2のように捉えているように、私には見受けられます。
ASであっても定型発達であっても、「専門家に頼りきる」という方針でいたならば、コミュニケーションの改善は困難だと思います。
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