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新しいエッセイをありがとうございます。
わたしがアスペルガーのことを知ったのは4年前、シンユウさんの
このHPに出会ったおかげです。
今までの疑問が一挙に解けたような気がしました。
それまでわたしは自分のおかしさについて、
世の中への違和感について自分なりに模索してきました。
大学時代は自分が境界線上の知恵遅れではないかと疑っていましたし、
分裂症(昔のいい方ですが)と思ったこともあります。
精神病関係の本はかなり読んだと思うのですが、
“アスペルガー”というキーワードは見つけることができませんでした。
でもアスペルガーを知ってその関連の文献を読んでみると
日本では他の国より早くアスペルガーという症例が知られていた、という記述に
たまに出会いました。
あれだけいろいろ文献をあさったのに?と思いましたが
わたしがいろいろ自分を模索した時期(1970年代後半)にすでに
鈴木先生はお亡くなりになっていたのでしょうね。
アスペルガー博士もそうですが、先駆者にはある直感的な
鋭さがあり、後の研究者にはどうしても追いつけないような
ひらめきがあります。
先駆者の仕事は年月がたっても必ず見直しと評価がなされ続けるのだと
思います。
療育を受けてきた秋桜さんはある意味で
鈴木先生の理論の正しさを証明する存在とも言えるのかもしれませんね。
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